2021.5/14~:木星が魚座🐟に。

こんばんは。にゃんちーです。
星読み屋さん時々タロット使い。
noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。
（キーボード打ってるわけだし）
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。

木星の運行スケジュール（ざっくり）

昨年の暮れに木星は水瓶座に入りました。

え？もう魚座なの？って感じですけど、ここ数年は綺麗に１年間１つの星座に滞在していました。

が、ここから少し様相が変わっていきます。
とりあえず木星が魚座に滞在する時期は、こんな感じです。

2020/12/19~2021/5/14：木星＠水瓶座

2021/5/14~7/28：木星＠魚座①
(2021/6/21~10/18：木星逆行)

2021/7/28~12/19：木星＠水瓶座
2021/12/19~2022/5/11：木星＠魚座②
2022/5/11~10/28：木星＠牡羊座
2022/10/18~12/20：木星＠魚座③

と、こんな感じで、木星が魚座に滞在する時期は、３部構成になっているのだ！ででんっ。
それぞれ、って感じかな。

ということで、第一弾の木星魚座の時期が5/14から始まりました。

木星魚座期の全体像（やっぱりざっくり）

三部構成なので、思いつくままに書いていきます。

木星は魚座にとって旧守護星です。
土星より遠い星が発見されるまでは、木星が魚座の守護星でした。
（現在、木星は射手座の守護星）

ほいでもって、現在、魚座には海王星がいます。
海王星は魚座の守護星です。
そこに木星が入ってくるわけなので、なんだかもう、賑やか。国王と王妃がHOMEに帰還しているような状態です。
木星にとっても居心地の良いのが魚座。

ちなみに海王星の公転周期は165年。木星は1年。
そうなの。滅多に巡り合わないタイミングです。

さて、魚座について。

魚座は水の星座。水の星座の中でも、広大な海に住まう生き物。
水は感情を意味するのですが、海のように大きく広い感情を持ち合わせているのが、この魚座。
地図上には国境がひかれていますが、魚たちにとって海の国境が関係ないように、魚座の人たちは、境界線を悠々と越えていきます。そういう意味ではとても自由な星座でもあります。

そして魚座は、目に見えないものを管轄しています。
目に見えないものに敏感だということでもあります。
心や精神、愛情も目に見えないものです。過去や心の傷なども然り。
とりわけ魚座の愛情については、個人鑑定ではよく書くフレーズなのだが、聖母マリアのようなイメージ。愛情というより、慈愛とか慈悲という言葉がしっくりきます。

神秘やスピリチュアルも魚座の管轄です。まあ、目に見えない世界だもんね。

しまった…。
ここまで書いてきてあれだけど、全体を説明するために、あらかじめ説明しなければならないことが多い！
（長くなりそう…）

海王星について（さらっと）

魚座の守護星である海王星も、魚座同様、目に見えないものを管轄しています。目に見えないというより、形がないものというイメージなのですが。

何度か書いていると思うのだけど、夢や理想、幻想なんかも海王星の管轄です。さらにさらに、愛と悲しみもそうです。
そうなの、海王星も魚座と重なることが多く、慈愛や慈悲担当。
感性に訴えるとか、心の安らぎや癒しなど。
要するに海王星は、よく分からないけれど、心の奥底を揺さぶるということだろうと思います。
（だから宗教、お酒、芸術も海王星の担当なのだ。）

この、よく分からないけれど、なぜか分からないけれど、という感覚が海王星の掴みのどこのなさというか、特徴でもあります。

木星について（さらっと）

占星術では、各惑星の影響範囲みたいなものがあるのですが、木星は社会天体と言われます。

火星までが個人天体。個人に直接的に働きかける惑星。
木星と土星が、社会天体。個人に影響する社会に働きかける惑星。

さんざん書いているので耳タコだと思いますが、木星は拡大と発展の星です。
木星は幸運の星とも言われますけど、棚ぼたラッキースターではないと、個人的には思っています。畑を耕して作物の世話をするのは、私たち自身なので。ただ木星がその畑に回ってきたときは、豊作だぜって話。

