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【ユー・ウィル・ゴー・スルー・ザ・シックス・ゲイツ】(後編)
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【ユー・ウィル・ゴー・スルー・ザ・シックス・ゲイツ】(後編)

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初めに

こちらは後編に当たります。前半はこちら。

これまでのあらすじ:ソウカイヤ総本山、トコロザワピラーにカチコミにきたネオサイタマの死神ニンジャスレイヤー!妻子の仇ラオモト・カンの座す最上層部を守るソウカイヤ最精鋭「シックスゲイツの六人」との地獄の六連戦を開始!かなりの手傷を負いつつもブラッグウォーター、アイビードラゴン、フックネイルの三人を無惨に殺し後半戦が始まった!

ニンジャスレイヤー


◆ニンジャスレイヤー:ベイン・オブ・ソウカイヤ (種別:ニンジャ)
カラテ    16  体力   5>16
ニューロン  10  精神力  10>12
ワザマエ   12  脚力   8/N
ジツ     0   万札   10
攻撃/射撃/機先/電脳  16/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/10
※緊急回避ダイス1個
回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)/対スリケン射撃(難易度−1/見切り)
ダメージ修正: 『鉄拳』の効果により、『近接攻撃』はダメージ2(1+1)/『装甲貫通1』となる。
◇装備や特記事項
 家族の写真/パーソナルメンポ/伝統的ニンジャ装束
 『●連続攻撃3』/『●連射2』/『●時間差』/『●マルチターゲット』
 『◉◉タツジン:ジュージツ』/『◉スリケンの見切り』/『◉鉄拳』/『◉ランスキック』
 『◉ヒサツ:ワザ・ポン・パンチ』/『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』
 『◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン』/『◉ヘルタツマキ』/『◉ツヨイ・スリケン』
 『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』/『◉憎悪:ソウカイヤ』
 『◉チャドー呼吸』/『◉ナラク・ウィズイン』/『◉即死耐性』

トコロザワ・ピラー、最上層部。暗い廊下を進む赤黒の影あり。影の名はニンジャスレイヤー、ネオサイタマを支配するニンジャ組織ソウカイヤを震撼させた恐るべき殺戮者。来た道にはいくつもの血塗られた足跡と装束から剥がれ落ちた赤黒の燃えさし。彼は数々の強敵とのイクサと殺戮を経て、今や仇敵の待つ最上階へと至らんとしていた。残るはシックスゲイツ残り3人、そしてラオモト=カン!

ニンジャスレイヤーはここまでの道筋をしばし回想する。それは長く、長く苦しい道程だった。ニンジャスレイヤーは決断的な殺意を漲らせ、次なるシックスゲイツに与えられた特別空間へと侵入した。

四の門

ネオサイタマ、トコロザワ・ピラー。血も涙もないソウカイ・シンジケート、その総本山。その上層部に、ソウカイ・シックスゲイツのドージョー兼バトルフィールドは存在する。

「総会六門」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「四」の文字。その中は数百畳サイズの炎に包まれたジゴクいめた空間である。火の海の上に一本の見事な石製の橋と四本の柱のみが立てられ、そこから黒焦げのボンボリが吊り下げられていた。

部屋の中央には半裸のローマ剣闘士めいたニンジャが空中に浮遊しながらアグラを組んでメディテーションを行っていた。ニンジャの名はフェネクス。

このニンジャは先日晴れてソウカイ・シックスゲイツの一員となり、このフロアを任される事になった。これまでのソウカイヤに対する貢献が認められた結果である。それは長く、長く苦しい道程だった。

