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「あつまれ どうぶつの森」寿司目線ゲームレビュー

🍣はじめに

こんにちは。すいとんです。

先日、こんなことを言われました。
「すいとんさんは寿司のゲームに対する評価が甘い」

いやいやちょっと待て。
確かに寿司だからという理由でゲームを買うことはあるけど、それを遊んでどう評価するかは別問題だぞ。
(ただそれでもやっぱり寿司ストライカーはvery tastyなゲームだ)

そこであえて寿司を評価基準にしたゲームレビューを書いてみることにしました。

ターゲットになるゲームは今大人気のSwitch「あつまれ どうぶつの森」です。

🍣「あつまれ どうぶつの森」における寿司

「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)は移住先の無人島で虫や魚を捕ったり、島を発展させるべくお金を稼いだり、手に入れた服を使っておしゃれをしたり・・・と、プレイヤーが好き勝手に各々の暮らしを楽しむゲームです。

暮らしを楽しむ、とはいってもあつ森に食事の概念は基本的にない(※)ため、ゲーム中で寿司を食べることはできません。
(※島に生えているフルーツ等は生で食べられる。かなりワイルド)

しかし、あつ森ではなんと

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寿司を着る、いや自らが寿司になることができます。

これは素晴らしいですね。
多くの寿司ゲーにおいて寿司は自分が食べるかお客さんに提供するかのどちらかです。寿司を操作可能なゲームにおいても、人間形態と寿司形態を使い分けることができる作品はかなり貴重だと思います。僕の「寿司になりたい!」という願望を叶えてくれる救世主です。

さて、ここからはあつ森において変身可能な寿司ネタ3種を見ていきましょう。

🍣まぐろずし

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寿司界の永遠の4番打者、マグロ。見たところトロではなく普通の赤身のようですが、あつ森で登場する寿司の中では一貫1920ベル(あつ森の通貨単位)と最も高値です。
でも高い割にあんまりおいしそうじゃないんですよね・・・。
まずシャリに対してネタが小さい。そのシャリも質の悪い型に入れて作っているのかぎゅうぎゅうだし、なにより全体的に干からびている感じがする。
あくまでも食用ではなく衣類として楽しむべきでしょう。

🍣こはだずし

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光り物の代表格、コハダ。1440ベルとリーズナブルです。
しかし、ネタのサイズやシャリの質感など、マグロと同じ問題を抱えていますね・・・。さらにマグロと違ってネタの部分も白みがかった色をしているため、光の加減によっては寿司形態であることがわかりにくい場合があるんですよ。TPOの見極めが肝心なネタですね。

🍣たまごずし

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最後は魚じゃない枠、タマゴ。価格は1600ベル。

うーん、これは・・・。

「たまごずし」っていうアイテム名と海苔があるからタマゴだって認識できますが、単独で見せられたら完全に角材ですね。

🍣総評

普段は人間として無人島ライフを楽しみつつ、時として寿司になれるという、一部寿司好きの根源的欲求を満たすことのできる斬新なシステムはさすが任天堂。しかし、ゲーム内でその寿司が食べられることを想定していないためか、肝心の寿司そのもののクオリティが寿司変身システムに追いついていないように見えます。次回作では、寿司の見た目・味を向上させたうえで、軍艦系などネタのレパートリーが増えることが期待されます。さび抜きの旗なんかも刺せたら最高です。

🍣補足

実は前作「とびだせ どうぶつの森」では回転寿司をモチーフにした家具が存在していたのですが、今作には登場しないようです。
なぜだ任天堂。

🍣補足2

あつ森、ゲームとしてはめっちゃ楽しいです。まだの人は買ってね!!!!!

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