若者とシニアのワークショップ~コロナ禍を便利に楽しむアイディアソン~

2020年12月19日に日本クールシニア推進機構さんと共に多世代協創ワークショップを行いました。昨年に引き続きの開催となり、今回は15名の方がご参加くださいました!

今年のテーマは「コロナ禍を便利に楽しむアイディアソン」でした。コロナにより生活状況が大きく変化した方も多いと思いますが、制約がある中でも生活の中に楽しさを見いだせるようなきっかけとなればと思い開催いたしました。

目次
ゼロイチシニアとは
ワークショップ開始!
ワーク1 コロナ禍でも最近楽しかったことTOP3
ワーク2 コロナ前後の典型的な一日を比べ、変化があったこと・困ったこと
ワーク3 掛け算でアイディア作り
アイディアをもとに企画を作ってみよう
各グループの企画を発表

ゼロイチシニアとは

まず初めに、わたしたちゼロイチシニアについて簡単に紹介させていただきたいと思います。

「孫の手を借りる」時代から「孫に手を貸す」時代へ

をビジョンとし、どのライフステージにおいても自身の価値を表現できる社会を目指し活動をしています。具体的には、大学生を中心とした若者とシニア世代の方々の交流の場を作り、双方にとって学びとなるワークショップや企画をさまざまな団体と共に運営しています。

当日の様子

当日はコロナ禍ということで、感染対策を十分に行い開催いたしました。密にならないよう、机の感覚を開けたりグループを少人数制にするなどソーシャルディスタンスを心掛け、スタッフはマウスガードを装着しました。また、会場参加は心配という方も想定し、会場とオンラインを融合したハイブリット形式で開催しました。今回初の試みです。会場用には大きなモニターを用意し、オンライン参加の方用にはパソコンをつないで行いました。

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当日の司会はメンバーの栗山が務めさせていただきました。ワークショップの流れを説明し、いよいよスタートです!

各ワークは、会場3グループ、オンライン1グループに分かれて行いました。

ワーク1 コロナ禍でも最近楽しかったことTOP3

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コロナによる自粛生活が始まり半年以上が過ぎましたが、みなさん新しい趣味や楽しみを見つけているご様子でした。TOP3というお題ですが、中には「3つに絞るのが難しい~」とおっしゃる方もいらっしゃいました!

アマゾンプライムで何本も映画を見ている

料理に拘るようになった

筋トレやヨガを始めてダイエットに大成功

自然と触れ合うようになった

などなどたくさんの意見がでました。

ワーク2 コロナ前後の典型的な一日を比べ、変化があったこと・困ったこと

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次は、コロナ前とコロナ後を比べて、変化点や困ったことを挙げていきます。こちらもたくさんあるご様子で意見交換がとても盛り上がりました!困ったことの中で多かった意見はやはり「人に会えない、コミュニケーションがとりにくい」というもの。皆さん、実際のエピソードとともに話していらっしゃいました。

掛け算してアイディア作り

次は、ワーク1・2で出た意見を掛け合わせて新しいアイディアを作りです。縦軸に楽しかったこと、横軸にコロナ前後の変化点や困ったことを並べ、2つの要素を掛け合わせて問題を解決するアイディアを出していきます。会場チームは大きな模造紙とワーク1・2で使用した付箋を使って、オンラインチームはMURALというツールを使って行いました。

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アイディアをもとに企画を作ってみよう!

最後に、企画作りです。このようなワークシートを使用しました。

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「このチームで走り出すならどんなアイディアを企画にしたい?」ということを念頭に企画作りをしていただきました。このチームを実際の会社と見立て、すぐに実現できるようにできるだけ具体的に、メンバーそれぞれの強みを生かした役割分担も意識していただきました。

「私は営業を20年やっていたから任せて!」

「じゃあ私は仕入れや調査を担当しようか」

「これくらいの予算なら現実的だよね?」

「自宅で過ごすことが増えたから家族でできるものならニーズが高いかも?」

などとても具体的なところまで話をつめて行いました。「このチームで」といことを念頭に置くだけで自分事となりより現実的な意見が出てくることが印象的でした。

各グループの企画を発表!

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最後に全員集まって、全体で各グループの企画を共有しました。テーマは同じなのに、各グループまったく違う企画だったことに驚きました!どのグループも個性的で、実際に企画として行いたいものばかりでした。

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最後に皆さんで記念撮影。久しぶりにこんなに話したという方も多く、皆さんとても楽しそうでいきいきとした表情をされていました。

今回参加してくださった皆様、お声掛けくださった日本クールシニア推進機構さん、ありがとうございました。

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