だが、ソーマト・リコールめいた感慨に浸っている暇はない。今すぐ戦闘態勢を整えてなくてはいけない。何故なら……「来たか。」

「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」

「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン。フェネクスです。」

"ネオサイタマの死神"ことニンジャスレイヤーを迎え撃たなければならないからだ。

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◆フェネクス(種別:ニンジャ)
カラテ   6   体力  8 
ニューロン 7   精神力 12 
ワザマエ  5   脚力  4 
ジツ    4      
攻撃/射撃/機先/電脳  7/5/7/7
回避/精密/側転/発動  9/5/5/17
即応ダイス5
◇装備や特記事項
『●マルチターゲット』、『●時間差』
『☆カトン・ジツlv3』、『★カトン連打』
▶︎テッコlv1、▷ジツ支援ユニット、
▶︎ヒキャクlv1、▷ジツ支援ユニット
『◉◉グレーター級の力』、『◉頑強』、
『⭐︎◉発火能力者』、『◉忠誠心:ソウカイヤ』
『◉知識:ソウカイヤ』、『◉交渉:超然』
◯生粋のソウカイヤクザ 

ニンジャスレイヤーはフェネクスを睨みつけると、火炎にマフラーをたなびかせながら橋の下に降り立った。「随分と暑苦しい部屋だ。貴様の死骸をバラバラに刻んで薪とし、サッサと通り抜けさせてもらおう。」フェネクスはゆっくりとアグラを解き、橋の上へと着地、素足から煙を立ち上らせながら油断なきカラテを構えた。「そうはさせぬ。フックネイル殿達の仇はソウカイヤの誇りにかけ私が討つ。」

「ソウカイヤなぞ所詮は下劣なニンジャ共の寄り合い、ヤクザの紛い物に過ぎん。貴様も火遊び好きのハナタレ小僧と変わらぬ。」フェネクスの表情に変わりはない。しかしその言葉に応えるようにその四肢から炎の翼めいて火柱が上がった!「たいそうな口をきく!!貴様はこれからそのハナタレ小僧に敗北するのだ。ニンジャスレイヤー=サン!!」

戦闘開始

1ターン目

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・ニンジャスレイヤー連続側転6,6,5,4,1,4,4,1,5,6,2,3,1,4,65iへ
カラテ1,4,1,1,4,4,/5,6,4,6,2,5,/1,3,1,2,31発成功
・フェネクス回避3,6,4,1,6,2→成功

・フェネクス7Iへ通常移動
カトン連打、5,6,1,1,3,2,4,6,5,6,6,1,5,1,6,2,6,
→クアドラプルカトン 精神力11
・ニンジャスレイヤー回避3,3,5,/3,5,/2,5,/2,50成功、4発命中 ダメージ4d3→2,2,2,17ダメージ、ニンジャスレイヤー体力−2 戦闘不能

「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの嵐めいた連続カラテがフェネクスに迫る!しかし、フェネクスは激突の寸前、両手足のサイバネ穴からカトンを噴き上げ飛び上がり、ニンジャスレイヤーの頭上をとった!(なるほど凄まじいカラテ。だが手負い、早急に決着をつけるべし!)「ニンジャスレイヤー=サン!貴様にシックスゲイツのジツというものを見せてやろう!イヤーッ!」

フェネクスは空中で手をかざし部屋中の火炎をかき集め、星めいて輝きを強めると、弾かれたように発射、眼下の殺戮者にトビゲリを放った!「クラエ…イヤーッ!」メテオめいて急降下するフェネクス!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーはこれを拳で迎撃!ぶつかり合う両者!しかし!「グワーッ!?」

足裏から放たれたカトンが拳に直撃!ニンジャスレイヤーの身体を焼く!「まだまだ終わらぬぞ!!イヤーッ!」フェネクスは手足から炎を吹き出して猛烈スピン!炎の竜巻を生成しニンジャスレイヤーを自身ごと巻き込んだ!!「グワー!?」凄まじい火炎地獄!

