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週刊『めんたい♡通信』20240414号

こんにちは!

東京の桜はもう葉桜になってしまいました。
暖かい週末、今週はさらに気温が上がるようですね。
短い春は終わり、もう初夏の気候になるのでしょうか。

穏やかな風に吹かれていると気持ちも穏やかになります。

でもテレビやネットに目をやると一気に気持ちが落ち込みます。
深刻化する中東情勢、国内で成立しているどこかズレた感のあるいろいろな法案、・・・etc。

ポジティブに生きたいと思いつつも、心が折れないようにするので精一杯・・・。

こういうときには皆を勇気づけてくれるリーダーがいてほしいのですが、うーん、仮にそういう人が現れて大衆が一気にそれになびくのは、それはそれで怖い状況なのかもしれないし・・・。

【マーケット雑感】

欧米の株式市場は続落。インフレ動向と当局の利下げがいつになるかの観測で揺れる中、金曜日には中東情勢の悪化から大きく下落しました。

ダウ平均は前週末比-2.4%のマイナス。4月月間でも-4.6%と下げ幅を拡大しました。
1-3月期の四半期決算発表がスタートし、JPモルガンが決算発表後大きく下落したのもダウの足を引っ張りました。

一方ナスダック株価指数は前週末比-0.5%の下落で高値圏の揉み合いが継続しています。
調整が続いていたApple株がAI投資への方針から久しぶりに反発したことや、Amazon株やAlphabet(Google)株は史上最高値を更新するなど堅調を維持したことが指数を下支えしました。

年内の利下げ開始が遅れるとの観測から金利が上昇し、株式市場全体の上値は重くなっています。その分マネーの流れは好業績が続く大手ハイテク株に集中しているのかもしれません。


欧州株も米国株に連動して下げていますが、英国株は上昇。商品相場が上がっておりその影響を受ける企業が多いためですね。


金(ゴールド)が続伸、金曜日には中東情勢の悪化から急騰し、一時2400ドルを大きく超えて史上最高値を更新しました。引けは2374ドルで前週末比+1.2%、前月末比+6.1%、年初来+14.6%と堅調です。

地政学リスクに加え、株式市場が高値圏でもみ合っているのでグローバルマネーの一部が金(ゴールド)に向かっているのもあると思います。
さらに春先には日経平均連動ETFに中国人の投資家が殺到したという話がありましたが、金のETFにも中国人投資家が殺到しているのが、直近の急上昇の大きな要因になっているようです。



日本株は前週大きく下げた反動や円安進行を好感して反発しました。
ただ出来高は細ってきており海外市場の動向に振り回されて値動きが荒い展開が続いています。
日経平均は最近、日中に500円以上、上げ下げする日が増えています。

金曜夜間の日経平均先物は、米国株の下落を受けて39000円を割り込んでいます。
東京市場の金曜日の日経平均の引け値は39500円台でしたので、週明けはまた500円以上下落してスタートしそうです。


米国金利が上昇していますので、株価のバリュエーション的にはネガティブではありますが、今のところは金利上昇の理由が景気が堅調であることであり、全体的なマネーはまだ楽観的です。
チャート的な理由から株価の調整が深まる場面があっても、押し目買い待ちの投資家も少なくないかもしれません。

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