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書き記す習慣

 2020年ごろから僕は多くのことをスマホのメモアプリに記録していて、実用的な勉強計画やパスワードのメモ、日記や大学の講義の感想みたいな実用的ではないものまでなんでも書いている。今となってはネットにも出していない行動記録のようなものが無数にある。またゲーム用のメモや、持っている本とその読破状況を全て記してある実質本棚?など実用的なものも多い。

 この習慣はいつから始まったのか、考えてみる・・・



 小学生の頃から、授業中は暇だった。真面目に授業を受けておらず、大抵はゲームや遊戯王のことを考えて過ごしていた。マドルチェデッキの展開パターンを考えたり、ゼンマイデッキのワンキルルート、ドラクエモンスターズジョーカー2の配合手順・・・などだ。僕はそういう考えた成果みたいなものをすぐに忘れてしまうから、低学年の頃は手の甲にマッキーで書いていた。3年生とかになってからは、折り紙や学校での配布プリントの裏に書き記してリビングの机に置いてから寝ていた。

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このメモ帳は小学校の地区班の集まりか何かで配布されたものだ。
上はメダロットDS
下はダンボール戦記のプラモについて
いずれも本当に当時のメモ。


 中学に上がっても、授業中が暇であるという認識は変わらず、色んなことを考えた。当時の最も大きな関心ごとはペン回しであったから、毎日授業中にはペン回しのことを考えていた。家に帰ってからはパソコンやスマホでゲームをしたりするから考え事をする暇はない。その為いつも新しい案や、欲しいものができるのは授業中だ。学校にペン回し用に改造したペンを持っていくのは恥ずかしいから、帰ってから練習したい技やコンボを考える。でも少しすると忘れてしまうから、時間割などをメモするメモ帳に考えた成果を書き記した。

時間割と授業中に考えたペン回しのコンボ。
下が破られているのは、メモしてすぐポケットに入れ、帰ってから忘れずに見れるようにする為です。

 まだこの頃は全てアナログ媒体でメモをしていた。ipod touchは持っていたが、その時にメモアプリを使ったことは1回しかない。
その1回で書いたメモは

2年a組の〇〇(僕の名字)ですが〇〇(担任の名前)先生いらっしゃいますか

本当にこれが原文です。残してあるのすごくない?

という中学校に電話する時用の下書きだけだ。


 高校生になってから学校にスマホを持ち込むことが解禁された為、「やることりすと」と「ほしいものりすと」の2つの項目をメモアプリに開設した。それから授業中に考えたことは全てスマホのメモに記すようになった。また、スマホはいつでも肌身離さず持ち歩いているから、授業外でも自転車に乗っている時などに考えたことをメモできるようになった。
 高校2年生になってアニメにハマると観たいアニメリスト・観たアニメリストを作るようになり、さらに実用的な使い方をしていった。この頃には完全に週末にやることは「やることりすと」に書いてあるタスクを消化するという感じになっていた。さらに、高校3年生になると僕の中で1つの転機となる「なんでもメモ」を開設した。ここにはどんな長文を書くことも許された。日記もエピソードトークも、ラブライブの好きなキャラのランキングだって書けた。カテゴリ分けされていないからだ。今noteに上がっている記事のほとんどはこの「なんでもメモ」からコピーしてきたものだ。また、高3の夏にはTwitterのアカウントをロックされたので、Twitterに書いたことも永遠には残らないかもしれないと知った。以降、今に至るまでほとんどのことをスマホのメモに書き記すようになった。


 今日も多分1時間以上iPhoneのメモアプリを使っている。


 この文章も「なんでもメモ」に書いている。

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