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熱しやすいからこそ何ができるのかを考える

昔から興味の幅が広い子どもだった。
いろんなことに関心を持って、大人によく「なんで?どうして?」と聞いていたから“なぜなに坊や”と言われていた。

大人になった今もその坊やが心のどこかに居続けている。
話をしていて惹かれるものがあったら聞いちゃうし、それがインタビュー好きな理由にもなっているんだろうと思う。

無意識で常にアンテナを広く張っている。別のことをしながらでも情報が入ってくるように家では基本、常にテレビがついている。
そのおかげで、いろんな人と話すきっかけやネタをつくれるから助かってもいる。

ただ、フリーで活動をしていると興味の幅が広がることは活動の幅が広がることにも繋がったりする。
それが良いのか悪いのかは置いといて…

自分の場合はデザインもやるし、ケータリング、スタイリング、イベント、お店、ライターもやる。
ジュエリーだってつくりたい!
まだまだしたいことはたくさんある。

「何でも屋さんだね」と言われることもあるけれど、できること、好きなこと、興味のあることをひとまず挑戦して続けていたら増えてきた。
自分の中では軸はあるつもりだ。

Satellite Youngの草野絵美さんとお話した。
「私は熱しやすいし、いろんなことに興味を持つ。ひとつのことだけじゃなくて、いろんなことをやってきたから人だからこそできることもあるし、おもしろくなることもある。
ひとつのことをやり抜くなんてなかなかできない。誰でも飽きるし、興味も移る。自分の中で軸がブレなければいいんじゃないかな」

こんな風に言ってくれる人がいることで気持ちが楽になったし、草野さんもそういう人と話すことで救われることがあるそうだ。

ひとつをやり抜くアスリートにはなれないけれど、自分の中のできることが増えれば掛け合わせられるものが何倍にもなる。新しいなにかになれるかもしれない。
自分じゃできないことはできる人に頼めばいい。

まずはやってみないと自分にできないことなのかもわからない。
これからも熱しやすく、興味の幅を広げていこうと思う。

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