ペトロの手紙一を読む 講座制作だより Vol.2
進級、進学、卒業、入学の季節の中、先聖日は恵に満ちたイースターをお過ごしになられたことと存じます。
最近は、日々「筍」ちゃんとも格闘している制作担当ですが、春の恵を天から自然から、そしてもちろん講座制作からいただき、感謝でいっぱいです。
講師の石田学先生の牧会されているナザレン小山教会でも、祝されたイースター礼拝がもたれたようです。礼拝後に、墓園も廻られたとお聞きして、本当に羨ましく思いました。それぞれの教会で、1日も早く会堂での礼拝が感染などの心配なく集い捧げられますように、お祈りしています。
さて、講座の方は、2回(週)目の編集の後半に入っています。1回(週)目は合計4本、2回(週)目も4本の動画とテキスト資料が準備され用としているところです。受講生も、5/17の開講を前に十数名の方がすでにお申し込みくださり感謝しています。
今回は、1回目の講座の4本のうちの動画の一つ、「新約時代の手紙」という動画制作でのエピソードをお届けします。この動画は、ギリシャ語についてや、ローマ時代の手紙、修辞学の事など、とても興味深い内容となっていますが、字幕で、わたしが「獣皮紙」を「獣皮脂」とまた誤変換・・お恥ずかしや・・。お忙しい中、ここも見逃さずにチェックしてくださる石田先生は流石ですね。
羊皮紙とすれば分かりやすかったのでしょうが、
羊以外の動物の皮も使われましたので。
実は、最高級のものは羊ではなく、
子牛の皮を使ったヴェラムと呼ばれる紙でした。
これは実物を見て触れるとわかるのですが、
絹のような手触りと、
真珠のような光沢を持っています。(石田学先生のメールから許可をいただいて転載しています)
なるほど・・・そうなのですか、すごい!実際にご覧になって触ったことがおありになるんですもの、知識だけではないのですね!
貴重なお話を伺えて、とっても得をした気分の担当です〜
ラテン語で「子牛から作った」を意味する vitulinum を由来とし、古フランス語で「子牛皮」を意味する velin を通してVellumとなった。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)とのこと。リンク先には、1533年に作られた羅針儀海図などの画像がありましたので、よろしければご覧ください。
先生の授業は楽しいでしょうね!動画での講義もご期待ください。
もう一つ、これは動画をよくご覧になるとわかるのですが(上の画像ではわからないかもしれません)・・ここで書いていいのかをまだお聞きしていないので、次回の制作だより、もしくは開講後のお楽しみに!(思わせぶりになってしまいすみません・・春にふさわしいエピソードなのですが/汗)
では、また次回・・
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新聖書セミナー➂「ペテロの手紙一を読む」石田 学 牧師
eラーニング:オンライン講座 「ペトロの手紙一を読む:世を旅する寄留の民へ」(全8回・8週間ですが8週を過ぎてもコンテンツは視聴いただけま…
制作・編集での眼精疲労や肩こり対策費として、感謝して大切に使わせていただきます。