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ハロヲタ1年生を振り返って…

こちらは「ハロヲタブログAdvent Calendar 2023」、10日目のブログです!
遅れてしまい大変申し訳ございません!
#ハロヲタアドカレ2023

はじめまして。

「とても謙虚な人」という者です。
柚樹ログさんにお誘いいただき、今回参加させていただきます…。本当に昨年のハロヲタアドカレ沢山読んでたので!恐縮なのですが失礼します!

さてなにを書こうかなとなった時、結構色々悩んだのですが「ハロヲタ1年目」に感じたことを参加した現場と絡めながら記したいと思います。
自分の備忘録的な意味合いも強いです。

結果的に「1年目」があんまり関係ない記事になるかもですが、ご容赦ください…。

また敢えて、個人的にTwitterでは書きにくい事も書きます!すんません!

・自己紹介 〜ハロヲタになるまで〜

まずは背景を知っていただくためにも自己紹介させてください!

1999年生まれ、社会人2年目、上京2年目です。
いまも継続してますがお笑い(吉住さん!)、プロレス、プロ野球、音楽(サカナクション、椎名林檎、ユニコーンとか…)ディズニーパーク(コロナ以降はあまり)がそもそも好きです。

いわゆる「アイドル」の方を応援したことは無い人生でした。家族の影響で嵐のコンサートに行ったくらい。女性アイドルに対して「嫌い」とまでは言いませんがあんまりいいイメージを持ってなかったのが事実です。
一番引っかかってたのは「まず自分で歌詞書いてないやん!嘘の歌やん!」とか思ってました。「歌わされてる」って認識が本当に強かったですね。
(この辺の認識が変わった話は後ほど)

現在はアンジュルムを最も応援してますが、他のグループもそれなりに現場に行ってます。
個人で言いますと川名凜さん、一岡伶奈さん、井上春華さんを応援させていただいてます!
最近横山玲奈さんも気になる…。

・ハロー!プロジェクトに目覚めたきっかけ

ズバリ仕事です。
詳しくは書けませんが2022年夏頃、仕事でアンジュルムを知る機会がありました。

当時現役のハロプロについて知ってることは「モーニング娘。'19のロッキン」くらい(映像としては見てない)で、メンバーだと野球界隈で「美人過ぎるファンが中継に映ってる」と話題だった牧野真莉愛さんくらいしか知らなかったと思います。そもそもアンジュルムをハロー!プロジェクトとも思って無かったかも。

「アンジュルムさんねぇ…、お名前聞いたことある気もするけどどんな曲歌ってんのかな〜」とYouTubeで見たのがこの曲

こ、こんなかっこいいの〜!?!?!?

が、第一印象。
大人っぽい雰囲気に結構ズンズンなサウンド。
「イメージしてたアイドルと違う」とビビっときました。
すぐ後に「悔しいわ」のMVが公開・発表されたのも大きかったです。初回盤に「JAPAN JAM2022」の映像があると知り発売日に買いに行きました。

で第二の衝撃がこのJAPAN JAMの映像の
「赤いイヤホン」の間奏
これ今になってフェス映像の良さがわかるんですけど、照明がない野外なのですっごいクリアに見えます。「赤いイヤホン」、普段真っ赤なのでこの映像から見れたのも良かった。

このJAPAN JAM の映像では間奏のダンスパートの頭が上手からのカットなんですがこれがヤバすぎる。フォーメーションの立体感や揃い方、パワー、全部が画面から溢れてる。
あんまり「ダンス」に対して感情を揺さぶられたことなかったのですが、こんなに全員歌えてその上踊れるのは衝撃且つ感動でした。

こうしてアンジュルムを「ライブアーティスト」として見る目線が自分の中で確立されました。

あとはハロプロの膨大なアーカイブスをもってすればハマっていくのは容易なことでした…。

・ハロプロカルチャーショック!

さてここからはハロプロのライブに通い始めて良くも悪くもびっくりしたことを書きます。

いま書かないと1年目のことなんて忘れちゃう!

