【C104レポ】汗だくセックスのセックス抜きみたいなイベントにセックスの本を買いに行ってきた
ぐちです。今回は年に2回のクソデカビッグイベント、コミックマーケット(通称コミケ)に両日参加してきたよ!
1.コミケってなんなんだー?
そもそもコミケと聞いて君たちは何を考えるだろうか。大体の人間はエロ本売り買いコスプレじろじろイベントと思うだろう。まぁほぼ正解。とはいえ今回で104回目を迎えた大型イベントなので、その歴史を知って欲しい。始まりはなんと1975年。まんが批評集団の「迷宮'75」企画及び主催のもと、32サークルの約700人ほどの参加者で開催された。このころのサークルの半分は学校のクラブ活動としての漫画研究会であり、参加者は9割以上が少女漫画好きの女の子だった。現在の形になったのは1996年。会場がビッグサイトに定着し、今につながるコミケの原型が定まった。コミケの歴史は波瀾万丈で、読んでるとなかなか面白いのでwikiでも読んでください。もっと長々書いてもいいけど、コミケの解説じゃなくてレポなのでね。
2.初参戦!!!
コミケはオタクにとっての盛大な祭りであり、濃ゆいオタクなら一度は行きたいと思うイベント。今回大学生になり晴れて上京叶ったので参加のハードルが著しく下がった。そこで友達といっしょに行くことにした。事前準備としては小銭を用意しておくこと!!!これ大事。お釣りは極力出さないようにすると買い物もスムーズ。サークル側も楽できる。ゆうちょ銀行の口座ある人は金種指定引き出しみたいなので50枚まで手数料0で小銭で口座からお金引き落とせるから窓口でやってみてくれ。
いっしょに行った人
さて、コミケには簡単に分けて4種類の入場方法がある。
1.アーリー入場
2.午前入場
3.午後入場
4.サークル入場
アーリー入場は、名前の通り早めに入れる。そのかわりチケットがちょっとお高め。2、3は言うまでもないと思う。4のサークルは作品を頒布する側としての参加だ。準備があるので一番早く入る。それぞれリストバンドがあり、それを腕につけることで入場が可能となる。リストバンドは前売りで(当日もあるにはある)メロンブックスなどで売っている。俺は1日目と2日目両方午前入場のリストバンドを買った。お値段ひとつ1200円。合計で2400円。俺といぬわは1日目、国際展示場駅から歩いて会場に向かった。
写真でお察しの通り、人の数がやばい。普段はそんな外出しなそうなオタクたちがわらわらやってくる。見てごらん、改札上がブルアカラッピングだよ可愛いね。ゆっくり見てる時間なんてないけどね。
駅を出るとすぐにうちわの配布があった。1日目はヤニネコのうちわもらえた。あと知らんけどVのうちわが配られてたらしい。俺たちはこのうちわのありがたみを後に思い知ることになる。
さて、うちわ配布ゾーンでトイレを済ました俺たちは列に並ぶ……わけではない。駅前に即会場!というのは西ホール(企業ブースやコスプレなど)であって、東ホール(二次創作同人誌がメイン)は少し歩く必要がある。歩いてる途中で花海咲季(推し)のトラックが通ってきたのでオタク大興奮しちゃった!!!!!!
そしてとうとう俺たちは待機列に合流する。入場確認はリストバンドをした手を上に掲げることだった。
3.灼熱耐久レース
暑すぎる。しかし暑い。暑い。マジ暑い。バカ?こんなクソ暑い上にこんなえぐい人数が先に並んでんすよ?
今回暑さ対策は日傘しかなかった←アホバカ
うちわが配られてなかったらおそらく死んでたし、いぬわが持ってきてくれた塩レモン飴なかったら多分俺ははぐれスライムみたいになってた。実際朝買ったタフグミはソフトグミになってた。その柔らかさでタフ名乗るのは禁止っすよね?
