#115 パチスロ関連雑記【6.3号機のお話】有利区間が完全撤廃!?メダルレス機!??
どうもねこだまし(@Nekodamashi_p)です。
今回は最近になってちらちら見かける『6.3号機』というワードについて、情報をまとめながら考察していこうかなと思います。
※本記事は現状公開されている情報をベースにねこだましの考察を加えていますので、全ての情報が正しいわけではない旨、ご了承ください。
■『6.3号機』とはそもそもなに..?
6.2号機である『うしおととら』の導入から早1か月程が経ち、『マジカルハロウィン~Trick or Treat!~』など『6.2号機』機種の導入が徐々に始まった最中、早くもネットで見かける『6.3号機』のワード。
この6.3号機、実は保通協への持ち込みが2021年10月より開始されており、早ければ来年の春には『6.3号機』の機種が市場に導入されるという事で、意外と遠い話ではないんです。
そのため今回はきたる『6.3号機』に向けて事前に情報をまとめて(ねこだましの許容範囲内で)考察していこうというわけですが、まず『6.3号機』にて予定されている変更点をまとめると大きくは以下の2点。
『6.2号機』で有利区間上限の緩和(3,000G)されたのも束の間、『6.3号機』では有利区間が完全撤廃。そしてなおかつメダルが不要となるメダルレス機が条件という事で、これだけ見てもがらっとパチスロの歴史が変わる事が見て取れます。
そんな事よりユーザー離れの最大の理由と言っても過言ではない”2,400枚規制"の解除は!?..というとこちらは残念ながら現時点では規制が解除される事はないとのこと。(クリティカルな問題はそのままに..)
■『6.3号機』有利区間がなくなるとどうなる..?
まず”有利区間の完全撤廃”についてですが、ゲーム性の幅が広がるという観点ではマンネリ化し始めていた『6号機』のゲーム性に一石を投じるという事で、打ち手としても素直に嬉しい規制緩和だと思います。
従来の『6号機』では有利区間の関係できなかった(一般的に)初当たり前後でのモードの引継ぎなど一撃での出玉は2,400枚規制を遵守した上で、従来の非有利区間を活用した連荘システムよりもさらに現実的に初当たりを跨いで出玉を繋いでいくゲーム性の構築も恐らく可能になるのではないでしょうか。
開発者視点における詳しい仕様についてはわかりかねる部分ではありますが、例えばCZの複数ストック(攻殻機動隊2nd GiGの”電脳MODE"のような)からのAT終了後に連続して放出する事で2,400枚の規制を感じさせづらいゲーム性なんかも理論上は構築できそうです。
ただ有利区間が撤廃される事で懸念されるのが”かなり尖った機種”の横行。有利区間はゲーム性の幅を狭める弊害でありつつも射幸性のストッパーの役割を担っていたため、その楔が外れる事でより荒々しい機種が続々と登場する可能性があります。
これは一見生粋のギャンブラーからしたら嬉しい事にも思えますが、来年以降もパチンコ屋の閉店数が増えると言われている状況下で、高設定の投入率が高くなるかと言われると果たしてどうでしょうか。
低設定域の吸い込みがかなりきつい設定ありきの機種が増えるとなると趣味打ちを目的としたライトユーザーにはさらに厳しい環境になるのではないかと予想されます。(まあ投資は自己責任と言えばそれまでなんですが..)
■『6.3号機』”メダルレス機”について
”メダルレス機”については以前より度々耳にする機会もありましたが、この度の『6.3号機』にて遂に実装。『6.3号機』機種として検定を受ける場合はメダルレス機にての申請がマストとのことで、申請する場合は強制的にそうせざるを得ないみたいです。
いつぞやのユニバカ×サミフェスでメダルレス機のプロトタイプが公開されていましたが、左のツインエンジェルはまあ..まだ想像できるとして、右のエウレカよ!(笑)
もはやパチスロであってパチスロでないとでも言いましょうか、ホールにこれが並んでいる光景を想像してみると虚しくなります。
というかそもそも何故メダルレス機にするのかという点についてですが、これは残念ながら具体的な回答となるような情報が発見できず..。ただ考えられる点としてメダルレス機にする事で制作に必要とする部品が減り、コストダウンを図る事ができるというのが1つメリットとしてあるかと思います。
わざわざここまで大きな仕様変更を加えるぐらいですから他にも何かしら大きなメリットがあるのだとは思いますが、恐らくはメーカー側へのメリットが大半なんじゃないかな~。まあメダルを運ぶ従業員の工数が浮くという点ではホール側にもメリットがあると言えばありますが。
ユーザーに対してのメリットは...手が汚れづらくなることぐらいでしょうか..?あ、でも台に触った時点で洗うか。
■『6.3号機』は来年以降市場のメインとなるのか
ねこだましの結論としては『6.3号機』が市場のメインとなることは当分ないと思います。
理由としては単純で、店舗の設備入れ替えに伴う負担費用が半端ないため。ただでさえ資金繰りに困っている店舗が増えている中で、莫大な設備費用を負担できる店舗は果たしてどのくらいの割合であるのでしょうか。
マルハンや楽園などの大手チェーン店ならともかく、中小の店舗ではまず間違いなく費用面で対応できないケースが発生すると思われますので、そういった点で一斉に『6.3号機』への切り替えというのは現実的ではありません。
そしてなにより『6.3号機』の持ち込みが始まりつつも既存の『6号機』の持ち込みも平行して受け付けるとの事なので、設備面の兼ね合いからしばらくは『6~6.2号機』がメインになるのではないでしょうか。(『6号機』↔『6.3号機』間での持ち球の共有問題等、細かい問題もたくさんありますし)
上記の事からも来年春頃から導入自体は可能となりますが、少なくとも2022年内はほとんど導入される事はないんじゃないかな~と踏んでいます。
そのため諸々と不明瞭な部分もあり打ち手としてすぐにどうこうという問題でもないのですが、近い将来にそうなる可能性があるということで今回は『6.3号機』のお話をしてみました。
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執筆:ねこだまし
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