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【ウクライナ】リヴィウに来たらここは外さないで!

リヴィウに住んでもう数ヶ月になるでしょうか。そろそろ全容を把握してきたので観光地として訪れる際に必ず訪問しておきたいとっておきのスポットを公開します。

まずはリヴィウの概要から抑えていきましょう。Goolge検索するとすぐに出てくる情報ではありますが、リヴィウはライオンの街と呼ばれていて町中至る所にライオンの石像があります。以下の動画まとめによると4500ものライオンが至る所に飾られているらしいですね。学生の歴史の課外授業なんかでもライオンを100個ほど見つけてこい、みたいなものがあるそうです。元々リヴィウという街を作り上げたポーランド系の王がいたんですが、彼の息子レオ(ウクライナ語でライオン)にちなんで命名されたので、転じてリヴィウという街名になっています。

こちらもすぐに検索に出てきますが、リヴィウはポーランドの国境から東に70キロ先にあり、ポーランド観光してる方は電車ですぐに入国できます。ビザも90日までは必要ありませんので、パスポートだけ用意して電車に乗れば数時間でポーランドからリヴィウにたどり着けます。リヴィウは真夏日でも湿度49%気温22度と快適です。人口は72万人とこじんまりした都市なのでロンドン、パリ、バンコク、トーキョーのような派手な遊びはできませんが、のんびり外篭りしたいバックパッカーやノマドの方には最適かと思います。SIMが使い放題でも500円程度なのでノマドは結構入り浸ってます。またリヴィウの外観はポーランドやオーストリア・ハンガリー帝国の影響を色濃く受けておりウクライナの中でも独特な美しさを放っています。隠れた宝石などと形容されることもあるみたいですね。確かに散歩してるだけなのに美しくてついついカメラに納めたくなる光景がいつもどこかしらに広がっています。

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リヴィウにお越しいただいた方にまず見てもらいたいのは以下の場所になります。ここさえ押さえればリヴィウの7割満喫したと言っても過言ではありません。

1. Rynok square
2. Latin Cathedral
3. Opera
4. Svyatogo Yura Cathedral 
5. Drunken Cherry 
6. Coffee Manufacture
7. Lviv Handmade Chocolate
8. Lviv Croissant
9. Rebernia

1. Rynok square

ウクライナ!と言えばもはやこの場所なのかも知れません。ウクライナの観光ガイドの写真に必ず載ってるリヴィウのシティーセンターです。リヴィウは小さいので数十分もあればぐるっと一周できてしまいますが、隠れた名店が多く全てを攻略しようものなら甚大な時間がかかると思います。

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2. Latin Cathedral

Rynok Squareのすぐ隣にあるんですが、15世紀にポーランド王によって建設されたゴシック様式の教会です。その後18世紀にバロック様式に改装され塔が追加されています。19世紀にはネオゴシック様式が再度導入されステンドグラスが設置されたようです。いろんな文化の混じった教会もまた一興なのではないでしょうか。ただ僕の好みの教会ではありませんね。中は格好いいですが、そこから見ると至って普通の教会です。

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3. Opera

僕が一番好きな写真スポットはなんと言ってもオペラです!リヴィウで一番美しい建築物は間違いなくオペラです。美しすぎて付近のアンティークマーケットでオペラの絵画を買い占めたくなるほどです。現在は目前の噴水や地面の塗装の工事中なので良い写真が取れなくて残念ではありますが、オペラ自体は観賞できます。上段の良い席から見ても2000円程度なのでお越しの際はぜひ見に行ってみてください。チケットはオペラに入ってすぐのところで購入できます。僕はフランス人と一緒に見に行ったんですが、オペラがこの値段で見れるなんて凄すぎる、フランスだったら数万円はするから見れないと言っていました。パリで消耗してるみなさん、リヴィウにぜひ!

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4. Svyatogo Yura Cathedral

こちらの教会はバロック・ロココ様式で18世紀半ばに建設されています。綺麗な建物でお城っぽくもあるんですが、シティセンターから歩いて30分くらいの場所にあり、観光客はシティセンターから出ないのであまり観光地になってない気がします。実際僕もこの建築物の存在に気付くのに数ヶ月かかりました。散歩中にたまたま見かけましたね。びっくりしました。残念ながら美しい写真を撮るには構図が悪すぎてインスタ映えは難しいかも知れません。

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5. Drunken Cherry 

シティセンターの至る所にあるチェリーリキュール専門店です。お求めやすい価格で軽くいっぱい飲めるので夜になると人だかりがいつもできてます。座席もなく室内でもなく外でたむろしながら飲むだけの場所なんですが、複数人で飲みに行って周りの人に絡めばすぐに打ち解けて仲良くなれると思います。冬にリヴィウに来た際は温まるのでぜひ一杯飲んでみてください。

6. Coffee Manufacture

実はリヴィウ、ウクライナの中ではコーヒーとチョコレートの街としてでも有名でコーヒーの方の一角を担うお店がこちらになります。FESTという西ウクライナ最大級のレストランマフィア(本当のマフィアじゃないと思います)企業が運営しているのでクオリティが半端ないです。ちなみにDrunken CherryもFESTの傘下です。クオリティ高いレストランやカフェは大体FESTかも知れないです。地下壕がありそこで面白い体験ができますし、そもそもコーヒー豆を煎るドデカい機械などが置いてあったりお土産品もたくさん置いてあるのでぜひよってみて下さい。

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7. Lviv Handmade Chocolate

リヴィウに訪れたお土産を買いに一度は訪れないといけないお店、それがこちらになります。実はキエフにも店舗があるのでリヴィウに行かなくても購入はできますが、本店すごい良い雰囲気なのでぜひ来ましょう。いや、むしろ来て下さい。お土産用のチョコレートを買える売店コーナーと中に入ってゆったりチョコレートやコーヒーを楽しむカフェコーナーがあります。どちらもとても心地よいし、美味しいので糖尿病に気をつけて下さい。

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8. Lviv Croissant
リヴィウが誇るウクライナ随一のファストフードチェーン店です。リヴィウ以外でも41都市に存在するので大体どこへ行っても見つかると思います。フランスのクロワッサンとはかなり違ってどっちかっていうとクロワッサンの形をしたただのパンって感じですが、値段も200円程度でとても安くコーヒーやドリンクも手ごろな値段で手に入る割に内装がモダンでお洒落で長居できるので、若者やカップルが溜まってることが多いです。フランチャイズとして購入する場合は30000ドルから契約できるみたいです、物件によるとは思いますけど。


9. Rebernia

紆余曲折を経てウクライナで一番のレストランとして認識されるようになったレストランがこちらです。この企業は2店舗別のコンセプトでお店を開いていたそうですが、客足が付かず思い切って本来レストランとしての施設ではなかった古い建築物を全面改装してリブ専門店としてオープンしたところ爆発的な人気を得たそうですね。僕の弁護士がそう言ってました。動画見たらわかると思うんですが、つい自撮りをとってインスタに上げてしまいそうな仕掛けがあるのもグッドポイントですよね。エンタメを提供しつつマーケティングに利用してしまう強かさがあるように思います。


以上リヴィウのお勧め観光地でした。正直1日2日もあれば全て回れるくらい小さな都市なので超絶のんびりしましょう。シティセンターの外にある公園も時間の流れがゆったりで夏にくれば日暮も8時以降くらいになるので、すごく居心地がいいです。ぜひピクニックにでもいきましょう!次はリヴィウの穴場やキエフの外せない観光地なんかも記事にしたいと思います。

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