見出し画像

【テレビっ子アゲイン⑩】昭和60年生まれの小生が風邪で小学校休んだりした日に親しんだNHK教育テレビ番組5選を振り返ってみる、の巻

 結論から言おう!!・・・・・・こんにちは。( *¯ ꒳¯*)
 近々、ゲームの『バイオハザード』シリーズのCGアニメーション劇場版最新作『バイオハザード:アイランド』がアナウンスされてホッホー、てなO次郎です。

※レオンやクリスが『6』以降のビジュアルなのに対してジルはまんま『3』の見た目ということは彼女は回想シーンでの出演とかなのかな?
ともあれ、昨年の配信ドラマの『インフィニット ダークネス』は悪くは無かったものの薄味だったんで今回は濃厚なものを期待。
ていうか、ゲームのほうでもいいけどハンク出してくれないかなぁ…。(´・ω・`)


 今回はいつもの映画の話の合間にたま~に挟む、閑話休題的プレイバック・90年代!!な懐古記事です。
 今現在アラフォーの僕ですが、前回の幼少期に観ていたバラエティー番組の話から派生して、今回はNHK教育テレビ(現:Eテレ)番組編です。
 僕の少年期といえば90年代で未だVODサービスはおろかスマホすら存在しておりませんでしたので、不意に湧いた時間は本やテレビ番組で凌ぐのが常でした。
 したがって、今の若年世代はどうかわかりませんが、少なくとも僕ぐらいの世代までは風邪で学校を休んだ平日=教育テレビの番組を臥せった身体で眺める、という図式があるあるだったと思います。
 既にTVゲームは存在していたわけですが、それはさすがに「そんなことして遊ぶ気力があるならやっぱり登校しろ!!」と母や祖母から叱られる危険が有りましたし、かといっていつぞやに録画していたTV番組のビデオやお昼のワイドショーを観たりするのも未だ"病気でしんどい思いをしている"感が薄れてしまいます。
 大人しく布団で寝ているのが親向けにも自分の身体にもベストなのですが、そういう時に限って眼が冴えてしまうのもまた事実。結果として熱で頭がボーっとしつつも眠れない時間をやり過ごしつつ、"自省している"感を出すためには教育テレビの番組を観るのが当時の最適解だったのだと思います。
 というわけで主にそうした小学生の頃の病欠した日に観たりして個人的に特に印象に残っている番組を思い出してみます。一部、学校からの帰宅後の夕方に観ていた番組も含まれますのでそのへんはご了承ください。
 特に年代が近しい人はその記憶の重なりや相違を楽しんでいただければ之幸いでございます。
 それでは・・・・・・・・・・・・『BIOHAZARD GAIDEN』!!

2002年にゲームボーイカラーで発売されたシリーズ最大の異端作。
当時高校生で、クソゲーやバカゲーの嗜み方はそれなりに心得てる年齢でしたが
さすがにこれには手が出せませんでした…。
海外の会社が製作したようですが、戦闘がコマンドバトルという斬新というか狂気に等しい発想。
バリーが囚われの身のレオンを救いに豪華客船に乗り込むストーリーですが、
ラストでレオンのウィルス感染が示唆される・・・という不穏且つ正史無視の結末を迎えます。(⦿_⦿)



Ⅰ. 極私的おもひでの教育テレビ番組5選

その一、 『にこにこぷん

[放映期間:1982年4月5日~1992年10月3日]

右から、じゃじゃ丸(声: 肝付兼太さん)
ピッコロ(声: よこざわけい子さん)
ぽろり(演:中尾流星さん)
の三人が織り成すほのぼのドタバタ劇。
僕は海賊であるぽろりが特に好きでしたが、同時期にNHK総合で放映されたカラー版の
ひょっこりひょうたん島』でもトラヒゲが好きだったので海賊に憧れてたのけ?