1.セトリの組み方

初めてのハロプロの「本編」的なライブは
2022.03.25、アンジュルム BIG LOVEツアー大阪公演でした。

人生初大阪でもありました。
カプセルホテルにて。


「スマイレージ時代の曲もあるらしい」といううっすらなネタバレのみ頭に入れて参戦しましたが今まで行ってきたバンドのライブとはかなりセトリの組み方が違いました。

ぶっ壊したい
出すぎた杭は打たれない
泣けないぜ…共感詐欺
汗かいてカルナバル
ええか!?
良い奴
好きよ、純情反抗期。
大人の途中
Top!
まぁ、いっか!
根っからプレイボーイ
さよなら さよなら さよなら
ヤッタルチャン
チョトマテクダサイ!
黄色い自転車とサンドウィッチ
Survive~生きてく為に夢を見んだ
エイティーン エモーション

〜アンコール〜
46億年LOVE
愛すべきべき Human Life
スキちゃん

BIG LOVE ツアー
「アイノケダモノ」披露以前のセトリ

そりゃバンドは全体の曲の雰囲気も一貫性がありますし、歌う人も大概固定、メンバーの位置も動かないのでセトリの組み方の自由度が違うのは当たり前なのですが…。
当時は分かってませんでした。

あとこれは前段階の話ですがアルバムの少なさもびっくりしました。アルバムがあると必然的にそのテーマがコンサートに投影されるので、アルバムが少ないとセトリの曲の方向性がとっちらかりもします。

また自分はそもそも「凝ったセトリ」が好きです。演者が提示するストーリー性がライブに1本通してあるとかなりニッコリ。
なので初めてこのセトリをくらった時は
『「泣けないぜ…」の後に「汗かいて…」ってどういう世界なんですか』っていうのが正直なとこでした。

ハロプロはどちらかというと客側がメンバー同士の関係性やメンバー個人のストーリーを重ねたり、単純に1曲ごとのパフォーマンス、クオリティでコンサートを楽しむのが正解というか、それはすごく新鮮な見方でした。

並び順というよりは「その曲」を歌うことに意味があるという感じですかね。

関連して、前述した「まず自分で歌詞書いてないやん!嘘の歌やん!」って認識が変わってったのはやっぱりライブを観て曲に対して真摯に表現していることが理解できたからです。

「46億年LOVE」とか本当にそうなんですけど、あんだけ真っ直ぐ笑顔で彼女たちが歌ってくれたら「作ろう!まばゆい愛の時代」に一つも嘘を感じないんですよね。
それはもちろん彼女たちの「仁」に寄るところもありますけど、やっぱりそれだけの説得力がパフォーマンスにあるし、こっちも乗れますよね。

自分で書いてないからこそ、そこに100%を注ぎ込んで表現し切る、それが「アイドルの凄み」だな、とハロプロに教えてもらいました。

この辺りの「嘘を本当にする、嘘と本当を曖昧にする」のはお笑いやプロレスとも親和性があるので見方がわかってからは自分の中ですんなり消化出来ました。

2.メドレーやワンハーフ系

これもハロプロならではな気がします。
過去の曲は割とライブで聴いてから音源を購入したり聞いたりするタイプなのですが、カットされてるとこにええ歌詞あるやんみたいなの結構あるあるですよね。

メドレーはほぼモーニング娘。を指して言いますが先程のセトリの組み方と異なり本当に秀逸な繋ぎ方且つここにはなんとなくストーリー性が見い出せます。

それまでメドレーというと音楽番組で見るようなただ曲を繋げるイメージでしたが、2022年秋のSINGIN' TO THE BEATのデビュー曲メドレーはそれだけでなく間のパフォーマンスもものすごい見応えでした。

スーパー加賀楓タイムからのスーパー小田さくらタイム!!!!!反則です!!!!!

直近のNeverending Shine Showのメドレーもすごかったです。一曲ごとの連続した関連性はあまりないように感じるんですけどメドレー通してみると本当に「モーニング娘。ユニバース」が現れますよね。全員がリズムに乗って歌詞を信じてる感じ。あれなんなんですか??単純につんく♂さんの歌詞が〜…みたいな次元を超えてる気がします。

ぜひ過去ツアーのおすすめメドレーなどどなたか教えてください…!
てかそれnoteにまとめてもいいですね…。

3.コール

コールなどしたことのない人生でした。
多分プロレスの試合でゴングが鳴ったあとに「しーばった!しーばった!」的な、そういうコールくらいしかなかったですね。

これのなにが「ショック」だったかっていうとその作法的な話ではなく「コールしてる時の自分の気持ち」に対して衝撃がありました。

私の初めての声出し現場、忘れもしません。
JAPAN JAM2023のアンジュルムです。

竹内朱莉にもらい泣きする著者(涙拭ってる)

アンジュルムとしてはコロナ禍以降初めての声出し可のコンサートがこのJAPAN JAM 2023のステージでもありました。

ちょっと脱線しますけどBIG LOVE ツアーって神がかったツアーじゃなかったですか?
・6スマ曲の再構築
・声出し復活
・初の横アリ公演
6スマ曲やる!ってなった時、きっと古くから応援されてた方は声出し出来ないこと本当に悔しかったと思うんですけど、それも復活して、さらに最後には横アリでできるって、竹内朱莉さん卒業発表した時点では全然不確定なことだったのに結果的に最後に全てを回収してる……神がかってる。私も今や6スマ曲大好き。

