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【チームCS優勝】5C蒼龍のススメ【個人8-0】


はじめに

3/30(土)に開催された板橋はっちCS(チーム戦)で優勝した、5C蒼龍の構築記事になります。優勝ツイートが自分の思ってた以上に見られていた&組みたいと言ってくださる方が何人かいらっしゃったので、構築について記事にしたためることにしました。
初めて記事を書くので、読みづらい・わかりづらい記事になっているかもしれません。ご了承ください。
不明点やより詳しく聞きたいことがありましたらお気軽に私のTwitter(@nyunyu_160)までお尋ねください。

デッキリストと戦績

3/30(土) はっちcs 3人チーム戦 in 板橋ハイライフプラザ 
参加者:64チーム

予選
1回戦 4c邪王門⭕️
2回戦 星龍マーシャル⭕️
3回戦 シータ革命チェンジ⭕️
4回戦 黒緑アビス⭕️
5回戦 アナカラーグラスパー⭕️
6回戦 5c蒼龍⭕️

本戦
1回戦 不戦勝
2回戦 アナカラーグラスパー⭕️
決勝   アナカラーDOOM⭕️

採用カード解説

《フェアリー・ミラクル》×3
初動枠。
このデッキの序盤はマナを伸ばすことが第一なので序盤はデドダムより優先してプレイします。
枠の都合で3枚にしていますが、余裕があれば4枚入れたいカードだと思っています。

《天災 デドダム》 ×3
初動枠2。
上と重複しますが、このデッキのデドダムは3ターン目にプレイしてもそこまで強いカードではないです。主に獅子王を探しながらマナに多色を確保する役目になります。
真価を発揮するのはマナが十分に伸びた中終盤です。山札を3枚掘って好きなカードを持ってこれるので、その場面に応じたカードを探しやすくなります。

《獅子王の遺跡》 ×4
初動枠3。
このデッキで最も重要なブーストです。このカードを4ターン目に打てるかどうかでその試合の勝敗に大きく影響するといっても過言ではないです。
3コスト初動を打たないと4ターン目にマナ武装が確定せずトップ多色お祈りになってしまうのですが、その場合でも通った時のリターンが大きいため基本的にはプレイしています。ただ、30~40%くらいの確率で失敗してしまうので、相手の動きをみて余裕がありそうなら1ターン待つプレイングも取ることがあります。見えている単色枚数と相談しましょう。

《ドンドン火噴くナウ》 ×2
ブーストも除去もサーチも出来る万能カードです。
獅子王のおかげでこのカードを一番プレイしたい中マナ域が飛ばされがちなこと、トリガーで踏んでも中途半端な活躍に留まることから2枚での採用です。

《流星のガイアッシュ・カイザー》 ×2
ドロソ兼SAメタ。
もっぱらドロソとして運用しがちです。
強力ですが10コスト以上が4枚と多くないのでこのデッキだと軽減効果は意識しすぎない方がいいです。それに伴って採用も2枚に抑えています。

《霊峰 ヒャクメ-4》 ×2
トリガーかつササゲールによってディスペクターの早出しを可能にするカードです。
色が優秀でトリガーで踏んで生き残った際などは大きなアドバンテージを得られるカードですが、単体性能としてはあまり高くないので2枚の採用です。

《S・S・S》 ×2
優秀なトリガーです。
基本的に踏めばほぼ必ずターンが返ってくるので、返しにカウンターして制圧する流れはよくある構図になります。
不足がちな赤と白を確保でき、なおかつ強力なトリガーなので増量も検討したいのですが、自分のリソースにはなにも貢献しないカードなのでこちらも2枚にとどめています。

《蒼龍の大地》 ×2
デッキコンセプトです。
マナを伸ばしてこのカードからマナに落ちた強力なクリーチャー達を踏み倒します。バトルは赤と緑のクリーチャーを出した時だけなので要注意です。
デッキコンセプトといいつつ2枚の採用にとどまっている理由としては、以下の3点が大きいです。
・色があまり強くない
・継続的にマナからクリーチャーを出せるグレイトフルベンがいる
・踏み倒し対象はマナの枚数「未満」なので、微妙に足りなくて使いづらい時がある
とはいったものの受け札にもなる強力なカードであることは間違いないので、増量を検討してもいいカードだと思っています。

《聖魔連結王 ドルファディロム》 ×2
盤面リセット&単色呪文封殺の優秀なディスペクター。
獅子王を打った後綺麗につながる8コストで、かつ対面によっては出すだけで機能不全に陥るデッキもありとても強力なカードです。
環境的に通りがいいカードという認識で、しばらくは2枚採用が続くと思っています。多色環境になり通りが悪くなってきたら1枚に減らすことも検討だと思います。

