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【趣味人噺②】ふと思い出す、学生時代に大好きだったインディーズV系バンド5選(2000~2010年ごろ)

 結論から言おう・・・・・・・こんにちは!!( ゚Д゚)
 自転車で十字路の交差点を直進するとき、左折巻き込みが怖いので車の左折車をやり過ごしてから直進するんですが、そうすると対向の右折車にエェッ?!って反応をされるのがなんともかんとも、O次郎です。

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続篇が発売されずじまいだったのが本当に残念だったゲームの中の一本。

 
 今日は自分が好きだった懐かしのヴィジュアル系バンドを紹介してみようと思います。それも最も熱心に聴いていた00年代の人たち限定です。
 一般的にV系バンドのブームは90年代後半から2,000年ごろまでで、初期のイエモンやSIAM SHADEなんかが本来の音楽性がV系のそれとは異なっていたにもかかわらずV系的な売り出し方をされていたのが象徴的でした。

当時の土曜夜のジャニドラ枠のタイムリープもの。
世紀末の数年間を何度もループする主人公が
”無名のバンドをヴィジュアル系バンドとしてプロデュースしてヒットさせる”
という展開が有ったのを覚えていますが、これも当時の流行の証左の一例だと思います。

 で、特にそのブーム後の数年間は雨後の筍の如くさまざまなV系バンドが誕生したのですが、ちょうどその頃に本格的にV系の音楽にハマった自分は地方民なうえに大学受験を控えていた時期だったことからライブに行ったりすることは出来ませんでした。
 その代わりにCD音源に小遣いを費やし、メジャーなバンド(当時だとDir en grey、Pierrot、Jaane Da Arcあたりが台風の目でした)だけでは飽き足らず、結果としてコアなインディーズのV系バンドのスコアにまで食指を伸ばしていった、というわけです。
 以下はそうした頃、毎日毎晩机に向かう自分が気乗りしない時に奮い立たせてくれたバンドとその楽曲です。
 すべてインディーズのバンドながら一部のメンバーがその後メジャーになったパターンもあり、そのへんについても簡潔に書きましたので、もともとV系が好きな方はもちろん、そうでない方も雑学的に楽しんでいただければこれ幸いです。
それでは・・・・・・神々の 神々の元 下々の 下々の元!!



Ⅰ.  Madeth gray'll(マディスグレイル)

一般の人が”ヴィジュアル系”と聞いて連想するまさにそのものド直球なヴィジュアルと世界観。
自分がその存在を知った時にはすでに解散していたので過去音源を集めました。

  ”狂死楽園”。活動期間1997~2001年。
 メタリックな楽曲に載せて猟奇的な歌詞と世界観が展開される王道V系バンド。ヴォーカルは上手くはないですが雰囲気抜群で、シャウトは特に夢で魘されそうな絶唱ぶりです。
 誌はむやみやたらとグロイわけではなく、文学的な素養も感じられ、  
”僕は、君の生まれ変わったこの小さな少女に
君と同じ名前を名付け ずっと愛し続けた…
やがて時は過ぎ君と同じ歳になった少女を…
「少女の眼球をエグリ出し」 君の眼球を植え付け… 永遠に愛し続けた…”

といった具合です。( ゚Д゚)

〈イチオシ曲〉

白昼夢の惨劇
オペラ座の悲劇
空中都市
Lucifer
missantroop



Ⅱ. Lamiel(ラミエル)

黒夢やLaputa系列俗に言うう"名古屋系"のV系バンドの流れ。

 活動期間1997~2000年。
 曲の激しさと歌詞の暗い重さが特徴の名古屋系バンドの中では比較的キャッチーなメロディの曲も有り、入りやすかった半面、変則的なマニア受けするコードの曲も間々有り、ギター弾きの友人が聴き入っていた。
楽曲が少ないのが惜しまれる。

〈イチオシ曲〉

Naked Eye

是空



Ⅲ. La'Mule(ラムール)

活動後期はすっかり脱ビジュアル。
サウンドも骨太ロックになりました、とさ。

 活動期間1996~2003年。
 特に初期のMVは包帯と血のりの使用量が凄まじく、スナッフビデオさながらであったが、抒情的な楽曲に艶っぽいヴォーカルが載った様はある意味でギャップ。活動後期は普遍的なハードロックでしたが、ヴォーカルさんが解散後に組まれたNightingeiL(ナイチンゲール)の曲はV系らしいものでした。

〈イチオシ曲〉


ナイフ
inspire
Curse
Sterilization  ~自我境界~
Desert Moon



Ⅳ. Dué le quartz(デュールクォーツ)

時期はほぼ被っていませんが、インディーズ時代のthe GazettEさんやアリス九號.と
同じやり手の事務所に所属されていました。

 ”二つの水晶”。活動期間1999~2002年。
 初期は激しく陰鬱な王道イメージの曲が多いですが、後期はすっかり爽やかなクリアサウンド主体になりました。
 解散後、ギターの雅さんはソロを経て今現在マルチに活躍されるMIYAVIさんに。

〈イチオシ曲〉


自殺願望
Dear...From XXX Disc-1
Re:plica
d.q.



Ⅴ. Rentrer En Soi(リエントールアンソイ)

大学時代丸々四年間ハマってたバンドなので思い入れも一入。
卒業論文の追い込み時期のクリスマスが解散ライブでした…。

 ”自己回帰”。活動期間2001~2008年。
 初期はBAISER(ベーゼ)のVoさんのプロデュースにより、”白い”楽曲と世界観でしたが、2ndアルバムより同レーベル先輩のDir en greyのVoさんの影響からか、バンド表記が変わって"黒い"楽曲と世界観に大変身。
 その後、白でも黒でもないGLAYよろしく、白黒硬軟合わせたクオリティーの高い楽曲を生み出すようになりましたが、人気がもう一つ伴わず解散。

〈イチオシ曲〉


Into the Sky
波紋伝う眩暈
分裂 LE+DD 人格
JUST MAD PAIN
STIGMATA


おわりに.

 というわけで、思い出し始めると取り止めが無くなってしまうので取り敢えず10年間ぐらいに絞ってみました。
 ちなみに、私が一番最初にヴィジュアル系の楽曲として意識したうえで好きになったのはこの曲だと思います。

 アニメ『るろうに剣心』の四代目ED曲として流れましたが、僅か一か月後にDr.のsakuraさんの逮捕ですぐにTMRの「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜」に戻されましたね…。おかげで却って印象に残ったんだと思います。

 今回はモノは試しというか、箸休め的に敢えて映画以外の話をしてみましたが、また次回は映画の話に戻るつもりです。
それでは・・・・・・どうぞよしなに。


PS. トップ画像が解る人だけに。
「SAD MASK」は曲としては龍夜さんヴォーカルの初期ヴァージョンの方が好きでした…。( ゚∀ ゚)

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