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俺たちは"歩み"を止めない

 ホンマに凄いことをやってくれましたよ。

 賢者ターイム!!!!!!!


トレード概要

アストロズ獲得:菊池雄星(LHSP)

ブルージェイズ獲得:J.Bloss(RHSP)、J.Loperfido(1B/OF)、W.Wagner(IF)

 それぞれの選手について簡単に解説します。

 菊池雄星(LHSP)

 正直わざわざ紹介するまでもないと思いますが、西武からMLB挑戦6年目を迎えた速球派左腕です。
 詳しくは分かりませんが、投げてる球とかスタッツ的にアップサイド有りと見ているチームはありそうですね。
 ちなみに残り契約は半年です。

 J.Bloss(RHSP)


 23年ドラフトで3巡目に指名された右投手。90mph中盤の速球にカーブ、スライダー、チェンジアップとスタンダードな投手です。
 昨年からAを中心にキャリアをスタートすると、今年はA+から一気にMLBデビューまでこぎつけました。
 正直MLBの先発が少なすぎて上で先発していた感は否めませんが、改めてAAAでじっくり育成すればローテ4、5番手くらいにはなれるんじゃないでしょうか。

 W.Wagner(IF)


 アストロズのレジェンド守護神B.Wagnerの息子です。プロキャリアのスタートが遅く既に26歳と高齢ではありますが、プロになって以降はどの階層でも好成績を残しており、今年は序盤こそ躓いたものの、直近30試合ではOPS1を超えるなど素晴らしい成績を残しています。
 SS以外の内野を守っており、イメージとしてはグレインキーのトレードで移籍したJ.Rojas(現SEA)のようなタイプでいいとおもいます。

 J.Loperfido(1B、OF)


 今トレードの目玉野手。既にMLBデビューを果たしており、対戦相手によってはスタメンでも起用されていました。
 最大のウリは長打力とポジションのユーティリティー性で、内外野を守りながら20本塁打を狙える選手だと思います。
 三振の多さなどを考慮するともう少しMLBにアジャストする必要はありそうですが、とはいえこのトレードで最もバリューの高い選手であることは間違いありません。

トレード考察

 ここまで見たところでどう考えてもレンタル投手に対してオーバーペイもオーバーペイであることが良く分かったかと思います。
 ではなぜアストロズがこのようなトレードに踏み切ったのか考えていきましょう。

①契約延長説


 今オフに菊池雄星との契約延長を見込んでいる可能性はあるかもしれません。ただ残契約期間が半年と保有期間中に契約延長することが難しいことを考えると、結局市場価格感から遥かにかけ離れた対価を出す理由としてはやや弱いのでなしです。

②魔改造自信あり説


 菊池のスタッツや投げている球的に魔改造すればもっとやれると思ってる節はありそうです。ただ、これも市場価格感から遥かにかけ離れた対価を出す理由にはなりません。

③残り契約年数間違えた説


 今オフで契約切れの菊池を1.5年ないしは2.5年保有できると勘違いしていた可能性。実際AAV14Mの先発を市場でとる難易度を考えるとこの説はかなり有力。

④G,Crochet or T.Skubal or C.Ragansと間違えた説


 この3人と間違えたならこの対価は納得どころか「してやったり」といったとこでしょう。左腕で球が速いのでDana Brownの認識能力の低さなら間違えても無理はありません。




⑤頭おかしい説

 もうこれやろ。頭おかしいねんこのチームのフロントは。イカれてるんよ。狂人も狂人。話になりませんわ。
 Clickと喧嘩別れしてからR.Montero再契約、J.Abreu3年契約を独断専行でやったアホオーナー、超巨大不良債権Justin Verlander獲得推進を止めずにtopプロスペクト2人出した世紀の太鼓持ちDana Brow。
 もはやヘイダー獲得程度可愛いもんですわ。菊池雄星にこれだけの対価を出せるチームなんて地球上に存在していいわけがない。知的生命体を名乗ることすら烏滸がましいわ。


 

ネクストアクション


 賢明な読者諸君なら既に気づいているかもしれませんが、アストロズにはまだチーム内topプロスペクトのB.MatthewsとL.Baez、J.Melton(←こいつは出していい、というか早く出せ)が残ってるんですよね。

 これの意味するところはつまり、アホトロズはまだアホができるということです。


 驚天動地のとんでもトレードが君を待っている!!!!!

 

 僕の予想ではT.Scottにこの3人放出です。

 みんなのアホ予想も教えてください。

おわりに

 20年PO出てなかった球団や大谷トラウトを擁して床ペロしてる球団、流浪球団や2009WS優勝球団がいる地区にあって、少し浮いていた感のあるアストロズでしたが、ようやくここ2年でこの地区に馴染めてきたような気がします。
 これからもこの素晴らしい地区で過ごしたいです。

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