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週刊『めんたい♡通信』20240505号

こんにちは!

ゴールデンウィーク後半の四連休は全国的に本当に良い天気に恵まれています。
湿度が低く爽やかな晴天、一年で一番気持ちがいい時期といえますね。
月初に東京は久しぶりにまとまった雨が降りました。その雨のおかげでしょうか、草木が生き生きしているように見えます、新緑が美しいです。


今日5月5日は『子どもの日』
総務省が発表した資料によれば子どもの数の総人口比率は下げ続けているそうです。
平均寿命が伸び、出生率が低下していますから、当該比率が低下するのは仕方がないことでしょう。日本だけではなく世界的な潮流ですし。

この比率を上げる事を目的にしても意味がなく、大事なのはこどもの数は減っているのに、『こどもの貧困』(特にひとり親家庭における)問題への社会的な認知や対策が十分ではない事だと思います。また、特に日本は先頭をきって超高齢化社会に突入しているにもかかわらず、社会保障制度などの見直しスピードが人口構造の変化のスピードに追いついていないという点もあります。

【マーケット雑感】

為替市場が大きく動いた一週間でした。
ドル円相場は前週末の158円台から152円台の円高に大きく振れました。

前週末、日銀の金融政策決定会合後の夕方から円が売られ、ドル円相場は158円台の円安水準になりました。
先週月曜日は東京は休日でしたが、朝方ドル円は一時160円まで売られました。ところが同日午後2時過ぎから一転円高に動きだしました。夕方5時には1ドル154円台まで5円以上円高に振れました。
ニュースでは休日にもかかわらず財務省に出勤している神田財務官の様子が映っていました。

水曜日にかけて1ドル158円近くまで円安方向に戻していたのですが、木曜日5月2日未明午前5時ごろ(米国でFOMCが行われ、パウエル議長の記者会見が終了した後)から、再び153円台まで4円以上円高に振れました。

2回とも財務省が円買いドル売りの市場介入をしたと推測されています。
まさに休日深夜を問わない、24時間体制で市場参加者の隙をついた(見事な?)介入でした。

さらに金曜夜には米雇用統計が予想より弱い数字で、米国金利が大きく低下し、今度は介入がなくても、日米金利差の縮小という材料から152円台まで円高が進みました。


3月末はドル円は151円台でしたので、先週の円高への戻しは4月後半の円安進行の揺り戻しに過ぎなくて、トレンドとしての円安はまだ継続しているチャートの形となっています。
中期的には経済条件次第ですが、短期的には財務省の介入で市場参加者のポジションがいびつになっているようですので、その調整による価格変動がしばらく続くと想定されます。


米国株式市場はドル円相場変動はほとんど気にしていない動きでした。
前週の上昇で上値抵抗ラインに達していましたので、週初は下落からスタートしましたが、週後半に力強い動きで切り替えしました。

1日のFOMCでは政策金利の変更はありませんでしたが、昨年から進めている資産圧縮金額の『減額』を決めました。これは金融市場にとってポジティブな要因です。
パウエル議長の記者会見も現時点で利上げの必要性は少ないとの見方で全般的ポジティブでした。

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