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【2弾環境アルティメットバトル優勝】現環境に強く戦えるLビルス解説(L神悟空対面詳細解説)

割引あり

こんにちは。
おあ(@oaaaaaaaa69)と申します。
原作から大好きだったドラゴンボールに導かれ、TCGを始めました。
まだTCG歴2カ月ほどの新参者ですが、とても楽しく日々修行しております。
また1弾環境アルバトEX名古屋でビルスを使用しシリアル悟空獲得できました。

今回は2弾環境で強く戦えるLビルスのデッキ解説および現環境で最も多いかつ強い神悟空対面でのLビルスの戦い方を記事にさせて頂ければと思います。




1.はじめに


チャンピオンシップ東京でL神悟空を使用し7-2の友人と前日徹夜で調整した結果、
体感上、L神悟空に対して先手勝率5割程、後手勝率7〜8割程の結果になりました。
その後、5/24のアルティメットバトルに同デッキを持ち込み、先手3回引いた中、優勝することができました。

Lビルスは各リーダーに対しての戦い方さえ理解していれば2弾環境ではかなり強く戦えるデッキだと思っております。

また、環境初期のためか、L神悟空使用者の多くがLビルスに対しての立ち回りを理解されていないと感じるので、練度とL神悟空への立ち回りさえ理解できれば現行では有利に戦えると思います。
また、L神悟空を使用されていてLビルスに苦手意識がある方もLビルスの立回りが理解できることで対策が取れる点があると思います。

自分は1弾環境後半からLビルスを使用しておりますが、他のビルスプレイヤーのnoteを読んで勉強し、対面、デジタル版含めかなり練習し、たくさんプレミをし、たくさん負け、少しずつですが練度を高めてここまで至ったと思っております。

ですので、こちらの記事を読んでデッキを組みいざアルバトへ・・・
という風にはならずに、まずは一人でデッキを数十回使用して感覚を掴みながらご自身の好みで構築を修正し身体で覚えるまで修行してください。

自身の練度が低いと後手でも普通に負けます。
相手の練度が低いと先手でも余裕で勝てます。

前者は努力でカバーできます。後者は他力本願です。前者を極めることで自ずと勝率が上がると思います。

原作一緒でサイヤ人は死の淵から蘇ると強くなります。ショップバトルやデジタル版でたくさん負けてたくさん修正してサイヤ人らしく強くなりましょう。



・・・前置きはここまでにして本題に入ります。

無料部分ではLビルスの特長および戦う上での考え方等を述べさせていただきます。
TCGベテランの方からしたら当たり前のことや的外れな点もあるかもしれませんが
あくまで私自身の見解と所感ですのでご理解頂ければ幸いです。

2.Lビルスについて


(1)タイプの違う赤リーダー


Lビルスはミッドレンジ〜コントロール型だと思います。
よく赤なのでアグロ型と勘違いされる方がいますが、ビルスは盤面処理をしながら相手のリソースを削っていくタイプのリーダーです。
青悟空をよく使われていた方がビルスを使うと「戦い方がわからない」と言われる方がいます。
アグロ型とミッドレンジ〜コントロール型なのでそもそも戦い方が違います。
また、クリティカルリーダーなのでお互い少ないリソースで戦うことを求めるタイプです。
相手のリソースを少なくする一方、自分のリソースも少ないリスクも伴うため、「無駄に攻めのコンボを切らない=自分リソースを弱めない」ことも重要です。

(2)クリティカルリーダーの戦い方


まずクリティカルリーダーの短所として手札事故は起きやすいです。
これは覚醒が3ターン目の場合、リーダーアタック時のドローが1〜2回できないため必然的に手札が増えません。
そのため後述するデッキレシピにはサーチ系のカードやドロー系のカードを複数枚入れております。
一方で序盤に20,000のクリティカルアタックができる分、相手にも覚醒前まで10,000コンボorライフ1枚ドロップを複数回要求でき、リソースを割くことができます。
よく覚醒効果が強いLゴクウブラックや対Lビルスミラーに対して覚醒前までは殴るor殴らない論争がありますが、私は原則殴る派です。※あくまでも原則
ライフから覚醒前まで自傷や相手被アタックで手札に加えるのもドローと同等です。
クリティカルアタックによりライフドローを1枚減らせる機会を逃し、相手に自傷させるのはただでドローさせているのと同じです。
自分はドローできない制約がある以上、相手にも1ドロー減らす制約を与えることで結果的に相手のリソースを削ることができます。
最終的なコンボ等にも影響していくので原則リーダーのクリティカルアタックはするべきだと思います。
例外として、自身が自傷カードを全く引けずに相手だけ自傷が進んでいる状態はアタックしない場合もあります。
例:自分ライフ6かつ自傷0で相手ライフ5の対ゴクウブラック等→相手だけ覚醒され早期に6ゴクウブラックを出され、一方的に大型を盤面に並べられる
また、覚醒スピードは相手に合わせることを意識してください。相手覚醒後は基本リーダーアタックはクリティカルorドロー関係なく守ります。そのため、相手覚醒後に自身が覚醒していないとアタック時1ドロー分損します。