さらに炎の勢いが乗ったフェネクスのケリが腕のガードをこじ開けニンジャスレイヤーに突き刺ささる!そのまま地面に縫い付けられ、炎の竜巻の中心地点、炎に包まれながら嵐に揉まれる木の葉めいて無力に踊るニンジャスレイヤー!「アババババババッー!?!?」

嗚呼、無惨….ナムアミダブツ!炎の勢いは止まることは知らない!!燃えるニンジャスレイヤー、響く苦悶の声!コジキに記されし火炎地獄が今ここに現出していた!「アバーッ!アバーッ!アバーッ!アバーッ…」……。


……数分後!フェネクスはようやく炎をかき消すと回転ジャンプし、竜巻跡地を離れた。そこには黒焦げの焼死体、ニンジャスレイヤーの成れの果てが無残な姿で転がっていた。「爆発四散すら出来なかったか…さすがはネオサイタマの死神と恐れられた怪物。壮絶な最後であった。」フェネクスは手を揃え、ただ一言ナムアミダブツとだけ呟いた。

戦闘終了

転がる黒焦げの人型を一瞥するとフェネクスは体を回転させフロアの出口へと向かう。(…三人もシックスゲイツに欠員が出るとはな。補充用員もいるとはいえ、今は大切な時期。組織の為にもキアイを入れねば。)完全に殺した。そう確信するフェネクスの脳は既にこのイクサの事後処理について考え始めていた。だが、その時…。

(グググ……)「!?」どこからともなく奈落の底から聞こえるような悪魔じみた禍々しい呻き声。(グググ………ニンジャ殺すべし!)見ればニンジャスレイヤーの焼死体に禍々しい黒炎が、幾本ものマフラーめいてたなびきながら纏わりついているではないか!「ニンジャ殺すべし!」ゴウランガ!見よ!黒炎に包まれ燃え上がる焼死体に肉が肌が装束が形成され、再びニンジャスレイヤーの姿に…いや、それよりも禍々しい何かが息を吹き返している!!

もはや死体は…否、異形のシルエットは仰向けの姿勢ではない!死神めいた肉体に悪霊めいた活力を漲らせ、ブリッジ姿勢で立ち上がり始めている!明らかに危険。目の前の異常事態と対峙するフェネクスの脳裏には、かつてスカウト部門筆頭ソニックブームに酒の席で聞かされた話がフラッシュバックしていた。

ある時、彼の監督していた腕の立つニンジャチームがニンジャスレイヤーを捕縛したという連絡をよこしてきた。彼は半信半疑ながら、すぐさま現場に向かったがそこにニンジャスレイヤーなどいなかった。あったのはニンジャの肉片と爆発四散痕、そして燃え立つ黒炎だけ…。

いまやソニックブーム本人も無残な爆発四散痕なって久しいが、彼にこの黒炎を見せればあの時と同じものと気づいたに違いない。組織内でその存在が噂されていたニンジャスレイヤーのソウル暴走体、それが今フェネクスの目の前に立っているのだ!

装束はより深く不吉な赤黒に染まり、その輪郭は炎めいて揺らめいていた。メンポはひび割れ歪み大顎を形成していた。センコじみて縮み輝く目がこちらを睨み、明らかな嘲笑と桁外れの残虐性を伴って、それはアイサツした。

「ドーモ、フェネクス=サン。ナラク・ニンジャです。」

◆ナラク・ニンジャ (種別:ニンジャ)
カラテ    17  体力   17
ニューロン  10  精神力  10
ワザマエ   12  脚力   9/N
ジツ     0  万札   20
攻撃/射撃/機先/電脳  17/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/-
回避難易度修正: 対スリケン射撃(難易度−1/見切り)、対ジツ(難易度-1/ナラクの知識)
ダメージ修正: 鉄拳に不浄の炎が加わり『近接攻撃』が2ダメージ(1+火炎1)、『装甲貫通1』となる。
回復: ナラクニンジャ化した時点で【万札】を含む全ての能力値が上記の状態へと回復する。
   (【万札】は新たに生み出されたのではなく、奪いきれなかったものがあったのだと考える)
◇装備や特記事項
 装備: なし
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、『◉サイバネ殺し』、
 『◉不浄の炎』、『◉ナラクの肉体破壊』、『◉欠損部位再生』、
 『◉ナラクの知識』、『◉古の恐怖』、『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、
 『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉ナラク共振』、『◉即死耐性』

