ジンジャーブレッドマン

なかなかまとまらない生地。筋肉痛の予感がする腕。小学生だった頃の記憶が頭を過ぎる。。

小学生の頃、友達に誘われたハロウィンパーチー🎃
全員お菓子持ち寄り。
わたしは母の提案でジンジャーマンクッキーを作った。
完璧なお菓子を持って行きたくて張り切っていた気持ちとは裏腹に、なかなかまとまらない生地。焦る。むくれる。ぼろぼろ。泣く。投げ出す。落ち込む。。
結局、母が形にしてくれた。楕円形で、人型ではなくて、アイシングも出来なかった、茶色いお菓子。作ってもらっておいて、かわいさを求めていたために落ち込む。食べたら、美味しかった。気分がすこし浮く。お母さんは凄いなぁ。でも、完璧主義と見栄っぱり、怖がりなお陰で、茶色い楕円形の華やかさのないお菓子を持っていくのが恥ずかしいと思ってしまってた。

当時はこんな感じだったかなぁ。
さっき焼き上がったジンジャーブレッドマンは、きつね型。母と妹に食べて欲しいなと思いついて作り始めた思い出のジンジャーブレッドマン。覚えているのかわからないけれど、苦くて幸せな大事な記憶。早く渡したいな。

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