 『おかあさんといっしょ』内で放送されていた着ぐるみによる人形劇。
 内容は全くと言っていいほど覚えてないのでおそらくはそれほど教訓めいた中身は無いほのぼの話だったのでしょうが、ペンギンのピッコロのヨチヨチした動きとぽろりのげっ歯類の特徴をよく表したモフモフっとした口の動きが可愛らしかったのを覚えてます。

じゃじゃ丸だけがなぜか印象が薄くて、
名前からしてどっちかというとこのファミコンソフトの方を
先に思い出しちゃうぐらいなんだけども。(´・ω・`)

 声優さんお三方の演技も実に愛くるしく、母や祖母が買い物に出かけて家に独りだったとしても幼心になんとも楽しい気分に浸れました、とさ。
 ず~っと長いこと放映されていたように記憶しておりましたが、今回調べてみると自分が就学してすぐぐらいに放映終了していたようで、あらためて幼児期の記憶の擦り込みの強さを感じますね。


その二、 『つくってあそぼ

[放映期間:1990年4月4日から2013年3月30日]

ワクワクさん(演: 久保田雅人さん)が
アシスタントのゴロリ(声 - 中村秀利さん)に教える形で
身の周りの道具でいろんな工作をする。
ていうかゴロリ、自分はキツネだと思ってたんですけどクマだったのか・・・。
なんつーかそれにしては長細いフォルムだよね。(*´罒`*)

 子供にとって造形は「いのちの創造」。そんな造形の魅力を、当番組ではエンターテインメントとして子供達に提示する・・・らしいです。
 ゴロリがやたらと不器用というか何かにつけて鈍臭く、テキパキと作るワクワクさんとあまりにもコントラスト鮮やかに「あれあれ~~~っ?!こんなんなっちゃった~っ」と叫びつつ失敗する姿に子ども心にもほんのりやらせ感を感じてはいました。
 当然ながら観ている自分でもやってみたくなって身近な紙とハサミで見様見真似で工作するのですが、その日に投函された近所のスーパーの光沢紙でプリントされたテカテカのセールチラシ(今ではすっかり見掛けなくなりましたが…)や果ては新聞を切り裂いたりしたのであとで親に怒られたりしたもので・・・。
 鈍臭いごろりよりは上手く工作しようと躍起になったものですが、小学校も中学年高学年ともなると「あれって着ぐるみ着た状態で着ように折り紙折ったりハサミで切ったりしてるんだからごろりのほうがワクワクさんよりすげぇよな~」とか友人同士で判ったような口を聞いたりしたもので。


その三、 『さわやか三組

[放送期間:1987年4月8日2009年3月11日]

※このOPテーマ!懐かしいぃぃっ!!!!
ラストの「さわやかさんくみぃぃぃ(さわやかさんくみぃぃぃ…)」っていう輪唱の部分を複数人で延々リピートして唄いつつ、クラスの気の強い女の子に「うるさいっっ!!」って怒られるまでがセット。(0゚・∀・)


 主人公の小学生達が、学校生活や学校内外で起こる様々な出来事を乗り越えて成長していく姿を描いたドラマ形式であり、ストーリーは一話完結型
 校庭のジャングルジムでウワッ!!と一斉に顔を出したりするオープニング映像を思い出しますね。おそらく、病欠した日だけでなく、学校の「道徳」の授業内なんかで教室のテレビで観た覚えのある方も多いと思います。
 Wikiに"回によっては問題が解決せず主人公が悩んだ状態のままストーリーが終わり、解決方法を視聴者に委ねるものもあった"とありますが、そのあたり『中学生日記』のシビアなテーマの影響を受けていたような気もします。
 たしか、飼育当番(いきものを育てる大変さを学ぶ目的ということで、具体的にはウサギとニワトリが鉄板ですが、僕の通っていた公立の小学校もまさにそうでした)の順番がクラス内で曖昧になって押し付け合いが始まり、収拾がつかないままウサギの口元のヒクヒクのアップを移して終了…みたいな回があったように記憶しております。
 基本的にプロの子役は使わず実際の小学校の生徒を採用していたからか、なんともバタ臭い子ども(失礼なうえに他人のことを言えない)がなんとも言えない親近感をリアリティーを番組に付与しており、上述のように問題が解決されないモヤッとしたエピソードの逆のインパクトもあり、長期間放映されていたこともあってみなさんそれぞれに思い出があると思います。

実は飼育小屋関係で恐怖体験があるのですが
テーマがブレるのでそれはまたいずれ別の機会に…。(゜Д゜)
ちなみに2006年ごろにこの番組名をパロッた
V系バンド3組のオムニバスCDがリリースされたのを
アナタはご存じだろうか・・・。(・・)


その四、 『天才てれびくん

[放送期間:1993年4月5日 - 1999年4月2日]

