儚さと尊さ


  色々な音楽を志す方達(過去の自分も含めて)と接すると志半ばで散っていった屍(自分も含め)のなんと多いことかと愕然とします。その一人一人の姿は尊く美しく儚い。その上に貴方は立っているのです。そして、務川慧悟の音楽のなんと詩的で美しいことか・・・・初めて出会った時とは比べ物にならないほどの深みは濃く底が見えない。それは君の音楽への姿勢そのものでと尊い。勿論この高見に到達(まだまだ道半ばでも)到達するにはたゆまぬ努力だけでなく才能と運が必要ですがそれを手繰り寄せる力を君は持っています。 よく人に藝大や桐朋学園を受験出来るだけでも勝者だとは話しますが、なりたい自分を目指しなっていくのは奇跡です。その過程を見せ、尚且つ自分を見失わない務川慧悟の姿とその音楽を指し示してもらえるならこれほど嬉しい事は有りません。


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