『ゆう』の誕生 前編





0.いつものごあいさつ

おはよう、こんにちは、こんばんは 

ゆうです

今回はわたくし『ゆう』がどうやって誕生したのかについて書いていこうと思います!

さっそくいきましょう✊🏻


1.Tinderとの出会い

前回 の最後に出てきた彼とはすぐにお別れが来ました。

当時のわたしのバイト先の目の前の店で、彼は働いていたのですが、

急に辞めてしまったのか何日も姿が見えず、痺れを切らしたわたしがLINEすると、引っ越してしまったという。

あとで聞いた話ですが、

わたし以外にもそれはもうたくさんの女の子に声をかけていて、

田舎特有のローカルネットワークで危険人物と判断され、

いたたまれなくなったのか、逃げちゃったんじゃない?と言われていました。


わたし自身はわりと仲が良いと思っていたし、よく勤務おわりに声をかけてくれたり手を振ってくれたりしてくれたのが嬉しかったのになあ…
やっぱり完全に遊ばれてたし、捨てられたんだな…

そう実感するとともに、セックスできる相手を失ったことに気づき、

寂しさと悲しさと身体の疼きを紛らわせるかの如く、わたしはそっこーでTinderに手を出しました。

そこで出会ったのが元カレだったんです。



2.元カレの話

元カレは、Tinderではじめて『出会った』人でした。

マッチしてすぐアピールがすごくて、通話することに。

流れで、翌日ごはんだけでもということになりました。

そこで彼は、県外で就職することが決まっていて、一緒に同棲して後々結婚までいけたらいいなあという人を探していることを話してきました。

Tinderってヤリモクアプリじゃなかったっけ!!!?

びっくりしつつ、「こんな純粋な人なら安心できそうだなあ」と当時のポンコツなわたしは、会って秒の男と交際をスタートさせることになるのです。


春を目前にし同棲がスタートするも、やはり一筋縄ではいきませんでした。

息苦しい実家から出られるならばと生半可な気持ちで着いていったわたしも悪かったのだけれど、

地元でのバイトを辞めちまちま就職活動を続けるもなかなかうまくいかず、たまに日雇いのアルバイトに行く日々。

苦手な料理を毎日2人分、要領の悪いわたしは他の家事もなんとかこなすのでせいいっぱい。

引越し費用で貯金は溶け、彼の収入もまだ心許ない中、


「ぼくはすぐ就活終わったのに、ほんとにがんばってる?」

「ぼくは医療従事者だから、コロナ禍の中同棲はじめたことがバレると厄介なんだよね」

「ともだち呼んでも良い?でも他の部屋で隠れててばれないようにして、外にも出ないでどこにも出かけないで、コロナ持って帰ってこられたら困るから」


そんなふうな言葉をかけられ、もともとうつ病の治療中なわたしの心は折れかけていました。

そんな中覚めていく彼への気持ちをなんとか紛らわそうとエッチに誘うも、

「ゆうとすると時間かかるからひとりで抜いたほうがいい」


あ~~~~~わたしこの人とは別れよう、そうしよう、と強く心に決めました。


ただお金が貯まるまでひっそりこの気持ちは隠して、Tinderをぶんまわそうと考えていたのだけど、

わたしの詰めが甘くて早々に別れ話になりました。笑

当時は実家に戻るのが嫌で嫌でしょうがなくて、まあ今も実家暮らしは不便だし嫌なことたくさんあるけど、
結果戻ってきてよかったなと感じてます。



後編へつづく 
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