page.12 錯誤類型

トピックの実態は,アバター間のコミュニティの画一化運動であり,それには何らかの命題の真理値に対する不一致が在るのだと言ったが,このような不一致はその形態に従って,次のような3つの類別をすることができる。

『公理の錯誤』トピックに演繹的に関わる公理系に対応する真理値について,錯誤が認められる。 『推論の錯誤』トピックを演繹する推論規則について,錯誤が認められる。 『表現の錯誤』トピックを表現する言葉の意味について,錯誤が認められる。

このような類別のことを,喧嘩における〈錯誤類型〉という。 また,これらの類型を,たんに「錯誤」と総称することがある。

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