239. 社会的証明「ゼロ」!インスタ映えしない彼氏最強説

こんにちは、梅田王子です。
今回は、社会的証明を使わないでモテる方法をご紹介します。

社会的証明とは?

社会的証明というのは、簡単にいうと「東大卒」「ハーバード大学の研究では」「トヨタの正社員」とかいう釣書や他人の権威に託(かこつ)けて、自分は社会的に信頼がある、又はあの人は社会的に信頼があると思ったり思わせたりする現象やテクニックのことを言います。

それでよく、彼女を作るには、婚活をするには、「年収いくら必要」「勤務先はどこそこ以上」「当然次男(最近は聞かないですが)」といった情報が必要で、そうやってあなたの魅力を手っ取り早くチート上げしておきましょうというテクニックが有料で売られていたりします。

しかしですね、現実では「年収、勤務先、出自もろもろ」を書いたゼッケンでも貼り付けて生活しているわけではないですから、人付き合いにおいて(特にナンパでは)そういう情報はほとんど役には立たないのです。

マッチングアプリで事情が変わる

と、私は昔から得意げにいっていたのですが、マッチングアプリなるものの出現で、あらかじめ「年収、勤務先、出自もろもろ」を書いたゼッケンを本当に貼り付けて、異性を探すというサービスが一般化してしまったことにより、そういう情報も少しは役には立つようになってしまいました。

それでも、やはり「年収、勤務先、出自もろもろ」をアピールしたところで、マッチングにつながるわけでもないようです。女性は、男性の特に何を見て「行ける・行けない」の判断をしているのでしょうか?

私はストリートナンパからマッチングアプリまで、出会った女性に年収はおろか就業先すら明らかにしたことがありません。住んでる家の住所すら、誰も知りません。それなのに、年単位できちんと付き合えている女性はたくさんいます。

実は、私も出会った女性の年収はおろか就業先、住んでる家の住所すら知りません。お互い様なのです。

彼女の名字知りませんけど何か?

私が開示しているのは、本名と生年月日、そしてウソ偽りないキャリア(経歴)、それだけです。むしろ、名字を知らない女性、というか付き合っている彼女のほとんどの名字を私は知りません。要はフルネームを知らない。
普通の感覚では、なんて非常識なんだという責めにあっても当然だとは思いますが、名前なんか識別さえできればそれでいいですし、仮に「年収、勤務先、出自もろもろ」を聞いてしまったとしても、「だからなに?」程度にしか意識しないようにしています。

ストリートナンパや店員ナンパでも、本物の名刺を使うことはありますが、そういった情報はLINE交換をした後や、2回目以降のデートを済ませた後に知るというパターンがほとんどです。

「えっ、そうだったんですか?」

と驚かれますが、私としては「だからなに?」程度にしか態度に出しません。

色恋には邪魔な情報

私も過去社会的証明を繰り出して、時には偽って自己PRを繰り返した時もありましたが、むしろ何も言わない方がコミュニケーションがうまくいくことに気がつき、気がつけば「年収、勤務先、出自もろもろ」を何も言わないまま付き合うことが普通になってしまいました。

理由は色々考えられるのですが、「年収、勤務先、出自もろもろ」といったこの手の情報は、かえって人を打算的にして、色恋の邪魔になるだけではないかと思うのです。

確かに、私の「年収、勤務先、出自もろもろ」に興味を示す女性も一定の割合で存在したのですが、その人たちと付き合った経験は一度もありません。向こうから、勝手に去っていきます。

「しない」と言う習慣

では、私のアプローチ方法に社会的証明が全くないのかといえば、それは違います。態度や振る舞い、言動から、勝手に「この人は何か違う」という感覚を、女性の方から率先して感じ取ってもらえるようにしているのです。

私はまず、
女性と話す時にビジネス敬語を使いません。
股間の前で手を組みません。
他の女の話をしません。
高い食事に誘いません。
スーツを着崩していません。
鞄の中・財布の中を散らかしていません。
人前でケータイをいじりません。
数え上げればキリがないですが、何かお気づきですか?

私の社会的証明は、「**しない」。
そう、普通の人がするようなことを、しないのです。

時折、モテるためには人とは違うことを「やれ」というアドバイスを耳にすることがあるのですが、何かを「する」というテクニックは、まだ優しいです。
本当に効果的なテクニックは、何かを「しない」というテクニックです。何かを「する」というテクニックは、それをしたらその目的は達成します。しかし、何かを「しない」というテクニックは、いつまでも目的が達成しません。
終わりがないのです。

余計なことをしない・言わない

女性は減点方式というお話は、私もその通りだと思います。そして、女性の減点は、何かをしなかったより、何かをしたことにより発動されるのではないかというのが私の考えです。

ですから、私は常に「あれをしなきゃ、これをしなきゃ」と意識をふらつかせて理想のデートコースをパーフェクトにエスコートしなくちゃと言う強迫観念とは全く無縁で、そうではなく「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」と、自らの行動を常に管理下に置き、自制し、「余計なことをしない・言わない」にほぼ全ての意識を集中させています。

私の説では、特に色恋の関わる人間関係の構築には、社会的証明による信用よりも、実際に接してみたときの「嫌悪感」による感覚の方がはるかに重要であると考えています。

そして、その「嫌悪感」は大抵なにかが「ある」、何かを「する」というポジティブな作用で発現するのです。
臭いがある、タバコを吸う、変なストラップがついている、余計な一言を言う、、これも数え出したらキリがありません。

インスタ映えしない彼氏最強説

しかし、こんな男では女性は自分の彼氏を自慢できません。どこ大卒でどこに勤めていて年収いくらで休みの日には筋トレをして年に一回は海外旅行に行ってるみたいで、、、。と言いたいところ、優しいし丁寧だし行動がお洒落だしタバコも吸わないしお酒に酔っても顔色一つ変えないし、頼りになるしなんかいつも大事にされてる気がするし、、、ああ、どれもこれも抽象的すぎてこれじゃ全然インスタ映えしないよ!

社会的証明「ゼロ」でインスタ映えすらしないモテモテの彼氏ってお前のことかよ!

そう、私はめちゃくちゃ素敵な男なんですが、このアプローチではいかんせんインスタ映え要素が絶無なのです。
でも、毎日楽しく生きています。
これでいいのです。

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