《砕慄接続 グレイトフル・ベン》 ×2
実質デッキコンセプトです。
マナを一気に伸ばしながら、継続的にマナから好きなクリーチャーを出せるので、このデッキで最も重要なカードといっても過言ではないです。EXライフのおかげで場持ちがいいことも評価点です。
マナから召喚できる能力は各ターン1なので、ガイアッシュやニンジャストライクをマナからできるのは忘れないようにしたいです。

《アポカリプス・デイ》 ×1
おしゃれ枠。
黒緑アビスや天門を意識して採用しています。
劣勢な状況でも、全体除去によって盤面をひっくり返せます……が、採用していて活躍したことはなく、どうしても対面と状況を選ぶピーキーなカードなので、採用するかはちゃんと検討するようにしてください。お近くの環境が黒緑一色とかであれば採用して損はないと思います。

《大地門ライフ・ゲート》 ×1
確定除去かつ踏み倒しが強力なトリガーです。
同型やアナカラーDOOMなどのファッティが多いデッキに対して非常に有効で、先に展開されてしまった盤面をこの一枚から返すことも可能です。
デスロードやカクメイジンなどの7コストを戻してDisアイチョイスやガイアッシュカイザーを出して相手の動きを止めるなど、それ以外の対面でも有用なシーンは存在し、1枚は採用しておきたいカードになっています。

《コクーン・シャナバガン》 ×1
マナ回収かつ強力なSST。
SSTに目が行きがちですが、このデッキにおいてこのカードは通常時の効果が非常に重宝します。
トリガーでマナを増やしながらマナ回収ができるカードなので、耐えてターンが返ってきたときにありがちな「マナ足りなくて何もできない」「解答札が手札にない」といった問題を解消できます。
相手からは警戒されがちなSSTは実はあんまり強くありません。緑を持つカードはせいぜい2打点くらいしか止められないカードしかなく、過剰打点に押し切られることも多々あります。
SSTに期待して採用するのであれば、ドルファディロムやドキンダム・アポカリプスを出せる《爆殺!! 覇悪怒楽苦》の方がいいかもしれません。

《ブレイン・スラッシュ》 ×1
優秀な蘇生札。
主にベンやドルファを墓地から釣ってきます。このデッキでは早期に青黒盤面に揃っていることが少なく、5cザーディクリカのように手札のドルファを踏み倒す、といった動きはやりづらいです。
そのため、一度破壊されたりハンデスされたりしたベン、ドルファを蘇生する使い道が多くなってきます。もちろん終盤はクリーチャーが並び、青黒揃っていることも多くなってくるのでその限りではないです。

《Disアイ・チョイス》 ×1
強力なディスタス。
マナのトリガーを好きに使えるので、いろいろなトリガーを採用しているこのデッキとは非常に相性がいいです。Disアイチョイスからのブレスラ、蒼龍などはよくやる強力な動きになります。
ディスタスなのでベンで無償召喚ができます。そのため、ベン召喚→マナからDisアイチョイス→蒼龍の大地、という動きが可能です。ベンで伸ばしたマナから打つ蒼龍は非常に強力なので、Disアイチョイスが見えていたら意識したいです。

《芸魔王将 カクメイジン》 ×1
おしゃれ枠2。
あまり採用されているリストは見かけないですが、筆者イチオシのカードです。獅子王の遺跡&蒼龍の大地でマナが十全ではない状態から大型クリーチャーを踏み倒したり、蒼龍の大地×2で詰み盤面を構成することも可能です。
また、5000VTからチェンジすることで一度使ったVTを手札に戻すなど、場面に応じて多様な使い方ができます。
5c蒼龍の動きの幅が1段階広がるカードだと思っているので、このカードは是非採用してみて欲しいです。

《怒流牙 サイゾウミスト》 ×1
受け札&山回復枠。
この手のビッグマナには大体入ってるでお馴染みのカードです。マナさえたまれば1打点確実に止められるのが非常に優秀です。
このデッキには山を回復する手段がこのカードしかなく、終盤山が危ない時には回復するために出したりすることもあります。

《飛翔龍 5000VT》 ×1
優秀な小型メタです。
一時よりも数は減りましたが、アナカラージャオウガや赤青マジック、アナカラーグラスパーなどVTを出すだけで1ターンもらえるデッキはまだ環境におり、なかなか抜けないカードになっています。
環境見合いで抜いていい枠だと思っていますが、上述のカクメイジンを採用する場合は相性がいいので出来れば併せて採用したいカードです。

《ドキンダム・アポカリプス》 ×1
強力な盤面リセット札です。
場のクリーチャー全体を封印するため、多面展開するデッキに非常に有効です。コマンドがほぼほぼ採用されていないアビス系統のデッキには特に効果的なカードになります。
ドキンダム・アポカリプスを含む自軍全体にも封印が乗るので、プレイする際は山札の枚数は意識したいです。

