見出し画像

【新宿区主催フェス】-shin-音祭に行ってきた話

はじめまして。大泉と申します。
この度noteにて記事を初投稿させて頂きます。

というのも、今回の掲題にもあるフェスがあまりにも楽しかったので、皆様に情報を共有させて頂きたく、この度筆を取ることと致しました。
初投稿ゆえ、誤字脱字等多いかと存じますが、広い心でご一読頂けましたら幸いです。。。

最先端の文化が集まる場所

具体的な内容に入る前に、今回の主題であるフェスの基本的な情報をまずご紹介します。

開催名:-shin-音祭 (しんおんさい)
URL: https://shin-onsai.com
主催:新宿フィールドミュージアム
開催日時:2019年10月5日(土) 11:00〜
開催場所:新宿区立新宿文化センター
チケット代:3,000円
タイムテーブル:下記の通り

本フェスを知ったのは、なんと開催3日前! 敬愛するGRAPEVINEが3,000円で観られるということで、ほとんど脊髄反射でチケットを発券し、それでもスムーズにチケットとリストバンドを交換して入場することが出来ました◎

これで3,000円!?

前述の通り、反射でチケットを購入していたため他出演者を確認していなかったのですが、このラインナップで3,000円は何か間違っているんじゃないか…? と疑いたくなるような濃い出演者揃い、コスパの良さでした。
結果として大満足で1日を終えることが出来たわけですが、今回はその出演者の内容というよりは、フェスとしての"素晴らしさ"をとことん追求していきたいとおもいます!

本フェスの"良いところ"

1.アクセスが良い
これまでは"フェス"というと都心部から離れていたり、近くても帰りの道が一本道でめちゃくちゃに混雑したりと、良い演奏を聴いた後の感動が消えてしまうほどに疲労が溜まるイメージがありました。
しかし本フェスは新宿文化センターという、最寄駅の副都心線「東新宿」駅から歩いて3分、JR「新宿」駅からでも歩いて20分ほどと非常にアクセスの良い立地で開催されるため、遠方からの参加もおススメできる、気軽なフェスです!
筆者は19時に会場を出て、同行した3人と新宿三丁目で2時間たっぷり飲み、それでも自宅に着いたのは10時過ぎでした。なんという無駄の無い1日でしょう。。。

2.出演者が良い
今回の出演者にはメインアクトに真心ブラザーズを控え、betcover!!、口ロロ、あらかじめ決められた恋人たちへ、bonobos、KAKATO、GRAPEVINEというまさしくジャンルのごった煮と思われるメンツが勢ぞろいしています。
個人的に筆者はこのあたりに主催者側の本気を感じました。筆者自身は音楽こそ好きですが幅は決して広くなく、名前が聞いたことある程度のバンドのワンマンライブなどはまず行きません。しかし本フェスのラインナップは「そのバンドに一定数の固定ファンがいる古株バンド」と「近年の音楽シーンの最先端をひた走る比較的新しめなバンド」のバランスが絶妙であり「ちょっと気になってたからこの機会に聴いてみよう!」が贅沢にいくつも体験できるフェスとなりました。
レポート記事を書くことなどしたことない筆者が、こうしてひたすら感想を書き殴っているあたりから、読者の皆様にはどれだけ楽しかったのかを推測して頂ければ幸いです。

3.快適な環境
今回なにより不明だったのは「どういった場所でどのようにライブが展開されるか」でありました。新宿文化センターという場所がどういった建物であるかもわからないし、フェスというからには屋外? ビールは飲めるの? といった疑問が当日まで消えませんでしたが、結果として非常に快適な空間で楽しむことができました。
本フェスは基本的に全て屋内で行われるため、気候に左右されずに快適に音楽を楽しむことができます。あまりの快適さと心地良い音楽に寝てしまう人が続出したことも、本フェスの素晴らしさを裏付ける要素でしょう。
またメイン会場である大ホール、小ホール、エントランスと3つのステージがありながら、休憩エリアがあり、さらに作曲や異文化に触れられるワーキングスペースまで催されているため、想像以上に余裕をもった、退屈しない1日を送ることができました。
また楽しみにしていたビールも、ホール以外では持ち込みもokで飲めるため、筆者はガンガン飲んでました。ここについては次の項目で詳しくお話致します。