話が逸れました。

声出しする気満々でしたが、実際のところちょっと恥ずかしさもあったんです。あんまりちゃんと予習もできてませんでしたし。
でも画像載せましたけど、オープニングSE(まじでかっこいい)が流れて、アンジュルムが登場し、メンバーと客みんなで拳を上げて声出した時の竹内朱莉さんの涙でもう自分まで感極まってしまって、

「ああ、声ってこんなエネルギーあるんだ。
 こんなに演者に伝わるんだ。」

って実感できたというか…。
もうそこで恥ずかしさはなくなって、
いざ声出してみたらもめちゃくちゃ楽しい!「た〜け〜!」も、「りかこ!」も念願の
「ケロちゃん!」も本当に全力で叫べました。

と、同時にこの「好きな人に大声で愛を伝える」という行為の素晴らしさにも気づきました。
ハロプロ以前にもたくさんなにかを応援したり、感謝を伝えたことはあるんですが、
これほどまでにフィジカル的に、エネルギーを使って感謝や愛を表現したことはありませんでした。

前述したように、声を出す応援自体はプロ野球の応援とかプロレスの試合開始直後の選手名のコール合戦とかはあるんですが、これって愛とかとは微妙に違うというか…。
語弊を恐れずに言えばスポーツは応援しているチーム/選手の結果が期待外れに終わると徒労感とか、悲しさとか、むしろ怒りになりますよね。

アイドルはもっとこっちが勝手に応援している感覚、見守っている、見届けている感覚があります。そして、その方が「応援」の純度が高いと個人的には感じてます。少なくとも声援に対して悲しい結果になった経験はいまはありません。

「コール」もハロプロの名物、コンサートを彩るものとは声出し以前から思っていましたが、それは究極にフィジカル的な行為であるが故に「愛」が本当にダイレクトにこもっていて…。
コールがあることで「愛のこもった楽曲/歌」の「愛」をより信じられる気がするんです。
(若干意味不明になってきた)

アイドルが曲で歌ってることをその場で客が表現出来るというか…?その時のその空間での曲の意味って経験ないくらい大きな意味を持つというか…。

コールってすげぇねって話!!

4.コンサートの演出
(舞台装置・小道具)

ほんんんんんんとに簡素ですよね。(直球)

「ハロステ」のおかげで分かってはいましたがホールコン初参加の時は「本当に階段だけやん…」とはなりました。
全国の隅々を回るという命題がありますから当たり前ではあるんですがそれでもびっくりはびっくりでした。
大箱もホールに+‪α程度、かなり最低限。

ただシンプル故に本当にメンバーがよく見える。
音楽以外の情報が少ない、目が散らない。
コールの話した後になんですが、黙って見入ってる方の気持ちも本当に分かります。
だって演出が少ないということはイコール演出には頼らないということ。
そりゃパフォーマンス磨かれてきますよね…。

竹内朱莉さんが横アリ直前で何かのインタビュー(ちょっと曖昧な記憶です)で「横アリのステージはシンプルです。その方が私たちのパフォーマンスが映えるので。」的なことを仰ってたのでメンバーにもその「目線」は確実にあると思います。実際マジでかっこよかった。

あともう1つ演出が簡素なことのいい面。
ちょっとの演出での効果がデカくなる。

こちらは私がアンジュルム横アリでの「同窓生」での演出について感じたことを呟いたことなんですが、いま振り返っても上のように思います。

演出って基本的には演者に負荷をかける行為だと個人的には思っていて、制作側の「意図」に演者を縛ることになりますから、過剰な演出(予算的にも)は絶対に演者のメンタリティが追いつかない場面が出ます。演者が追いつけないものに観客が追いつけるわけは無いです。それが平たく言えば「わざとらしい」とか「クサイ」的なことですよね。
(制作と演者が一致してるのに観客を置いてくこともある、これはしょうがない)

「同窓生」のあの場面、演出は「バルーンを持たせる」だけです。そこから先でどんな顔するか、どんなやり取りしてくれるか、それはもうアンジュルムに委ねられてます。そこに「無理」は生まれません。我々がアンジュルムのことをよく知っているという制作の信頼感もあったでしょう。
でもよく知らない人が見てもあのシーンは「アンジュルムがどんな人たちでどんな関係性か」が理解出来る名シーンだったと思います。

普段滅多にああいうことをしないからこそちょっと演出がものすごい威力を持ったわかりやすい例だと思います。コスパ!

