ギュスターヴ・エミール・ボアソナード

なんかあんまりよくわかっていませんが、AKBグループの新潟版、NGTの山口さんという方が男性2人に暴行被害を受けていたそうな。恐ろしいことです。最初の頃にはネット情報では同じNGTメンバーが寮に彼氏を連れ込んでるのを注意したのを逆恨みして、注意されたメンバーが彼氏をそそのかして襲わせた、などという話もありました。実際のところはわかりませんが、そそのかしてはいないけど帰宅時間を教えた、とかそういった報道はあったと記憶しております。

その件に関して運営側が記者会見をし、内容に対して山口さんがTwitterで突っ込みをいれ、そのTwitterをもとに会場の記者が質問をし、的なとてもインタラクティブなことになってたようです。テクノロジー。

ということとは別に、主に男性の劣情を換金している職業だからとアイドルの方は性的な?被害にあいそうになっても事務所?運営?アイドルのこともよくわかっていないので違いがよくわかりませんが守ってくれないのでしょうか?なにをどう戸惑って被害者の山口さんの主張が通らないのかが本当にわからないのです。

最近も、女性がテキーラ飲酒を強要され泥酔させられて性行為への明確な拒絶の意思表示ができなかったためにレイプじゃなかった、みたいな判決下ったとか、やめてやめて~言うてる映像あるのにレイプかどうかわからないという判決下ったとか、マジで?みたいな。そんなんだったら飲酒の無理強いから取り締まらないといけないと思いますし、窮屈になっていきますよね。

ほとんどの男性は性犯罪など犯しませんし性犯罪を犯した男性を取り締まるべきだと思っているでしょう。でもなぜかこと裁判になると、確かに「疑わしきは罰せず」ではあるけれど、上記の場合はいや絶対レイプっしょ、ってなりますがなぜそういう判決が下りないんでしょうか。

江戸時代から明治にかけて法制度が大幅に変わりましたが、現場の人たちはなかなか馴染めずに裁判中に拷問とかあったそうです。それを見たフランスから日本に法律教えに来たボアソナードさんはショックを受け、ちょっとやめなさいよ~と司法省に言ってくれたので裁判中の拷問はなくなったそうです。一瞬ボアソナードさん来て~なんとかして~とか思いましたが、そろそろ外圧なくても自分たちでよい方向へ変わっていけるようになりたいと思いますがどうなんでしょうかね。そんなに女性の貞節って疎かにされなくちゃいけないもんなんでしょうか。というか、こういうのが許されている背景こそが、新入生や新入社員にアルコールの一気飲みを強要して殺してしまうようなものにつながっていますよね。

女性の貞節に限らず他人の権利や主体性を認めないという強者が存在し得るということは、野田良之氏の主張、ヨーロッパ諸国では法と権利を表す言葉が同一であるが、日本では「法」や「法律」という言葉は権利と言う意味を含まず、単に規則の総体を示すに違いないという日本人の法意識の裏返しっぽい気がします。日本には日本の良さがたくさんありますが、根本から西洋化してきた昨今にはいろいろとまた変えていかないといけないものがあるのかもしれませんね。このことについてもまた考えてみたいです。

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