週刊『めんたい♡通信』20240421号
こんにちは!
すっかり初夏の陽気になりました。
湿度が低くて爽やかな風、日差しもまだ優しくてのんびり散策するのにとても良い気候です。
この週末はネモフィラで有名な所も一番の見頃のようです。
来週末にはゴールデンウィークになりますので、この陽気が続いてほしいですね。
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ただ、この一ヶ月の気候の変化は結構大きかったようにも思います。年度末〜新年度という時期とも相まって、結構疲れが溜まっている人が多いかもしれません。
知人も何人か体調崩してましたという報告をSNSで目にしました。
疲れたと思ったらまずはしっかり休みましょう。無理してもいいことは少ないですから。
【マーケット雑感】
株式市場は一段の調整に見舞われました。
NASDAQ前週末比-5.5%、S&P500も-3.0%と大きく下げました。
AppleやMicrosoftなどのハイテク大手株も軒並み-5%を超える下げでした。
AI・半導体ブームで買われた銘柄群も上昇した分その反動安も大きくなっています。NVIDIA株は週間で-12.8%の下落となりました。
台湾の半導体企業TSMCが発表した決算は悪い内容ではなかったと思うのですが、株価は大きく下落しました。今後の業績見通しが慎重だったのを嫌気したとのことですが、相場全体が弱気に転じているので、今まではいいとこ取りで買われていたのが、急に悪いとこばかりが強調されるようになっているようです。
米国金利が利下げどころか再度上昇傾向にあることや、中東情勢の悪化などの口実はありますが、基本的には楽観にあぐらをかいていた市場心理が、株価の下落で弱気が増える悪循環に入っていること自体が、大きな下落要因だといえます。
◯
日本株も大きく下落。日経平均は前週末比-6.2%下落し、一時37000円を下回りました。終値は37068円で2月の初めの水準まで下げました。3月後半の高値からは約10%の下げです。
出来高が減少し、連日海外要因に乱高下する展開で、あらら以前の主体性のない東京市場に戻ってしまいました。
米国株のAI・半導体ブームが縮小して、日本株の関連銘柄も大きく下落しました。日経平均株価への影響が大きい東京エレクトロン株は週間で-15.1%もの下落でした。
日経平均が4万円を超えるのを牽引した銘柄ですから、この銘柄が下げると日経平均もその分大きく下げざるを得ないということですね。
◯
2月から3月にかけて楽観が蔓延し、多くの投資家が急に株式投資を増やしました。
今回の株価下落で需給関係は急速に悪化しました。
さらに弱気が増えれば下げ余地はまだ大いにあります。
下げなくても反発するためには、新たな買い余力が必要ですから、高値に戻るには時間がかかる状況になったと思います。
ただ、新NISAでつみたて投資を始めたばかりの人はこの下げ局面はポジティブに考えるべきだと思います。
3月までの上昇ピッチは早すぎましたので、長期的な投資の観点からいえば、ある程度株価の調整時期が続いたほうが、つみたて投資で相対的に安く購入できることを良しとすべきだと思います。
なんなら短期的にはもっと下落したほうがいいかも・・・ですw。
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個別銘柄投資をしている人は、今週から日米ともに決算発表が本格化しますので、丁寧に内容確認する時期となります。
地合が悪いので、良い決算を発表しても売られる銘柄があるかもしれません。
でもそれは中期的には買いチャンスだと捉えることができると思います。
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