「ドーモ、ナラク・ニンジャ=サン。フェネクスです。ナラク…なるほどそれがソウルの名か、宿主が死にかけ必死と見える。」フェネクスのオレンジの炎が勢いを増し、ナラク・ニンジャに対して威嚇するように音を立てる。

「ググハハハハ…フジキドを倒すとは中々やるようだな、こわっぱ。褒美にジゴクへ案内してやろうぞ!」ナラク・ニンジャは身をかがめ橋が崩れるほどの勢いで踏み込みフェネクスに急接近!イクサ再開!

戦闘再開

1ターン目

 元シナリオではナラク化以降は専用ルームの補正は無くなるのだが、今回は変わらず適用されることとする。プレイ中すっかり忘れていたからだ。恐るべきリアルニンジャと一人で相対することになり極限状態に置かれたシックスゲイツのギミック操作技術が急激に卓越している…ことにしよう。

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古の恐怖判定、4,6,5,2,6,2,5=成功

・ナラク連続側転6,2,1,1,3,3,1,5,5,6,4,3→その場から移動せず
ナラクの肉体破壊4,4,5,3,6,/5,1,3,3,5,/6,2,3,4,/2,1,1,1,
=3成功
・フェネクス、アドレナリンブースト発動、回避4,4,/1,3,/62成功、一発命中 残り体力6 精神力10

・フェネクス連続側転4,4,3,2,54iへ
カトン連打、6,6,1,6,3,2,5,5,6,2,3,5,1,2,2,2,4, 
→クアドラプルカトン 残り精神力8 
・ナラク回避3,6,4,/1,2,/5,6,/2,22成功、2発命中 ダメージ2d3→3,36ダメージ 残り体力11

・ナラク攻撃集中
ナラクの肉体破壊5,3,1,5,4,/6,3,1,3,4,/2,1,5,5,/3,6,1,34成功
・フェネクス回避6,/2,/2,/42成功、2発命中 残り体力4

・フェネクス移動せず
カトン連打1,5,2,4,6,1,5,4,5,6,3,3,3,2,4,2,6 
→トリプル・カトン 精神力6
・ナラク回避3,5,6,/1,3,3,/2,5,6, →2発成功、一発命中、 ダメージ1d3→3ダメージ 残り体力8

「…!!」先程よりもさらに早い!フェネクスはソウルが悲鳴を上げる!フェネクスは素早く脳裏にクロスカタナのエンブレムを刻み、マインドセット。古の恐怖を打ち消し、主観時間を鈍化させる!既に眼前にはナラク、連続攻撃!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤッー!」

ゴウランガ!なんたる攻撃速度!フェネクスの目には突如、倍に増えたようにすら見えるナラク・ニンジャの鉤爪めいた拳の軌跡が映る!!フェネクスは瞬時に両腕を振るい身を翻し、決死の覚悟で躱すが、ナムサン!胸にジゴクじみた爪痕が生じた!「グ…ヌゥー!!」黒炎の熱と傷の痛みに耐えながらもフェネクスはその場でセイケンツキ!ナラクのブレーサーに押し当てると、手の甲のサイバネ穴から自らのカトンをブレスじみて飛ばした!

「グワーッ!!」ナラク・ニンジャが先程の再演じみて炎に包まれ炎上!フェネクスは油断なく更なるエテルをカトンに注ぎ込む!が、しかし!コレは如何なこと!?フェネクスの発するオレンジの炎がみるみる内に不気味に黒炎へと変色するではないか!?

フェネクスは咄嗟にクロスガード!「イヤーッ!」「グワーッ!!」カトンを突き抜け現れたナラク・ニンジャのストレートパンチが突き刺さり、暗黒カラテ浸透ダメージでフェネクスを苛んだ!!恐るべきはナラク!炎に焼かれながらも強引にカトンの中を突き進み、強烈なカウンターを見舞ったのだ!

