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【50代バリキャリ、FIREしてみた】FIREできるかな、FIREしたいなって考えたら先ずやること(事前調査)

こんにちは。nyupyです。
FIREしたいなと真剣に考え始めた時、資産の棚卸と今後のマネープランを多くの人が計算するよね。
もちろん私もやってみたよ。専用のアプリもあるのかもしれないけど私はエクセルで。
エクセルだと運用利回りや将来の生活費、安全資産とリスク資産の比率などを自由に設定できるからそれをきっかけに今後の人生に必要な費用を考えるきっかけにもなってすごく良かった。


マネープラン作成

現在の預金、株式資産、投資信託、退職金の確定拠出型年金と一時金、年金額などなどをエクセルに整理。
そして過去2年間に生活費がどれくらいかかっていたのか計算し(これまではっきりとは把握してなかった。苦笑)、今後必要な費用を旅行費や習い事の月謝などの余裕費用も含め概算してみた。
これらの数字から今後のマネープランを計算して資産の変動をグラフ化してみたよ。
我が家独特の状況もあるのでそれは「我が家の場合」を参照くださいませ。

マネープランの仮定

★リスク資産
確定拠出型年金や株式資産、投資信託の運用利回りが今後どうなるかはわからないけど、仮に3、4、5%でそれぞれシミュレーション

★年金
「ねんきんネット」で今年仕事を辞めたとして計算。
繰り上げや繰り下げはその時に考えるとして、通常の65歳を支給年齢としてみた。

★税金
年金受給やDC年金の年金受取後は雑所得として住民税、所得税を計算
* 思いのほか多くの税金を取られるのが実感。これを考慮しておかないとマネープランが崩れるだろうな・・・

★社会保険:国民年金料
国民年金は60歳まで支払いが必要。私は会社員の夫の扶養に入ることで支払い免除となるそうだ。
なんか不思議な制度だけどお得になるから深堀はしないでおく。
* でも雇用保険の基本手当を受給している間は夫の扶養には入れないらしい。謎ルール。

★社会保険:健康保険料
会社を辞めて再就職しないなら3択。
①任意継続被保険者制度を利用(退職後も元会社の健康保険に最長2年まで継続して加入可能)
②国民健康保険に加入
③家族の健康保険に扶養として加入 
私は③を選択。一番お得で私の支払いも無いし、夫の負担増もなし。ただし雇用保険の基本手当を受給している間は扶養外になるため、②の国民健康保険に入る必要ある。

シミュレーション結果

その結果、よっぽど大きな株式暴落が長期間続かない限り100歳まで生きても大丈夫でした。
ほっとした~♪ 

これで一安心。
働かなくても経済的自立ができると確認できたから、社内で移動するか、転職するか、自由な生活を送るか私が選ぶことができる。
気持ちが軽くなるなぁ (^^)

我が家の場合 

私が夫と対等でいたかったから、我が家は結婚当初から共働きで財布は別でやってきた。結婚をした約30年前は妻が家計管理をして夫がお小遣いでやりくりしている夫婦が多かった。だけど我が家はそのタイプの家計管理を選ばず必要なものをその時の話し合いで買うパターンで生活をしてきた。二人とも浪費タイプではなかったので成り立っていたのだと、今になって思う。
なので、FIREしてもそれぞれが対等にお金を負担するのは変わらず私の生活費は私が出すことになっているから、会社を辞めても私の生活費が出るのか?自由に遊ぶお金はあるのか?をちゃんと計算しておかないと「老後破綻」になってしまう。。。
(子供の費用は何となくの折半にしてきた。その子も社会人になったので今は負担なし)
周りの人には不思議がられることが多いけど、夫と対等に暮らしてきたから夫からお金をもらって生活することは思考の外。自分自身として経済的自立ができるかが重要なのでちゃんと計算したよ。

経済的自立 FI (Financial Independence)について思うこと

経済的自立は、中学生のころから考えていたんだよね。自分だけで生きていける生活力を身に着けるって思ってた。
それは両親の影響が大きいと思う。両親には感謝しているし、ちゃんと育ててもらったと思っている。
昭和の時代には当たり前だったのだと思うけど、父が中心に家族があり、父の言うことが絶対であるような生き方は私には受け入れ難いものだった。働いていてお金を稼ぐことはそんなに偉いのか?家庭を守り子育てすることはお金を稼ぐことより下なのか?って疑問があって、それなら自分の生活は自分で稼げるようになりたいと中学生の私は考えていた。

日本のジェンダーギャップについての個人的な実感

中学生ってことは1980年代。男女雇用均等法もなく周りの大人を見渡しても専業主婦が中心だった。
中学の頃は勉強ができるとほめられたけど、高校から大学に行くころには「短大の方が可愛げがあるよ」とか「そんなに頑張って勉強しなくてもいいのに」とか良く言われたなぁ。中高生ながら腑に落ちないとは思っていたけど、今考えるとすごい時代!。まだまだだけどこの30-40年で日本でも少しづつでも女性活躍の場が広まっている。喜べるような広がりではないけれど進んでいないよりマシかな。
理想を言えば女性議員とか、女性役員とか「女性」と付かなくなってほしい。世界経済フォーラムが発表した2022年のジェンダー・ギャップ指数の日本の総合順位が146か国中116位と、「どこの発展途上国だよ!」って感じなので、牛歩のようなスピードだが少しずつ「マシ」になってきている思いたい(希望)。

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