4.人との距離が近いほっこりフェス
物理的に近いわけではなく、新宿区が主催とだけあってお酒を提供するのは地元の酒屋さんであったり、食べ物はフレンドリーなキッチンカーで提供されたり、はたまたお酒を買おうと並んでいるとさっきまでステージで観ていた出演者とばったり会えたりと、非常に人とのふれあいが楽しいフェスであったことは、演奏以外で心に残った大きなポイントです。
お酒は200〜350円と良心的な価格で提供されており、夏に遊び過ぎた筆者にも大変良心的な価格設定でした(余談ですが、他フェスではビール1杯600〜700円が相場かと…)。
まだ簡単なアンケートに答えるとドリンクの150円割引券が貰えましたので、50円でレモンサワーが飲めました◎ このあたりも人との繋がりが近いと感じる大きな要素のような気がします。
もちろん近くのコンビニで買って持ち込みもできるのですが、新宿区主催! と銘打っているイベントのためその協賛企業にお金を落としていこう、と自然に筆者は思いました。あとコンビニまで歩くの面倒だったので…。

5.意外や意外、人が多すぎない!
これまでお伝えしてきた内容から鑑みると、関東に住んでいる音楽好きはこぞって集まりそうな印象になっている(なっていればいいな)かと思いますが、まだ本フェスは開催2度目? であり、知名度がまだそこまで高くないことから、東京で開催されるイベントの中でも人は多くありませんでした。
しかし今後このフェスがメキメキと拡大されていくことは今回の経験より明らかですので、フェス初心者の方も、チケットの購入を迷っている方も、参加されることを強くオススメします!

本フェスの"ちょっと気になった点"

これまでは良いところを挙げてきましたが、ちょっと気になるところもあったので下記に記述していきます。

1.写真の撮影はOK? NG?
近年のフェス界隈でも微妙になっている撮影ですが、本フェスではあまり撮影禁止等のアナウンスは無かったような気がします。実際撮影している方も散見されたのですが、アーティストによっては撮影NGの方や肖像権の問題等もあると思いますので、この線引きはもう少し明確にしてほしかったな、と思います。

2.アルコールが売り切れた!
これはお店側の誤算だったのでしょうか、会場ではビールとレモンサワーが提供されていましたが、夕方にはすっかり売り切れていました。筆者のような音楽とお酒を1:1で楽しみたい人間にはちょっと残念でした。と言いつつも5杯ぐらい飲んでたんですけどね…。

3.どこでも同じか「席取り問題」
こればっかりは主催者側の問題というよりは参加者のマナーの問題だと思いますが、大ホール最前列ではペットボトルやタオルでの所謂「席取り」行為が行われてました。目当てのアーティストを観たい気持ちは痛いほどわかりますが、その前に演奏しているアーティストは荷物だけ置かれて人のいない座席を見て、思うところもあるでしょう。人が今後も増えるであろうフェスだからこそ、マナー問題も肥大化してくるのは必死だと思いますので、正式なアナウンスや注意喚起が必要だと感じました。

こんなに楽しいフェスは無い!

まだまだ語りたいところはあるのですが全てを伝えることは不可能ですので、この記事を読んだ方が「来年は行きたい!」という気持ちになって頂ければ、書いた甲斐があったというものです。筆者は来年も絶対に行きたいと強く思っております!

最後に、この記事を書くきっかけとなった主催:新宿フィールドミュージアム ツイッターのコメントを載せて、締めくくりとさせていただきます。

新宿区主催フェス!制作サイドとしても街がもつその懐の深さ、潔さ、カッコよさ、そして常に“先進的”で“前衛的”かつ様々なカルチャーを生んできた=新宿の「文化的な多様性」と「最先端の文化」の融合というコンセプトを十分に出せた内容だったかと思います。まだ正式発表ではありませんが来年も、、

-終-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?