たがフェネクスはシックスゲイツに選ばれるほどの精鋭!果敢な反撃をナラク・ニンジャに浴びせる!「シックス…ゲイツを!舐めるな!イヤーッ!」「グワーッ!?」至近距離で放たれたカトンが再びナラク・ニンジャを焼く!「これが、シックスゲイツのジツだ!」ゴウランガ!なんたる地獄じみた二色の炎の激突!

2ターン目

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・ナラク連続側転3,6,4,5,2,6,1,6,6,5,1,55Iへ
ナラクの肉体破壊2,5,3,3,3,/2,1,1,6,5,/5,4,5,4,/2,1,/3,2,6,44成功
・フェネクス回避2,4,3,/2,6,/3,4,/2,13発成功、一発命中 残り体力2 

・フェネクス連続側転6,1,2,2,4,→4iへ
カトン連打4,1,2,5,1,6,4,4,3,4,2,5,4,1,6,1,3,
→ダブルカトン 残り精神力4
・ナラク回避6,4,3,5,4,1,3,3,2,/1,6,4,3,6,1,3,2,→2成功

・ナラク攻撃集中
ナラクの肉体破壊3,3,2,5,1,/2,2,5,2,4,/5,3,4,4,/1,2,5,5,
→4発成功 
・フェネクス回避、即応ダイス5つ使用
1,5,/1,/2,/62成功、2発命中 体力−2 爆発四散

フェネクスは炎の中のナラクを油断なく睨みつけながら更なる追撃を加えんとする!がその時!「…中々やるな、こわっぱ。」突然、後方より声!「イヤーッ!」「アバー!?」突如後方にナラクニンジャが出現!フェネクスの胸を貫いた!致命傷!

「…何故だ!貴様の肉体は炎の中に…!」勢いを減したオレンジの炎の中、ナラクの影がフェネクスの問いに応えるように、揺らめいて消える。ゴウランガ!黒炎のブンシン!「バカな…」ナラク・ニンジャが腕を引き抜く…フェネクスの血が溶岩めいて吹き出す。薄れゆく意識、迫る殺意。「死ねい、虫けら。」カイシャクチョップ!

「…ソウカイヤを…!俺を舐めるな!イヤーッ!」がしかし、フェネクス未だ死せず!精神力によって死の淵より覚醒!崩れかけた体を力強い踏み付けで支え、チョップをガントレットで受け止める!背面の傷口からカウンターめいてカトンを放出した!だがナラク・ニンジャはこれを予期、空中に飛び上がって回避!「ヌオオオー!?」慟哭!「惜しかったな、小僧!貴様の駄犬めいた組織への忠誠心に免じて、この高楼の残骸に貴様の生首添えてやるわ!イヤーッ!」

「アバーッ!」ギロチンめいたナラク・ニンジャの急降下チョップがフェネクスの頭部を切断!断面から炎を吹き上げたファネスの首はロケットめいて急上昇!天井にぶつかりハナビめいて破裂!タマヤ!「サヨナラ!」続いて胴体が傾いたかと思うと、橋から火の海へと落下、轟音を立ててこちらも爆発四散!「グワハハハハ!!」ナラク・ニンジャの狂笑!ナムアミダブツ!

戦闘終了

勝負は決した。フェネクスはナラク・ニンジャの前に敗北を喫し、爆発四散した。
ナラク・ニンジャはこの場で行われた激しいイクサを回想する。

流石はワシ、相手も多少はやるゴミ虫であった。

ヤツの強烈なカトンはまさに悪夢。フジキドが黒焦げになった瞬間には死の予感がニューロンを襲った。

だが殺した。

顔とメンポに飛び散った返り血をぬぐいながら、ナラク・ニンジャは黙々と上への階段を目指す。その装束に纏う黒炎は先程よりも半分ほどに減っていた。思わぬ損耗。

階段を上ると、再び新たな門が彼の前に現れた。「総会六門」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「五」の文字。ソウカイ・シックスゲイツの5人目が、この先で彼を待ち構えているのだ……。