しかしまぁ、海の近くだから風はくる。地面に座るとアスファルトの反射で暑すぎるし風も通らないから立ってる方がかなり涼しかった。とはいえ近くでバタバタ人がぶっ倒れてた。夏コミに行く人は冷感グッズや塩分、水分の補給はしっかりとしてくれ。マジで死ぬ。あと日傘がかなり優秀だった。日陰になるだけで体感温度かなり下がる。持っていけ。
ちなみにアホみたいな人数(今年1日目13万人いたらしいね)でネット大丈夫なん?と思うでしょ。なんかdocomoかな?の車きて電波飛ばしてくれてたのか知らんけど普通に繋がってた。助かる〜〜〜〜〜〜〜!!!!!なおスマホはバチクソアチチになってた。Twitterが重くなったせいで……!俺許せないっすよイーロンのことが
4.ついに始まったエロ本争奪戦
ようやく入場が始まり期待とチンポを膨らませながら進んでいった。ドカエロコスプレイヤーをガン見しながら人の流れに流されていくと、すぐに入り口へ。ここでいぬわとは別れた。「え?友達といっしょに回らないの?」と思う人もいるだろう。いいこと教えたる。コミケは戦場。比喩やない。各々が欲しい本のために奔走するんだよ。
それではまた、コミケについて軽く説明させてもらおう。サークルはそれぞれジャンルごとに大きく分けられている。さらにその中から同じキャラで固まっていたりとさまざまな区分が存在する。それぞれの大きな区分を「島」と呼ぶ。俺は1日目はブルアカ島とアークナイツ島で本を買い漁った。また、人気を誇るサークルは壁に配置されることがある。俗に言う「壁サー」というものだ。さらにそれの上位互換が「シャッター前」あそこにいるサークルはバケモンだ。
このように、数多にあるサークルから事前告知で買いたい本をリストアップ。事前に覚えておいたマップにそれらサークルの位置をインプット。どこから回れば効率よく本を買えるか⋯⋯そう考えながら私は本を
無理だった。私は今からデータを捨てるッッッッッ!!!!!!!!!!!!
正直気になるものがありすぎて端からジグザグで全部見ながら回ったよね。人いすぎだけど東京の駅とかに慣れてるとまぁなんとかなると思う。壁サーとかも鬼のように並んでいるのは一部だけ。案外買えるからそんなに過酷ってわけじゃないかも。ただこれは本とかの在庫多めのものに当てはまるので、在庫の少ない抱き枕カバーとかアクスタとかはマジで秒で売り切れ報告ツイートが流れてくるので欲しい人はアーリーで速攻買いに行こう。
あの絵師さん女性だったんだ、とか。あんなえぐい絵描くのになんでこんなイケメンなんだよこの人……とか。売り子のレイヤーさんの乳デカすぎどこに目を向けて買い物すればいいんだよとか。そんなこんなしながら買い物してたんだけど、俺は一個心がけていたことがあった。普段から見たる人たちには「いつも見てます〜」とか「応援してます!」って言うこと。いや、自分が創作してるからわかるんですけどやっぱり見てくれてる、これ好き!って言われるのってめちゃくちゃ嬉しいんですよ。いつも楽しませてもらってますし、その辺の感謝はしたいなって。みなさん笑顔でありがとうございます!って言ってくれたり、軽く雑談になったり。オタク同士で「好き」を表現してそれを伝えるイベント。コミケの良さってこういうところもあるのかなって思ったよ。まぁ手に持ってるのはエロ本なんだけどね。
買えないものもかなりある。なんせ早いもの勝ちだから。今回俺はブルアカを優先して確保していたので、アークナイツではかなり買い損ないがあった。悔しい。俺だってエフイーターのエロ漫画欲しかった────
実は壁サーとかはかなり多めに在庫を刷ってくれているところもあって、午後になって列がなくなってもまだ在庫あります!とか結構あった。逆に初参加の人とかは見積もり甘くてかなり早めに売り切れちゃうとかよくある。Twitterで毎回万バズしてる人の初参加とか特にこれ。そこらへん見極めて優先順位をつけとくのもコミケ攻略法かも。
ちなみに、気になるであろう臭い問題。結論から言うと臭いよ。そりゃそうよ。あんな炎天下で数時間ほったらかしにされたやつに汗かくなは無理。汗臭さは出るよ。それとやっぱりバケモンはいる。どぎつい臭いのやつとすれ違うたび最初は顔顰めてたよ。だけどなんか鼻麻痺したのか途中で臭いしなくなった。怖いね。ボディメンテ売ってた女の人めっちゃ眉間に皺寄せながら鼻覆っててあぁ……辛そう……って思った。みんな脇に消臭スプレーとか(個人的には塗るタイプをお勧めします)しような。当たり前だけど風呂シャワーには入ろうな。汗臭さはしゃーないけど、ドギツイ臭いの人はなんとかしてくれって思う。
5.1日目、完
いぬわは家の都合で2日目は参加できず。お別れとなる。ちなみに彼は冬コミも家族の予定で参加できない。かわいそう。
俺は前から泊めてもらう約束してた友達と合流。早めにそいつの家に撤退することになった。
そいつの家でみんなでエロ本読みながら品評会してた。
俺を泊めてくれたやつはコミケ経験の多い猛者。明日は始発らしく、軽く酒盛りしてから早々に寝た。体も疲れていたし寝付くのは早かった……と言いたいんだけど
枕がなんとも言えないクレーでアホ寝づらかった。最初に渡された平べったいクロミちゃんぬいぐるみで寝るんだった……なんて思いつつその日はおしまいになった。
6.行くぜ2日目!!始発から!!
