見出し画像

最後の話し合い

元嫁と会ってきた。
話終わりました。
ご心配いただきありがとうございます。無事です。

お互いが納得する形で収まりました。

noteには俺が感じて思ったことを正直に書くよと元嫁に伝えてある。
電話してから話し合いに至るまでのことも書こう。


このまま憎しみ復讐し合うことを望んでいない俺は元嫁に連絡をとった。
今週の火曜に電話がつながった。
約束を守らなかったことについて俺は謝った。
元嫁の怒りは収まっていない様子で「金返せ」や「絶対〇す」だのと言われた。埒があかないと思い直接会って話させてと提案したのは俺のほうからだった。

もちろん二人で会うつもりはなくて、俺はすぐに元義母に連絡をした。
弁護士などの第三者の同席はまた感情を逆撫でしてしまうと思ったから。法律を振りかざして止まる状態ではないし、それでは本当の意味での解決にならないと思った。


元義母は事情を聞いて、二つ返事で来てくれることになった。
わざわざ遠くから。本当に理解のある人だ。


そして話し合い当日


待ち合わせは都内のルノアールにした。
元義母とは元嫁が来る30分前に待ち合わせて合流した。
積もる話もほどほどに元嫁を待っていると、「寝坊したから1時間遅れる」と連絡があった。

先に店に入って到着を待った。
今の仕事の話など他愛もない話をして時間が来るのを待った。


ほどなくして元嫁からもう着くと連絡が来た。
1人で店に入って来た元嫁は少し痩せていて、元義母がいることに驚きを隠せない様子だった。


第一声、まわりが振り向くほどの声で「ふざけんなよクソ野郎」と言われた。
元義母と二人でなだめた。


そして、元義母に説明するようにお互いが補足しながら経緯を話した。
元義母はどちらにつくわけでもなく頷きながら話を聞いていた。
元嫁は俺のほうが悪いから払った慰謝料を全額返すように主張してきた。
さすがにそれはできないと伝えると元嫁は激昂した。
その時、ずっと黙って話を聞いていた元義母が口を開いた。
慰謝料に関しては俺が受け取る正当な権利があることを、優しく諭しながら説明してくれた。

元嫁は完全には納得していない様子で泣いていた。
俺は自分がこの騒動でどれだけお金を使ったか明細を見せた。
こちらも金銭的に得なんかしていないということを示した。
noteの売上も見せろと言われてそれも見せた。
慰謝料の返金については、腑に落ちないけど納得せざるを得ない、そんな気持ちだったと思う。


あと気になっていたのは今元嫁が間男のことをどう思っているのかということ。正直なところ間男について良くない情報は腐るほどある。ただ元嫁がまだ好意を持っているならこの場で伝えないほうがいいんじゃないかと思った。

元嫁がトイレに行ってる間に、俺は元義母に「間男のことをどう思っているか聞いてもらってもいいですか?」とお願いした。
トイレから帰ってきた元嫁に元義母が聞いてくれた。

すると洗脳はほとんど解けていることがわかった。
間男は捕まる時に「元嫁が主犯だ」と元嫁のことを売って自分の罪を軽くしようとしたらしい。それに対しては不信感を覚えたそうで。
この感じなら大丈夫かなと思い、間男の正体をすべて話した。
元嫁の中で受け入れたくない気持ちと本当はわかってるという気持ちが戦っているように見えた。受け入れることは過去の自分の選択を完全否定することになるから。
友人のA子が心配していたことなども伝えると、また泣いた。

これ以上無駄な争いは誰も得しないこと、今法に触れるようなことをしたらお互いに実刑は免れないからもうやめようと必死に説得した。
俺も間違った手段をとったことは誠心誠意謝罪をした。


そして最終的に俺がある条件を飲むことで元嫁は納得したのだけど、これに関しては賛否あると思う。


ここから先は

488字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?