最近だと2023年の秋ツアーは単独ツアーになったことによりグループごとに舞台装置が用意、また照明も豪華になり、それだけでちょっと感動しました。(それをそのまんま大箱に設置するのはちょっとびっくりしたけど)

いつかワイヤーでスタジアムをぶっ飛びながらパンダさんパワー発射する愛生ちゃんとか見てみたい気もするけどね…。

5.卒業について

最後はやっぱりこちら「卒業」。
本当の元祖かどうかまでは知らないですけど明らかに「卒業」はハロプロカルチャーと言えるでしょう。

今年は運にも恵まれ、ハロプロでの3つの卒業公演は全て現地で見させて頂きました。

去年の加賀楓さんの卒業公演も中継で見ていたのですが、卒業公演って最後にして最も本人の「仁」が出ますよね…。
加賀楓さんのパフォーマンスへの誇り、竹内朱莉さんの笑顔と正直さ、山岸理子さんと岸本ゆめのさんの優しさ・グループを作り上げた幹としての強さ、譜久村聖さんの背負ってきたものと深すぎる愛。これが堪らない…。
最後にして本人の魅力が最大値まで高まるというか、最後なのに初めて知れたり、理解出来たりするシーンがあります。

あと実際卒業というものを目の当たりにして「本人たちはここを人生の最高到達点」にする気はサラサラないんだ、という気づきも大きかったです。次のステップを見据えて、そしてそこへの事務所のサポートも手厚い!(本当に私はUFを尊敬してます。グッズアプリが弱いこと以外は)
そしてそこに悲壮感がない。

小・中学校のころは48系の方々の卒業のニュースを見て、「アイドルになりたくてなったのに自分で卒業ってどういうこと?」って思ってたいたのですが自分も24歳になって、リアルに「卒業がチラつく」期間を経たおかげで随分理解できるようになったと思います。マジでみんなのこの先の人生に幸あれ。

そして若干こんなこと言うのははばかられるのですが…、
応援してるメンバーの卒業がこの一年でちょっぴり楽しみになりました。

これは今すぐ卒業して欲しい!とかではもちろんなく、卒業に対してすごいポジティブになれたという意味です。

それは前述したように今年の各卒業コンサートで「最大値」を見せてくれたメンバーの皆さんの影響もあるのですが、そのメンバーを応援してる方々のSNSを見させていただいて、そう思った所が大きいです。
卒業に対してどうしても寂しい、悲しいというイメージが先行していたのですが、
どなたも本当に発表から卒業まで、特にラストのツアー中は楽しそう且つとても満ち足りているように見えたんです。そして心からの応援と幸せを願って送り出されていました。
(私がSNSでフォローされてる方がたまたまそうだっただけかもしれませんが)

私自身まだその立場に立っていないので「全然わかってねぇな!」ってところもあるかとは思いますが、ずーっと卒業しないでいて欲しいけどおそらくそれは無理だし、だったら楽しみにするのも悪くないかと今年思えました。
なによりいきなり解散とかラストライブもないとかそんなことも多い世の中で、卒業をちゃんと見届けられるなんてめちゃくちゃ幸せですし。

いつか来るその日のためにも今を大事にせねば!

・終わりに

夏に訪れた気仙沼、この話も書きたかった

なんとか書けました。
とっちらかってます。ちゃんと伝わる文章になってるかだいぶ怪しいです。お恥ずかしい…。
こんな最後までたどり着いて頂き、ありがとうございます涙

うだうだ書きましたけど最後1個だけ!

今まで私はエンタメって自分の生活の中で「仕事や日常でのマイナスをゼロに戻してくれるもの」という存在だったんですけど、アンジュルム(ハロプロ)に出会ってから「ゼロからプラスに変えてくれるもの」に変わって来た気がするんです、本当に。

なんかメンバーに感謝を伝える機会があったとして「助けられてます!」よりも「こんなこと頑張れました!」って伝えたいっていうか、実際には一緒のことかもしれないですけど捉え方が変わった気がします。あと「頑張れ!」もだけど「頑張れました!」もメンバーへの応援になるんじゃないかと思ってて、これで高め合っていけたら本当にWin-Winだし、本当に「まばゆい愛の時代」来るだろってまぁまぁ思ってます。
みんなで作ろう。

ということで2023年、
本当にハロー!プロジェクトのみなさん、そしてSNSで愛を叫んでいるみなさん、本当にありがとうございました!たくさん感じ取るものがありました!
来年もお世話になります!

来年はもっと余裕もって書きます!
あとちゃんと読みやすい文章書きたいです!
長いのか短いのかも分かりません、
失礼いたしました!

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