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香水をつけない女は終わりか

香水をつけない女は女じゃない…そう思ってる時期が僕にもありました…by 私

うんうん。そうだね。
ボクシングには蹴り技がないと多くの人が思うであろう強い固定概念と同じぐらい、女は絶対香水つけるべきと思ってた時期が私にもあったんですよ。
(でもキックボクシングじゃなかったら蹴り技ないだろ。まぁ刃牙が言うことが間違ってるわけねぇか…)

で私、中学生がピークでコツコツと香水買い集め、大学の時は自他ともに認める香水好きな人だったわけで、社会人なってから買う頻度は減ったけど引き続き好きで、食べ物を扱う仕事やったから休みの日だけ必ずその時お気に入りの香水つけてた。

ただね、変わったね。

出産してから。

だってね、子どもがなんとも言えないいい匂いすんのよ。
どんな香りかって?
これはもう

なんとも言えない
赤ちゃんが生きてる匂い

本当に何にも似てない。あれなんだろう?
しかも旦那はそこまで感じないらしい。やっぱ自分の子宮から出てきたから感じるのかな?
ラストノートに子宮が残ってるの?
子宮の香りって何?
知りたい方は友達の赤ちゃんや親戚の赤ちゃんをぜひくんかくんかフガフガさせてもらってください。首のへんがいいかな。頭もいいかな。あ、全部いいかな。

で、香水の話ですが

香水ってアロマオイルとかじゃない限りまぁ人工的な香りになるのは致し方ない。というかその調香こそが香水の良さ。
なんかね、子供にそういう人工の香りの固まりをつけたくない。なぜかそういう気分になってしまった。
どこにも香水が子供に悪いとか書いてないし、直接ぶっかけるわけでもなし、調べたこともない。でもなんか、私の本能が子供とくっつく時は子供の匂いだけ!と言っている。叫んでいる。
なぜなんだ?
あんなに香水大好きだったのに…

ただ、産まれたてよりかはさすがにその気持ちは薄れて、息子が2歳になった今子ナシででかける時は必ずつけたいと思うまでにはなった。
ただ昔と確実に好みが変わった。
昔は

香水=なりたい女性のイメージ
だったのが

今は
香水=私を癒してくれる香り

になった。

すれ違ったイケメンが
「あ、あの香り…忘れらんねーぜ!誰だろう?気になってきた!ワクワクすっぞ!!」
のシミュレーションは、もう私には必要ないのだ。
ちがう、したくてもいつの日かできなくなった。

ワクワクすっぞのイケメンを想像出来る方、
ぜひ、ぜひ!!今男ウケする香水の研究をしこたま楽しんでほしい。
男ウケする香水とひとくちに言ってもいろんなジャンルあるぞ!!石鹸系柔軟剤系が全てじゃないぞ!!

何が言いたいかってーと昔私が心の底からモテたくて読んだ小悪魔の教科書みたいな本に書いていた
「女は香水つけろ」←略しすぎ
の一文はおそらく、
ワクワクイケメンが想像できなくなっても、年相応、環境に適応した香水の楽しみ方があるぞ。メリットしかないぞ!という
すごく有益なお告げだったのでは…??

だから香水つけない女は女ではない

は、

あながち間違ってないのかもしれん。
パジャマで香水つけようと思わんもん。
メイクしておしゃれして最後の仕上げみたいなもんやから。なんの変哲のないビーフシチューもちょろっとの牛乳回しがけてパセリ振ったらあら不思議ってのあるじゃないですか。
でも生のジャガイモにパセリかけないやん、皮剥くやん、火通すやん。
皮剥いて火通さんようになったら女終わりなんかもね。

私は圧力鍋にぶっこんで煮込むまではまだやりたいと思えるかな。香水のおかげとは言わんけど、これつけたいなって思えたら動ける。
でももうイケメンのためじゃない。
かと言って旦那のためでもない。
ただただ鏡見た時、写真見た時自分がテンション下がらないためにやるだけ。
そう、自分のために!!

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