時代を感じさせる当時のCG(ポリゴン合成)を使ったりした
近未来感というかどことなくパンクな感じも。

 番組はてれび戦士と呼ばれる子役タレントたちが様々なことにチャレンジすることがメインながら、途中にアニメやドラマのパートもある、30分番組にしては盛り沢山な内容。
 これは夕方6時からの帯番組でしたが、たしか小学校4年生の頃にカンテレ(フジテレビ系列準キー局)で夕方5時から再放送されてた『ゲゲゲの鬼太郎 (第3期)』(※独自ヒロインとしてユメコちゃんが出てくるヤツ)にハマってて、その時間の流れで観てました。

特に個人的に引き込まれてたのがドラマパートで、
記憶にあるのは転校生マオ」「悪夢の王あたり。
おどろおどろしい展開で毎回引っ張るミステリー展開は
往年の「少年ドラマシリーズ」のノウハウを汲んでいたのかも。


その五、 『フルハウス

[放映期間:1993年4月7日~1997年2月12日]

個人的に海外ドラマのファーストインプレッションといえばコレ。
あとは、中学~高校生の頃に土曜深夜に放送されていた『爆笑オンエアバトル』の流れで観ていた
ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』や『ふたりは友達? ウィル&グレイス』あたりか。

 わんぱくな娘三人と彼女らに手を焼くシングルファーザーを巡るホームコメディー。上述の『天才てれびくん』の後の時間(夕方6時半~7時)に放送されており、これが終わる頃に茶の間の方から母の「ゴハンやでぇ~ッ!!」という声が聞こえてきたもので。
 娘たちと彼の世話をする大人のやり取りも然ることながら、ゴールデン・レトリバーのコメットを巡るドタバタのイメージが強かったので、自分が観ていたのは第3シーズン以降だったんだと思います。


おまけ、 『飛べ!イサミ』

[放映期間:1995年4月8日 - 1996年3月30日]

TOKIOの歌声が若々しい!!
いまあらためて映像を観ると、カットバックだったり描き込みだったりかなり凝った演出ですね。

 アニメということで一応番外にランキング。
 知る人ぞ知る名作アニメで、杉井ギサブロー監督の円熟した手腕が随所に横溢している娯楽活劇ですね。
 放映当時作中の登場人物と同じ小学校高学年で、甘酸っぱい微妙な恋模様にもワクワクしたものですが、個人的に開始当初の少年探偵もの路線が好きだったので変身ヒーローものへの路線変更があまり好ましく思えず、本放送時はおそらくラストまで観なかったと思います。
 土曜日の夕方6時放送、ということでたしかその前の時間帯に民法で放映されていたアニメの『SLAM DUNK』の流れで観ていましたが、そちらのほうも毎週観ていたワケではなかったので、友人宅に遊びに行ったりしている週はどちらも観ず、『SLAM DUNK』を観ていた週は流れでこちらも、という感じだったと思います。

※"同世代の少年少女が活躍するアニメ"という括りで言うと『SLAM DUNK』の後番組として始まった『地獄先生ぬ〜べ〜』の出来がかなり良かったので印象が上書きされた面はあるかもしれません。声優さんのキャスティングが絶妙だったし、アニメはストーリーが中弛みする前に上手いこと原作に一エピソードを昇華させて区切りをつけて終わらせたのも良かったですね。


Ⅱ. お終いに

 そんなこんなで今回は閑話休題の思い出のNHK教育TV番組でした。
 僕よりもう少し前の世代だとおそらくNHK教育の番組は、より高学年向けの無味乾燥な五教科七科目の授業番組が多くて幼児向けのそれは少なかったのではと思いますので、学校を病欠した際の思い出としてはTV番組よりも漫画本や児童雑誌の印象の方が強いのかもしれません。

あるいは・・・昼間のオカルト特集番組とか?(゜Д゜)

 読んでいただいたみなさんの懐かしの番組やそれにまつわるエピソードございましたら是非コメントいただければ恐悦至極にございます。
 今回はこのへんにて。
 それでは・・・・・・どうぞよしなに。




「新しい笑いを作るのは、挑戦者の皆さんと客席の皆さん、
そして……テレビの前のあなたたちです!!!!!!
(「爆笑オンエアバトル」より)
まぁ、これはNHK総合であって教育じゃないけど堪忍やで。(・∀・)
アッ、この人忘れてた・・・
そしてこの子も・・・


もしももしもよろしければサポートをどうぞよしなに。いただいたサポートは日々の映画感想文執筆のための鑑賞費に活用させていただきます。