でですね、木星は社会的な価値観に影響する星です。
（もちろん個人にもですが）

特に、高尚な精神とか理想とか、「善」といわれるようなイメージを木星が司っています。

木星魚座期の全体像

木星が魚座に滞在する期間は、三部構成になっているので、それぞれ少し違う意味があります。
ここではあくまでも全体像について。

先にざっくり説明した、魚座について・海王星について・木星について、この３つを組み合わせたら、そういうことだ！って感じではありますが。わはは。

このところ、風の時代という言葉も随分と浸透してきました。
風の時代というのは、風の星座（双子座・天秤座・水瓶座）のことを指しています。

これに対し、魚座は水の星座です。
これが面白いなーと思いますが、それは最後に触れよう。

木星が星座を移るというのは、言ってみれば、社会の価値観が木星がいる星座の性質っぽくなる、あるいはその性質を大切にしようするということになります。

実は木星も癒しにも似た力を持っています。癒しというよりは、緩和するというイメージではありますが。

魚座も優しい。
木星も優しい。
同じく魚座にいる海王星も優しい。

ということで、優しさって大事だよね的な雰囲気なのだろうと思います。

ただ、魚座の優しさと、木星の優しさ、海王星の優しさは、それぞれ違います。

魚座の優しさは先に書いた通り、聖母マリア。慈悲、慈愛。

木星の優しさは、寛大さ。
木星は良くも悪くも広げる性質を持っています。心が広がれば、寛大になる、楽観的になるということです。
寛大と言えばそうなのだけれど、

・まあいっか〜
・どっちでもいいや〜
・なんでもいいや〜

などということにもなりやすい。

もうストレートに書きますけど、どっちでも良くないし、何でも良いはずがないのだよ。
例えば「晩御飯、何にする？」と聞かれて、「なんでもいい」とか言っちゃって、ラーメン出てきてゲンナリすることあるじゃない？
いやいや、なんでも良くないじゃんって話よ。
なんでも良いなんていうから、事故るわけよね。
気をつけたいところです。

とくに海王星が魚座にいるということもあって、何かと境界線が曖昧になりやすい時。
例えば、夢・理想と現実との境目がなくなるので、上手く使えば夢や理想を現実化しやすい時期です。
あれは無理かも、今はこれが無いからというような、ある種の制限が取り払われるから。

しかし自分とそれ以外との境界線も曖昧になるので、他人に感情移入しすぎたり、良い悪いの判断がよく分からなくなったり、流されたりもします。

問題はこの曖昧さにあるというより、ここで「なんでも良い」という木星の寛大さが加わるところ。
そういういい加減なところに付け込まれやすい時期でもあります。
変なツボとか買わないように、気を付けようね◎

終わりに（風の時代と水の星座）

風の時代と言われますけど、どういう時代なのかって、自然界の風を考えてもらうと分かりやすいと思います。

風の星座が管轄しているものは、例えば知識や情報、言語にコミュニケーション、人間関係など。
性質的なところでは、論理的で合理的、理性的。一言で言ってしまえば、ドライなわけです。

大地に風が吹きつける様子を思い浮かべてみて。（唐突）

風が吹けば、たんぽぽの綿毛が飛ぶ。
そうなの。風は、植物の種子を運ぶ役割を担っている。そうして飛ばされた種子は、落ちた場所で生きていく。言ってみれば、風に飛ばされたことで、その種はあちらこちらへ拡散したことになります。
だから風の星座は、運搬と拡散。

話を元に戻そう。
もし、ずーっと風が吹き付けると、大地はどうなるだろうか。
大地はどんどん乾いていく。きっと最終的には、砂漠のようにカラッカラになってしまう。大地が乾けば、そこに根付いていた植物もま枯れてしまうのである。

そんな乾いた大地に、雨が降ってくれたら…

そうです！
乾いた大地に潤いを届けていくことが、水の星座たちの役割なんだぜ。

書類に捺印いる？いらなくない？印刷するのも勿体ないし、手書きとか面倒だし、みたいな話あったじゃない？
あれ、すごく風っぽいなと私は思った。
おっしゃる通りさね、書類に印鑑押すために印刷しなければならないから手間だもんね。捺印のためにFAXすんのかよ、とか思うし。捺印なしというのは、合理的かつスマート。

印鑑がどうこうという話ではなく、こんな風に、風の時代はどうしても論理的・合理的・理性的・スマートに理屈でもって、ことが進んでいきやすい。
それでスムーズになっていくことも沢山あるだろう。

しかしそれを人間にまで適応すると、やはりドライなのだ。
ドライが良いのはビールだけだな。うむ。

人は理屈で、動かない。動けない。

頭では分かっているけれど、心が納得しないってこと、ない？
これは気持ちが置いてけぼりってことだよね。理屈は分かるけど、でもそれが良いと感じているかどうかは別の話なわけだ。思考と感情は別物。

結局のところ、人は、感情でしか動かない。
合理的に進めていくことも大切だけど、人には心があって、各々感情があるということ。

風の時代の風潮が広がっていくなかで、社会が乾ききる前に、ちょいちょい雨が降る。そんな期間が、木星魚座期間なのだろうと思う。

この木星魚座期が3回ある意味というのか、小話をスタエフで話しています。
もしよろしければ。

https://stand.fm/episodes/609e7b9635f9794f7e965e47

今日はこんなところかな。
したらばまたにゃーん。