情報リテラシー 12


講義の中で、東日本大震災直前からその後のラジオを聴きました。ラジオは、映像と違って想像力を使わないとイメージが掴みにくいものです。
あまりの悲惨な映像に耐えかね、ラジオ放送に切り替えて避難情報を把握していた方もいらっしゃったのだとか。
そんな中、ラジオの司会者は落ち着いた声で地震から身を守るようにアナウンスし続けていたことがすごいと思いました。


全国の地方ラジオを月額で聞くことができるサービスがあるそうです。
好きな芸能人が地方放送で出演しているものがあったりすると、聴きたくなりますよね。
3.11の時にはこのサークルを全額無料で開放したことにより、サービス自体の価値が少しさがってしまったそうです。儲けでは下がっていても、人々の役には立っていると思います。


今ではラジオもインターネットサービスにより聞くことができます。


音声認識の機能はまぁ…すごいね?としか思えていませんでした。声に出すくらいならパパッと文字を打った方が早いのに…と思ってしまって(^^;;ですが、最近の音声機能は複数人の声を聞き分けることができるそうです。
ということは…会議や会話の記録をすることができるのです!わざわざまとめ直さなくても良いと!それはすごく便利だなと思いました。
…この機能に頼りすぎて、話したことを頭で整理しながらまとめることをしなくなるのではないかと心配にもなりますが…

しかし、この機能、AIアナウンサーには最適のようです。
今まで活躍してきた何十年ものアナウンサーのデータを持ち、ベテランのような言葉遣いで読み上げることが可能だそうです。
AIが正確に読み上げる方が適切である場合と、人間がアナウンスすることにより安心感を得られる方が適切な場合とで、分けて働く必要がありそうだと思いました。

また、言ったことを自分の声を模した音声が流す機能もあります。
私はこれに関してはいい点があまり見つからないなと思いました。
講義でも挙げられていましたが、このサービスの悪用により、オレオレ詐欺が本当に息子の声を模したものから掛けられてくる可能性。
謝罪電話を機械に言わせて本人は謝らないで済むという、一見良いようにも聞こえますが虚しくなるような状況の増加…。

自分自身がいうからこそ、経験に変わるものが大半だと私は思います。機械に頼って良いことと身のためにならない事を自分でしっかり考えていきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?