幸いにも俺は早起きが大得意なので始発からも全然対応可だった。前日にどこを回るかのすり合わせはしていて、各々が初手で行く壁サーの欲しいものを確保することになっていた。いっしょに泊まっていた初対面のオタクがまたのんき先生のところに初手で行くとのことだったのでミヤコ本の購入を託した。その代わり俺は初手で行く学マス本の購入を任された。このように友達と行くと協力できたりもする。1日目は先に入っていたこのオタクたちが俺の欲しいやつを結構確保してくれていた。神。大好き。
臭い。なにが臭いって始発のゆりかもめがだよ。バケモンの巣窟だよ。尋常じゃないほど濃い臭いだった。
さて、午前入場は11時から。1日目はそれを馬鹿正直に捉えて10:30に会場に着いていた。だが2日目。俺たちは5:30に会場に着いていた。列に並ばされたが、まさかの2列目。相当早い。さすがは歴戦の猛者。そして、列に10:20までに戻ってくればどこへ行っても構わないとのことだった。暑すぎるので3駅ほど行ったところのマックで時間を潰した。朝からやってるマックほんとにありがとう。
7.戦場、再び
さて、2日目の俺の目的は学園アイドルマスターとブルアカ、そして企業ブース
人は1日目より少なめ(気持ち程度)だったのでサクサクとお買い物できた。本をあらかた買った俺はネッ友とエンカなどしてご挨拶してから、企業ブースの方へ向かった。東ホールからそこそこ歩くことになる。2階に上がって室内で移動が完結するのはいいこと。涼しい。
西ホールは2階を企業、1階を個人のサークルとして分けられていた。1階なんかえぐい列あるわ……と思ったらバキ童だった。動ありもいたらしいね。1階は特に何も見ることがなかった(ドカエロコスプレイヤー写真集欲しい人は行ってどうぞ)ので即2階へ。エスカレーター前の人が莉波と麻央のレイヤーさんでほんまありがとうって感じでした。そして俺が2階で目にしたものは
日本の誇りだった。素晴らしい。
エロゲの会社が結構出てて、コアなファンが押し寄せていた。ヨースターのブースは公式レイヤーさんがいることもありとんでもない人だかりだった。チラ見したけどさすが公式レイヤーさん。ばり可愛い。カンナはおっぱいがデカかった
でもヤバかったのはここ、リンバスカンパニー。マジで列が長すぎる。ブースとは遠く離れたところに分割されて並ばされてたもん。ファウストさん可愛いよね……(まだ1-8ぐらい)
そして西ホール2階から移動して南ホールへ。こちらも企業ブース。ただでゾーンを配っていた。マジありがとう1分で全部飲んだ。あとはデカ画面に出てくる学マス信号機を拝んで友達と合流。みんな欲しいもの買えてたから早めに帰ることにした。
2日目は朝凪先生の本を買えたのが良かった。嘘シャニマスbotの本も買えたのでかなり満足度が高かった。
8.コミケってさぁ
二日間で27000円ぐらい溶かした。あるのがいけない。金はかかるし体は疲れるし、暑くて汗だくだし、もう二度と行くか!って思うんだよね。だけど気づけば冬コミにむけて思考はシフトしてる。不思議やね。初めて参加したけど、ここはいろんな人の好きが溢れてる素敵なとこだなって思った。かなりエロに偏りがちに見えるけど、それもいいじゃん。好きなこと目いっぱい好き!って言える場っていいよね、だから行きたくなるのかな。外国人の姿もいっぱい見えてさ、言語の壁とかも超えて好きが繋がってるのすごいなぁって思ったんだよね。コミケが長く続いてる理由がわかった気がする。また行きたい。というか行きます。でももう並ぶのは嫌なので、行くならサークルとして行きたいね!そんなことで、コミケレポでした!
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