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kotorisan
2018年4月14日 19:07
もうすぐ季節が一周してくれるおかげか辛い思い出もしっかりと上書きされてくれたような気がする。季節の香りは私を殺し続けたけれど、ようやくそれも終わり。辛さを辛さで塗り替え続けた代償は大きかった。恋ならまだしも絆を壊し続けて得たものは、一時逃れの安らぎ。本当の意味での安堵を知らない私はそれが正解だと言い聞かせていた。この1年間、安堵しかなかった私は、もう、思い出す事もなくなるのだろう。「この季節は
2018年4月7日 09:49
最後の日を思い出した。それなりに晴れていたような曇っていたような、天気すらも思い出せない。お互い「またね」とは言ったけれど、その「またね」は未だ実現されない。言葉にさえしなかったけれど気付いていたんだろう。高校生の時にMちゃんが言っていた「今乗っているバスを降りなければ新しいバスには乗れない」という言葉がタイムカプセルのように掘り起こされる。最後の日を迎えたおかげで、私は人生(と呼べるほど盛大な