チャード呼吸1,4,4,4,1,3,2,3,4,2、0回復 体力11

第五の門

ネオサイタマ、トコロザワ・ピラー。血も涙もないソウカイ・シンジケート、その総本山。その上層部に、ソウカイ・シックスゲイツのドージョー兼バトルフィールドは存在する。

「総会六門」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「五」の文字。その中は黄金の砂が敷き詰められ小さな小川が流れており、さながら巨大な枯山水めいた空間である。部屋の中央、小川の辺りには小さなシュラインが祀られ、その屋根の四隅には桃源郷を描いたボンボリが吊り下げられていた。

部屋の中央には茶黄のニンジャ装束を着た一人のニンジャがアグラを組んでメディテーションを行っていた。ニンジャの名はジラフチャイルド。

このニンジャは先日晴れてソウカイ・シックスゲイツの一員となり、このフロアを任される事になった。これまでのソウカイヤに対する貢献が認められた結果である。それは長く、長く苦しい道程だった。

だが、ソーマト・リコールめいた感慨に浸っている暇はない。君は今すぐ戦闘態勢を整えてなくてはいけない。何故なら……

「ドーモ、ナラク・ニンジャです」

"太古の厄災"、ナラク・ニンジャを迎え撃たなければならないからだ。

「ドーモ、ナラク・ニンジャ=サン。ジラフチャイルドです。」

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◆ジラフチャイルド(種別:ニンジャ)
カラテ   9   体力     12   
ニューロン 7   精神力    8 
ワザマエ  7   脚力   5 
ジツ    0     
攻撃/射撃/機先/電脳  11/7/7/9
回避/精密/側転/発動  12/7/7/0
◇装備や特記事項
緊急回避ダイス1 即応ダイス5
『●連続攻撃2』、『●マルチターゲット』、『●時間差』、『●連射2』
▶︎▶︎テッコlv2、▶︎生体LAN端子lv1
▲▲戦闘用バイオトルソー
『◉◉タツジン:ボックスカラテ』
『◉知識:貴族の流儀』、『◉交渉:理路整然』
パーソナルメンポ、伝統的ニンジャ装束
◯実家のカネ

「フゥー…どうやら我々の過半数が打ち倒されたようじゃな。誉高きシックスゲイツが情けない。」社の上でゆらりと立ち上るジラフチャイルド。その四肢は奇妙に節張り、長大であった。「グググ…オヌシもその情けなし共と同じく無残に死ぬのだ、この悪趣味な箱庭でな。」歩み寄るナラクの地獄めいた炎が黄金の砂を焼き、黒炎の足跡を作り出す。「フッー…。古代のニンジャソウルならば、風情がわかるかと思ったが…所詮は獣よな…。」

ジラフチャイルドはため息をつくと、長大な足を大リーグピッチャーめいて高く掲げ、奇怪な構えを取った!「まあ良いわ。本当に価値あるはカラテのみ。ワシに貴様のカラテ、価値を見せい。そして死ね!ナラク・ニンジャ=サン!!」「貴様の減らず口、聞けぬようにしてやろうぞ!」一触即発!

戦闘開始

1ターン目

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古の恐怖判定→3,5,6,5,2,3,3→成功

・ナラク連続側転5,4,4,1,2,4,4,1,1,1,2,65iへ
ナラクの肉体破壊2,2,3,5,6,/4,4,5,6,6,/5,5,5,5,/6,3,4,1,
→4成功
・ジラフチャイルド、即応ダイス2使用、回避2,3,/3,6,5,/3,5,/4,
→3成功、一発命中 残り体力10