《卍月 ガ・リュザーク 卍 / 「すべて見えているぞ!」》 ×1
優秀なトリガーとして採用。基本下面しか見ていないです。
盤面に影響は与えませんが必ずターンが返って来るという点が優秀です。5コストという手打ちしやすいコストなので、これを打ってアナカラーグラスパー対面に1ターンもらうといった動きも可能です。
上面も同型やアナカラーグラスパーのようなマナを伸ばすデッキには有効です。相手がマナを使い切ったタイミングで出すと次の相手のビッグアクションまで2、3ターンもらえるので、その間に詰めることができます。既に知られたテクニックですが、Disアイチョイスで上面を出せることは頭の片隅に置いておいていいと思います。

《禁時混成王 ドキンダンテXXII》 ×1
デカブツ1。
あまりメジャーな採用カードではない印象ですが、能力無視、呪文踏み倒しともにとても強力なカードです。優秀な呪文が多いので、相手が召喚や呪文を打つたびに盤面をはちゃめちゃに出来ます。踏み倒し前にドローがついているのも優秀で、とりあえず出しておいてドロソとして運用するという使い方もすることがあります。
このカード1枚でゲームをフィニッシュまで持っていく力は正直なところなく、デカブツの中では1番抜いてもいいカードだと思っています。しかし不足しがちな赤と白を持っていることが偉く、なかなか抜くに抜けないカードになっています。

《禁断龍王 Vol-Val-8》 ×1
デカブツ2。
SAジャストダイバーEXライフ持ちの3点と、盾を詰めるカードとしてはこれ以上ない性能を持っています。打点に心もとない時にこれを出して詰めることが多いです。
また、盤面によっては攻撃時能力を使って追加ターンを狙うこともできるので、自分の小型の数は適宜意識したいです。

《勝利宣言 鬼丸「覇」》 ×1
デカブツ3。
言わずと知れた最強フィニッシャー。対面デッキ次第ではこれ1枚で勝負がつきます。
ただ、このデッキのコストの中央値が6とあまり高くはないので、負けるときはあっさりガチンコジャッジに負けます。過信は禁物です。

《終末の監視者 ジ・ウォッチ》 ×1
デカブツ4。
最近の5c蒼龍にはほぼほぼ確定で採用されているカードだと思います。強力なロック性能を有しており、出すことができれば勝ちに大きく近づけます。基本的にはジウォッチ&キーナリーの盤面を作り、相手を安全に詰めていくのがこのデッキのセオリーになってきます。
除去耐性が無いこと、踏み倒しには弱いこと、といった明確な弱点はあるので、これで詰めるというよりはこのカードで時間を稼いでいる間に盤石な体制を作るという運用をすることもあります。

《八頭龍 ACE-Yamata / 神秘の宝剣》 ×1
デカブツ5。
高パワーのマッハファイターでほぼ確実に1面を処理しながらさらなる面を並べることができます。下面は初動としてみると心もとないですが、足りない色を持ってきて自ターンのミラクルや獅子王につなげるといった役目もあるので、上下面ともに優秀です。
蒼龍の大地から踏み倒すと蒼龍効果バトルと自身のマッハファイターバトルで2回踏み倒しのチャンスが発生するので、一気に面を展開することができます。同型やアナカラーDOOMにキーナリーを先出しされた際もこの動きが非常に強力で、EXライフがついているキーナリーを破壊しながら面を並べ、状況をひっくり返すことができます。

《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》 ×1
デカブツ6。
ジウォッチ同様ほぼ確定枠のカードです。役割もジウォッチと大きく変わらず、出すことでほぼ勝ちまで持っていくことが可能です。ジウォッチと異なり除去耐性を有していて場持ちがいいのが優秀です。
ジウォッチとキーナリー両方出せる場合は上述の通り場持ちのいいキーナリーを優先して出しがちです。ただ、赤青マジックのカクメイジンなどキーナリーでは咎められないカードも多少あるので、どちらが相手に刺さるかはしっかり考えて出すようにしたいです。

おわりに

私が今回使用した5c蒼龍のデッキリストと採用カードの解説でした。ご覧いただきありがとうございました。これから5c蒼龍を組もうとしている人の一助になれば幸いです。
5c蒼龍というデッキは非常に自由度が高く、初動等デッキの根幹の部分さえ崩さなければあとは好みで何をどう入れてもいいと考えています。このデッキを組む際はお近くのCSの環境や好みなどでご自由に組み替えてみてください。
冒頭でも申し上げましたが、不明点やより詳しく聞きたいことがあれば私のTwitter(@nyunyu_160)までお尋ねいただければと思います。
以下の有料部分では最新のリストと新しく採用したカードの解説を行なっています。リストが更新される度に随時記事の方も更新する予定ですのでご購入を検討いただけますと幸いです。

付録

 4/13 はっちCS
 4/13 新弾発売後のリスト
 5/11 はっちCS
 5/19 はっちCS
 6/9  おやつチームCS(本選1没)

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