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スロット営業マンS黎明編
当時Sは働き盛りの25歳
だが働かない
働いたとしてももって半年なのである
なぜか?
営業職をメインで選んでいたS
営業成績は悪くはなかった
色んな営業をした
飲料水自動販売機の設置営業
風俗誌の広告営業
等々
月の給料が普通に35万以上になる事もザラにあった
続かない理由は一つである
好成績を残していれば営業時間の使い方は
本人の自由だろうという思考に基づき
殆どの営業時間をスロットに費やしていたからである
そして電話の折り返しが遅い、繋がらない等々で上司から疑われ
結果、営業時間中の営業放棄という事で退職になる
AT機連チャン中に上司に肩を叩かれた事もある
その時は潜伏等が無いのを確認してやめた
P店の外で上司は怒り心頭だったが特に反省の念など湧かないのである
結局、職を転々としては自称スロプロの期間が長くなり働かない期間が2年程になっていた
その当時結婚はしていたが夫らしい事は殆どしてない
むしろ嫁に食わせてもらっていたというのが事実であろう。
ある日の事である
嫁が求人誌をぶん投げてきてこう言った
「そんなにスロット好きならスロットの営業したらいいじゃん!あんたの好きなスロットメーカー募集してるよ!」
とりあえずその求人募集を見てみると
あのメーカーだった
そうなんでもアルゼである
こうして求人募集に応募する事により
時は動き出す
つづく
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