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白川司(自民党区議)が行ったニトリへの侮辱について高市氏・萩生田氏・山田美樹氏に責任を問う

評論家・白川司 氏に関して、自民党公認候補(千代田区議会議員選挙)として看過できない問題があり、今回書いてみました。問題のツイートはこちらです。(注:問題ツイートは選挙前で、その後千代田区議に当選されています)

「闇のクマ」さんのツイートを受けて「つながり異常♬ニ○リ♪」とツイートされました。

伏字にしたから問題ないだろうという姑息さは、一般人ならともかく評論家としていかがなものかとも感じます。

(1)白川司 氏について

白川司 氏は雑誌『月刊WiLL』に寄稿されている評論家です。

ツイッターのフォロワーが7万2千人、フェイスブックのフォロワー等が1万人以上いる。YouTubeではYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」とサブチャンネル(合計登録者50万人以上)のメインコメンテーター

白川司 ホームぺージから抜粋

(2)えりアルフィヤ氏

今回の問題の前提は衆議院補欠選挙に立候補したえりアルフィヤ氏に対するものです。衆議院補欠選挙の立候補について、出自を背景にしたSNSでの猛烈な攻撃がありました。えりアルフィア氏の父親が(株)ニトリの役員であることも絡めて執拗にネガティブキャンペーンが行われました。

(3)私のスタンス

なお、私は、えりアルフィヤ氏を本人とは関係なく、好き勝手に応援している立場です。なお(株)ニトリとは株式取引も含め利害関係も無い点は強調しておきます。

(4)看過できない特定企業への侮辱

3月に入り、白川司氏はYouTube「デイリーWiLL」に出演し、千代田区議会への立候補を表明されてました。問題のツイートは4月14日で区議会議員選挙の公示直前に行われました。民主主義の根幹として最も重要な選挙での言論の自由、「政治活動」に乗じて特定企業への侮辱が行われた一般人や評論家が行ったのとは異なる点を強調したいと思います。

特定企業(株)ニトリへの批判自体がダメだと言っているのではありません。千代田区内にニトリの店舗があるとか区政に直接・明確な関連があるなら理解できますが、それはなさそうです。

しかも、衆議院補欠選挙における自民党公認候補の親族が役員を務める特定企業を狙ったように、公認候補が行った点を問題視しています。しかも、麻生太郎氏の(株)麻生のように非上場親族企業であれば、まだ百歩譲って理解できますが、(株)ニトリは上場企業です。しかも一役員を特定されて、ここまで非難される理由や根拠も不明確です。企業のガバナンスとしての決定検証はされているのでしょうか。評論家としての見識は別としても公認候補としても侮辱した事実は消えません。

株)ニトリについては、特に東証プライム上場での審査基準を経ています。また法令やコンプライアンス等の公然・明確な違反もなく、こうした侮辱と捉えられるツイートをした点は遺憾です。株主に対する侮辱でもあり、取引所、ひいては消費者の信用にもかかわる重大な問題です。

もう一つ。法令に反しないから完全問題無し、とも言えないかもしれません。しかし、仮にそうであるなら制度批判が先にあるべきであり、先に候補者の親族関係の特定企業を挙げて糾弾としか思えない姿勢には疑問を感じます。

(5)あくまで「自民党公認」が問題

白川氏が評論家だけであれば、まだ議論の余地あります。言論の自由もあるからです。また、えりアルフィヤ氏及び親族が役員を務める株式会社ニトリに対し、白川氏及び『月刊WiLL』は批判的なスタンスでの論調の論考を書いています。これも同様に、存在や批判自体を否定しようとは思いません。それが言論の自由の持つ価値であると認識しているからです。

 しかし、ここまでHPでも前面に自民党公認を打ち出した以上、自民党としての良識での節度は求められて当然です。

白川司の公式HP。自民党公認は強く出している。 

繰り返しますが、批判の趣旨として、白川氏に筆を折れという要求ではなく、あくまで「自民党公認候補者」の立場での節度を逸脱した言動に際しての問題である点は確認したいと思います。

(6)公認候補者へのネガティブキャンペーンを放置するのか

自民党公認候補えりアルフィヤ氏に対し、同ツイートも補欠選挙期間中のネガティブキャンペーンへの加担と認識しました。一般人が言うならそれも理解できます。しかし、白川氏も同様に公認候補者である以上、党内候補者に対するネガティブキャンペーンを行ったと捉えられるべきと感じました。

(7)白川氏の「デマ」に関する認識

白川氏自身もデマについてブログで書いています。高名な評論家でもあり、当然のことながら、自身が選挙期間中に書いたツイートに関しても真摯な説明は求めて当然です。

いずれも選挙運動中にこういったデマを拡散することは言語道断です。卑怯極まりない行為として選挙終了後、対応を検討しています。

白川司 ブログ 2023年4月19日

一方で、今回投稿されたツイートは事実ですのでデマではないことは確認しておきます。

(8)高市早苗氏、萩生田光一氏、山田美樹氏の対応を問うべき事態

特定企業に対する侮辱を自民党公認候補が選挙期間中に行ったことは候補者だけの問題ではありません。

特に、東京1区の山田美樹衆議院議員は白川司候補に激励にも訪れ、ツイッターでも白川司候補を推しました。

山田美樹衆議院議員は白川司候補を推し、応援した事実は重い

選挙区内の公認候補で応援した以上、彼の言動について免責と言うわけにはいきません。本人も自任するように経済問題に精通しているだけに、この問題を軽視されて良いのか、強く疑問に感じます。

また、高市早苗氏、萩生田光一氏も、白川司候補を推薦され候補は嬉々としてYoutubeで宣伝しています。この状態で特定企業を侮辱した事実もあります。高市氏、萩生田氏は、特定企業への攻撃を黙認もしくは推奨される立場なのでしょうか。仮にそうであれば問題は重大だと思います。

経済安全保障担当大臣としても(株)ニトリを問題視しているのであれば、それはそれで見識だとは思いますが、証拠なり論証なり出していただくべき職責にあると思いますがどうでしょうか。

デイリーWiLLで萩生田光一氏と高市早苗氏の推薦を大々的に宣伝した事実もある

高市早苗様、萩生田光一様、山田美樹様の真摯な回答をお願いします。


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