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「情報リテラシー」の授業に参加してみた①

Tableau DATASaber Bridge-2nd挑戦中のHorikawaです。

ひと月ほど前ですが、「情報リテラシー」授業に参加*しました。
これは本学の「データサイエンス・AI教育プログラム」の科目であり、
全学部の1年生が入学してすぐに同内容で学ぶ科目となります。

授業公開週間・授業参観

本学では、半期ごとにFD(Faculty Development)の一環として、授業公開週間・授業参観が設けられています。

【授業参観の目的】
教員:自らの授業を振り返り、授業改善のヒントを得る機会とする。
職員:本学での教育の現状を理解し、大学広報などに活用する。

この期間、教職員は自由に学部・学科を選び、好きな講義を参観することができます(一部、学部から指定された科目を除く)。
私は職員なので、いつも専門的な座学講義よりも初年次のゼミナールや演習科目を選んで参観しています。

今回この科目を選んだのは、学生たちがどのようにTableauで学んでいるのか知りたかったから。また、参観したのは単位が修得できなかった学生向けの「再履修クラス」。語学科目が苦手な学生がいるように、PC操作が苦手だったり、分析と聞くだけで難しい、無理って思う学生もいるかもしれません。その様子も知りたく、この講義を選びました。

*「参観」ではなく「参加」と記したのは、学生と共にPCを使用し、Tableau Desktopを操作したからです。

「情報リテラシー」の内容 
※2023年度「情報リテラシー」共通シラバス抜粋

ここで「情報リテラシー」科目の内容を書きます。

【目的】
「情報リテラシー」とは、大学での学修や社会で仕事を行う際に必要となるPCの操作方法に関するスキルであるとともに、PCやネット上の情報を活用、分析できる力(情報収集→情報分析→課題発見→構想→表現)のことである。
【概要】
本科目では、そのような「情報リテラシー」を身につけるために、PC本体やソフトウェア、インターネットに関する基本的な概念や操作方法を、実際にPCを操作しながら理解に努める。
北陸大学では2022年度から「北陸大学データサイエンス・AI教育プログラム」を開始し、各学部学科に設置された情報リテラシー科目と統計学入門科目の両方に合格すると、オープンバッジによる修了証が授与される。
【特徴】
本授業では、世界No.1のCRM企業であるセールスフォース社と連携し、ビジネスデータ分析ツールとして最もよく利用されているTableau Desktopを用いた学習や演習を実施する。
授業内に全学部学科の情報リテラシー科目履修者を対象に実施する「Tableau分析コンペティション」では、太陽が丘キャンパスのカフェテリアの運営企業(株式会社太陽アソシエイツ)から売上げデータの提供を受け、新型コロナウィルスによるビジネス環境の変化といった課題についての分析を行う。
授業では佐藤豊氏(前セールスフォース・ジャパン株式会社執行役員 Tableau統括カントリーマネージャー)と、津久井浩太郎氏(ヴェルク株式会社取締役)によるビデオ講演を実施する。 
【講義内容(全15コマ)】
1.情報ガイダンスの補足(ノートPC基本操作、タッチタイピング等)
2.Gmail・Teamsの使い方、Tableau Desktopのインストール
3.Wordによるミニレポートの作成
  <データサイエンスセクション>佐藤氏の講演
4.ミニフィールドワーク結果をPowerPointで共同作業
  <データサイエンスセクション>Tableau演習①
5.ノートPCの設定確認、クラウドドライブの設定
  <データサイエンスセクション>Tableau演習②
6.情報モラル、情報セキュリティ
  <データサイエンスセクション>Tableau演習③
7.AIとは何か、AI留意事項、AI体験
  <データサイエンスセクション>Tableau演習④
8.50%アンケートフォームの作成
  <データサイエンスセクション>Tableau演習⑤

9.クラス内世論調査アンケートフォームの作成
  <データサイエンスセクション>津久井氏の講演、
                Tableau分析コンペティション中間発表
10.世論調査アンケートデータ分析
  <データサイエンスセクション>Tableau分析コンペティション最終発表
11. 世論調査分析結果の発表資料作成
12. Excelによるタイピングデータの分析① 
  <データサイエンスセクション>Tableau分析コンペティション表彰式
13. Excelによるタイピングエータの分析②
14. Wordを用いたデータ分析レポート作成(最終課題)
15. タイピング分析レポート(最終課題)のピアレビュー、タイピング最終  
 テスト

私は、第8回に参加しました。

学生と共にタイピングテストを受け、スコアを登録
Tableau Desktopを使って、「人口分析データ」の可視化
Googleフォームでアンケートを作成し、受講生同士で回答

1コマ90分の間にこれだけ盛りだくさんの内容です。

講義の様子は次回、「情報リテラシー」の授業に参加した②で書きます。








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