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週刊『めんたい♡通信』20210919号

こんにちは!

日曜日の東京は台風一過の晴天。湿度も低く、すでに秋晴れって感じの良い天気です。

九州・福岡から関東に真横に進む台風は珍しいと思うのですが、金曜から土曜でスーッと通り過ぎた感じでした。大きな被害は出ていないと良いですね。

さて、今週は「シルバーウィーク」らしいです。月曜日が敬老の日で3連休、木曜日が秋分の日なので、飛び石のところをいくつか有給を取れば・・・と、例年であれば高速道路も空港も大混雑しているはずが、さすがに例年のような人出は無いようです。

また、お彼岸でもありますが、そういえば私は「おはぎ」と「ぼたもち」の違い、名前の由来を認識して居なかったことに今更ですが気付きましたw

テレビをつけるとニュース番組は自民党総裁選一色。あくまで党内選挙とはいえ、55年体制以降、実質的に(2回の例外を除き)次の首相を決めてきましたから、党員でなくとも注目されるのは仕方ありません。

自民党は色々な(野党もいう)意見を飲み込んで、党内で議論してきた党でもあると思うのですが、安倍~菅体制と一強時代が長くなり、自民党内での議論が近年停滞していたので、今回の総裁選が拮抗した実力者同士の戦いとなり、久しぶりに細かい政策の論戦が行われているのは良いことだと思います。

米国では共和党と民主党が議会で政策を戦わせるわけですが、日本では国会では政策の実質的な議論は少なく、基本的な政策は国会が開く前にほぼ決まっているというのが現実ですから・・・。

誰が総裁になるかの予想は難しく、特に2人が決選投票にすすむ場合では、(党員)世論調査などの動向から離れて、各議員の思惑が大きく影響しますから、結果は当日の流れ次第で変わりそうです。

ただ、4人の立候補者はいずれも当選回数8~9回、大臣複数経験、民間企業での勤務経験、米国での生活経験ありとエリート政治家ぞろいで甲乙つけがたく、それぞれ人気もあり、誰が首相になっても良い方ばかりだと思います。

いずれにしても、こういうときは、かんべい氏の溜池通信がとても参考にになります。(⇒ http://tameike.net/pdfs8/tame724.PDF )

総裁選までまだ10日近くありますので、メディアはまだまだ騒がしそうですね。

【マーケット雑感】

先週の欧米株は続落となりました。大きな材料は出ていませんが、先週までの流れを引き継いで、微妙なマネーの流れの変化が株価の下値を試しに行っている状況だと思います。

それに対し、日本株は週初めにTOPIXに続いて日経平均も年初来高値を更新と強気な人が増えました。

ただ、欧米株に加え中国株の下落を受けて週後半は減速。日経平均・TOPIXともに前週比0.4%の上昇に留まりました。金曜日夜の欧米株は下落し、シカゴ市場の日経平均先物も下落しています。

今週は米国株価の位置が微妙な水準にあることに加え、水曜日に日銀の金融政策決定会合、米国FOMCが開催されます。また債務問題で揺れる中国恒大集団の債務利払い期限がいくつかくることなども注目されます。

もちろん、総裁選前に日銀が動くはずはないでしょうし、米FRBも足元の各種景気指標はまだら模様なので、今回のFOMCでテーパリングの決定は行わないでしょうから、少なくとも当局発での材料は出ないでしょう。

ただ、北朝鮮のミサイル実験、中国のTPP参加申請、米国による豪州への原潜技術の供与(フランスが怒っているそうです)など、総裁選での論戦の最中に外交上の重大な新たなイッシュも次々と発生しています。

それなのに日本は月曜と木曜が休日・・・、国内市場関係者は総裁選動向をネタに強気材料を探すのに忙しそうですが、この局面での飛び石連休は結構悩ましいところではあります。

何も起きないことを祈りましょうwww。

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