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浪速区移動 大都会の片隅でキーを操る

ゴールデンウィーク終盤の5月5日、会社帰りに寄り道して、大阪市浪速区移動を行いました。
場所はJR難波駅に近い 浪速公園 脇としました。
自家用車を駐車し、なにかあればすぐに退去出来るようにして、ひっそりと運用しました。念を入れて、交通量が少ないと思われる祭日の夜間を選びました。

大阪市内でも浪速区は、移動運用を行える場所はなかなか見つけられない

ワイヤー系アンテナを駆使した大設備で移動運用をする事もありますが、設営と撤収をあっという間に終えることが出来る様な移動運用をよくしています。アマチュア無線での一番大切な”飛びと受け”と、運用可能なバンドの数は、いくらか犠牲にしています。具体的には、無線機はコンパクトなIC-7100、アンテナはモービルホイップや、それに類する長いバーティカルアンテナを使用しています。
今回の浪速区移動のいちばんの目的は、要求度の高い3.5MHzCWでのリクエストを満たすためです。今回の様な目的であれば、私の移動運用スタイルは当てはまるのです。
事前に2回の移動運用時に、標準500HzのCWデジタルフィルター運用ではなく、150~300Hz 前後に狭めた受信音と、無線機操作に慣れるための運用を行い、ノイズの多い大都会での運用に備えました。

浪速公園脇は夜間だというのに、駐車違反摘発に2名の巡査が警らしていきました。

7MHzと10MHzのCWでの運用を20時前まで行い、1回の移動運用での目標交信”50交信”に到達後、同じ浪速区日本橋で移動運用を実施中の2局のCQに応答し、夜間の国内交信には不向きな14MHzCWでも、15分間運用してみました。2交信のあと20時半前から、3.5MHzCWでの運用を開始しました。

夜間は国内通信に不向きなバンドでも、希にパイルアップを受けるときがあります。… 14MHz

7MHzCW、430MHzFMも時折混ぜ込みながら、日付が変わってちょっとまでの間、CQを出し続けました。時折いただく応答は、国内のほぼ全域と、近隣の外国からでした。どの電波も交信に問題のない強度でありました。たまにいただく応答を楽しみに、根気よく続けるのは大変なので、CQ送出をパソコンに任せて、お菓子やジュースを食べ、タブレットで漫画を読みます。応答の時には、おお焦りだったりするのです。

深夜の移動運用は、少ない応答との根気勝負です🍜

今回の大阪市浪速区移動は、古くから付き合いのある移動運用やコンテスト運用の第一人者からの助言で実施することが出来ました。
わたしの移動運用モットーは
”まず自分が楽しめる移動運用をする”
である故に、他者からのリクエストは、自分が楽しめそうなものを選択して、自分のスケジュール、自分の歩幅で行っています。
今後もその姿勢は変わりませんので、リクエストをいただいても参考にはさせていただきますが、自分が楽しめるものを、自分の都合で行っていきます。お望みどおりの移動運用は叶わないと思って頂きたいと思います。

しかし、そういう ”筋” の方からのお話は、前向きに検討していますので、どこの誰とは明かしませんが、上手く活用してください (^.^)

JL3TOG Koji Iwata


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