(3)意識すること


相手との手札差を特に意識します。
毎ターン自分と相手の手札消費の差を増やし、相手をジワジワ弱らせて勝ちます。
そのため自身の盤面を常に支配することが重要で、相手の盤面をリーダー効果+バトルカードのマイナス効果で処理し、盤面のバトルカードから相手リーダーにアタックを続け手札消費を押し付けるプレイを意識します。
また、コンボは基本守りに使います。自身のライフおよび場のバトルカードを守るようにコンボを切り、攻撃のコンボは原則切りません。
攻撃コンボでよく使用する+15,000要求は自身が切るコンボではなく、マイナス効果で相手のバトルカードのパワーを下げて上から10,000アタックをして相手に15,000コンボを要求することを意識します。
※あくまで原則なのでリーサルにいく場合等は攻撃コンボも使用します。

(4)弱点(および2弾で解消されたこと)


①横展開が苦手:単体置きが多いため、バウンスや処理に弱い → 4ケフラで大幅解消
②リソース不足:クリティカルリーダー故に → 4ケフラ、3ケフラで大幅解消
③耐久面:覚醒スピードが比較的早いため、ライフ4から3への脅威に中盤早々に直面し覚醒後20,000パワーなので大型カードの攻撃に弱い
①,②が大幅に解消されたことで前弾で最も苦手だった青デッキにも戦えるようになりました。
③については盤面で戦うことで相手のリーダーへのアタックを自身の盤面に向けさせ自身のライフをケアする戦い方を意識します。

3.リーダー選定理由

チャンピオンシップ東京~現アルバト環境(5月末時点)の使用リーダー分布

・神悟空:40%~60%
・ビルス:10%~20%
・青(ベジータ、トランクス):10%~20%
・その他(合体ザマス、ゴクウブラック、セル、フリーザ等):10%~30%
※参加者のコメントやXでの投稿等を参照して判断

地域差はありますが石を投げれば2人に1人は神悟空に当たる環境です・・・
実際、L神悟空は展開力(リーダー効果&4ケフラ)、打点(身勝手の極意)、除去力(3悟空、3悟飯、5ビルス等)等全てにおいて総合的に強く環境筆頭だと思います。
神悟空を握ってジャンケンに勝ち続けれることが勝つことへの一番の近道だと思いますが
ミラーマッチで先手の勝率が著しく低く、試合前のジャンケンでほぼ決着がつく理不尽さからL神悟空に五分〜微有利以上かつ先手勝率もある程度期待でき、その他リーダーにも明確な不利がないリーダーを選定することが期待値的にも良いと感じました。

そこで、Lビルスを使用しL神悟空への対応方法を模索した次第です。

Lビルス採用理由をまとめると以下の通りです。
・現環境で最も多いL神悟空に先手微不利、後手有利(結果五分~微有利)な点
・次点のミラー、青には先手不利、後手有利(結果五分程度)な点
・現環境で明確な苦手リーダーがいない点

Lビルスは当初青リーダー、特にLベジータには不利な印象がありました。特に1弾環境では最悪でした。
理由は上記弱点①〜③で述べた通りで、Lベジータの苦手とする横展開が不得意かつ処理(バウンス)、リソース、耐久面全てベジータに劣っていたためです。
しかし2弾環境になると先手は多少厳しいですが後手なら戦える印象です。

Lビルスの各リーダーの相性

・神悟空:平均微有利以上(先手4〜5割程度、後手7〜8割程度)
・青悟空:微有利以上
・青:五分(先手不利、後手有利)
・黄:全面的に有利
・緑:恐らく五分以上
※合体ザマス、緑リーダーは対面での試行回数が少ないため諸説あり

緑リーダーとの試行回数が少ないため明確な相性はわかりませんが、戦い方は理解しているつもりなので不利まではいかないと思います。

以下より有料部分になります。
5月末時点での環境になりますので今後、研究が深まり見解等が変わる可能性がある点
あくまでも私自身の考察が含まれている点
上記を理解頂いた方のみ購読をご検討ください。
環境や考察が変わるたびに今後も内容追記していきたいと思っております。
拡散頂いた方はカードパック1枚分と同額(220円)とします。1パック空ける感覚でお読み頂けると幸いです。

4.デッキ紹介


5月24日アルバト優勝時点での構築
※現在はこちらの構築ではないです。


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