見出し画像

きさらぎ賞 フォースクエア論&回顧

きさらぎ賞 2月6日 中京11
◎7番 フォースクエア

珍しくこの馬の良さを書いてたら止まらなくなった。


クラシックのいずれか orNHKマイルを取るのでは。くらい評価を現時点でしてます。


デビュー戦10月16日 阪神1800m


2番からスタート出遅れて、慌てた素振りはないのだが、すぐにポジションを取りにいき、向こう正面は掛かり気味。
1000m通過62秒を出遅れ→リカバリー→掛かり→内に閉じ込められる展開
直線内が空いた瞬間のトップスピードへの入りかたが素晴らしく、瞬時にインか抜け出して勝利
このレースラスト3ハロンが
12秒0、10秒8、11秒6 のラスト2ハロン戦
かつ、ラスト4ハロンから2ハロンまで、1秒2ずつラップが速くなる差し馬にもセンスが求められたレースで、これを制したあたりが、極上評価。

強い逃げ馬がいなく、11番、1番が逃げ候補もスロー経験しかないこともあり、レースは流れない想定。

スローからの上がり勝負となれば、まずこの馬のギアチェンジ能力に勝る馬が見当たらず。
6番人気の今回しかオッズ妙味がない。

2着、3着馬も既に勝ち上がりをしている点からも決して新馬のレベルは低くはない。

なお、出遅れたから慌てて取り付いたわけではなく、普通に追ったら追い付いてしまったようにしか見えない。かつスローなら掛かっても仕方なく。
フォトパドックは圧巻の一言。
懸念は、なぜかCW追い切りをしていない点か。

池江厩舎はきさらぎ賞は本気で毎年取りにきている
10年の成績は
4121 着外1回のみ。

いちおう週中でも呟いたが、

消し馬傾向にはバッチリ当はまってしまってます(苦笑)

きさらぎ賞
消しデータ
過去10年
キャリア2戦目3着以内
2頭のみ/30頭
勝ち馬は、直近では2018年
サトノフェイバーのみ

距離延長組は苦戦
延長→複勝率約15%
同距離→約24%
短縮→約25%

上記のとおり、フォースクエアは消しデータドンピシャ

ただ、クラシック取れる器を例年の傾向に当てはめることほど愚かなことはなく、それで人気落とすならありがとう(個人的意見です(笑))

結論
◎フォースクエア

ここから回顧

レースは前半60秒6
後半59秒9 稍重の馬場にしては流れたレース

先行勢には少し厳しく差しに有利になった展開

まずゲートで軽く煽ってスタート→ゲート練習は要ですね、、、
1角の不利ばかりが、クローズアップされるがその前に
1角に入るまでが、馬が左右にフラフラと。初戦で見せてた完成度は?どこへ?
1角で、ショウナンマグマが外に膨れたことで、確かに大きな不利はあった。
池添騎手も1角が全てですと。
ここで大きく位置を下げてしまったのは間違いはないポイントではある。

レース質として先行勢にはやや厳しい流れの中、位置取りが悪いとはいえもう少し手応えがあって欲しかったというのが本音ではある。
が、勝ち馬の中では一番外に出したマテンロウレオのさらに外に出したうえで、直線はガチ追いはしておらず、2戦目ということもあり無茶な追い方はしていない。この辺は池添さんらしい。

それでアガリは35秒7(タイムは遅いが、アガリ最速も35秒なんで)で7着。ペース以外は上手くこなした1番人気のストロングウィルと0.2差、トップと0.9差は思ったより差はなかったな という評価

去年のヴィクティファルス臭がなんとなく漂うのは漂うんだが、、懸念していた坂路のみというのも、結果論としては少し影響あったかなと。

CW追いをして次走挑んでくるならばまだまだ見限れない。 オッズチャージができたと見て次走に返してもらおう

フォースクエアを諦めない会結成します