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新米カラットによるメンバーの第一印象の話 前編

ARMYになって久しいが、セブチの楽曲を知ってからも随分たった。初めて見たMVはHITで、リリースよりしばらく後に見たので3年ほど前だと思う。JO1の川尻蓮を日プから推しているのだが、彼がオーディションでウルゴシプチアナを踊っていたり、小指のピンキーリングをしているなどカラットであることは当時からよく知られていて、私もそこでセブチを認識した。またデビュー後も、踊りといえば蓮、蓮といえばトリートメント(ディテールに修正し創作する意味)、というのはファンなら誰もが知るところであり、セブチのカルグンブとの親和性も高い。実際にインタビューなどで(人数も近いので)同じような表現ができそうだし、やってみたいと答えたり、ヨントンやビハインドなどでホシウジについて魅力を語っているエピソードもある。
またコロナ禍を経て、今でこそ掛け声や応援方法が日本のアーティストにも浸透しつつあるが、JO1がデビューした当時、応援棒を使ってメンバー名を順に叫ぶ応援方法は、よほどKPOPに明るいファンで無い限りかなり目新しいと感じるファンも多かった。当時応援方法の映像を見たJAM(JO1のファンネーム)が面食らっていたところ、「カラットよりはましだ」「カラットも頑張ってます」「CARATは歌唱力も必要だ」「JAMがんばれ」などセブチのファンからたくさんの温かいコメントが届く事態も発生した。そこから何か親近感を覚えた人も多かったと思う。

とはいえ元々KPOP自体に馴染みがあったわけではなく、映像コンテンツよりは楽曲を中心に聴いていたのでメンバーについては最近までほとんど知らなかった。
私も当時その流れで「HIT」の応援方法動画を見に行き、メンバーの名前で躓いた挙句、まさかコールが逆走すると思っていなかったため絶句し動画を閉じた経緯がある。

その後は日本の音楽番組に出るときに録画する程度で、基本的には音源中心に楽しんでいた。そもそも「推し活」という言葉ができる前から音楽やライブが好きな人にとっては、バンドの音楽本体(音源)以外の部分に対してそもそも興味がなかったり、ライトファンでいる楽しみもあると思っている人も多いと思う。
私の場合もバンタンが非常にレアケースであり、音楽性、人間性、思考、歌詞の世界観、考察、参考文学、哲学性、芸術性、学び、、、そして時にリアコなんて物を全て網羅していくアーティストに出会ったことがなかったので、もう一生自分とは切り離せない存在であると同時に、そういう意味では応援し、知っていく過程での辛さやジレンマも多かった。今はもう平気になったし、家族になる過程だったな、という程度だけど。

だからもうバンタンが家族なら、セブチはもうチングくらいで止めとこうと思っていたのに、うっかり片足突っ込んでいる。
曲は比較的聞いているが、数本のバラエティ、ビハインド、ゴセなどを見た程度の状態で、一旦メンバーの印象を残しておこうと思う。長くなったので一旦分けるが、後から見返すのも楽しいだろうし、長くカラットしている人が見ても面白いものになるといいな。

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