・ジラフチャイルド連続側転2,5,3,2,6,6,5,→6i
カラテ4,3,6,6,/6,6,6,6,/5,6,23発成功 ワザハートブレイカー発動
・ナラク回避6,5,3,/6,3,1,/3,1,
→2成功、一発命中 体力9 

・地雷、ナラク回避3, 6→成功

・ナラク連続側転2,4,3,2,4,5,2,6,3,1,2,5, →7H
ナラクの肉体破壊4,3,2,4,4,/5,3,2,4,2,/6,5,5,3,/5,5,2,1,
→4成功
・ジラフチャイルド回避5,2,/4,/3,5,/5,→4発成功

・ジラフチャイルド移動せず
カラテ3,5,6,4,/1,6,6,5,/4,6,4
・ナラク回避1,3,3,/3,1,5,/5,3,
→2成功、一発命中 残り体力7 

・地雷、ナラク回避2,1→命中 残り体力6

「イヤーッ!」ナラクニンジャは一跳びにシュラインへと突撃!トビゲリを社にかまして粉砕する!蒸発する小川!砕け散る本堂!屋根ごと吹き飛ばされるジラフチャイルド!「ヌゥー!?オノレ…グワーッ!?」ゴウランガ!空中に跳ね飛ばされた屋根の影からフイウチめいたナラク・ニンジャの浴びせ蹴りが脇腹に突き刺さる!ファーストブラッド!

(凄まじく重いカラテ!まともにもう二、三度くらえば命はあるまい!)「イヤーッ!」たが、ジラフチャイルドは逆にこの勢いを利用してさらに跳ね飛ぶ!空中でまるで舞い踊るかのように社の残骸を蹴り渡り、ナラク・ニンジャの上方を取ると一転、爆撃めいた連続蹴りを敢行した!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」「グヌー!?」

なんたる空中身体制御能力か!(これは…ジラフカラテ!)ジラフカラテとは長大な四肢と高い空間把握能力を駆使することで、相手の拳や肉体をジャンプ台にして跳躍、位置的有利を確保しつつ頭上から無慈悲な連続キックを放つ殺人カラテ流派である!開祖であるジラフ・ニンジャは数千の敵を相手に地面に一度も足をつけることなく打ち倒したという。

心臓を狙う致命的な心停止キックは避けれたものの、無視できない威力のキックが脇腹に突き刺さる!(グググ…長大な足より放たれる連続キック!ジラフカラテの基本だが、社の残骸をキックしたことで威力が増しておる!!)ナラク・ニンジャは空中で下方にカラテ加速!不安定な空中から、安定した地上に戻らんとするが…「かかったな!」「ヌゥー!?」

ナラク・ニンジャ着地直後、突如黄金の砂地が爆発!遠隔操作地雷!ナラクは再び飛び跳ねて躱す!「その地雷はルーム一杯に用意されているぞ!存分に味わえ!」「おのれ、臆病者!」ナラク・ニンジャは空中で暗黒カラテ照射し、加速!落下しつつある空中のジラフチャイルドに接近し連続攻撃!たが!

「イヤーッ!」ジラフチャイルドは身体をしなやかにねじ曲げると、ナラク・ニンジャのカラテをギリギリで回避!そのままコマめいて回転しながら、ナラク・ニンジャの肩に踵落とし!「グワーッ!?」さらに下方の石灯籠内にしかけられたボムが爆発!砕け散った破片がナラク・ニンジャに突き刺さった!「グヌー!?」

「ここはワシ専用の戦闘空間!真のカラテを発揮するにはまずフーリンカザンを整うべし!ノコノコこの部屋に入ってきた時点で貴様の死は確定していたのだ!」勝ち誇るジラフチャイルド!

2ターン目

画像7

・ナラク連続側転6,6,5,4,6,5,1,1,1,1,5,46h
不浄の炎ブースト、精神力1使用→火炎ダメージ+1 残り精神力9
ナラクの肉体破壊5,6,3,4,4,/4,1,5,5,6,/4,5,1,4,/1,1,5,3,→4成功
・ジラフチャイルド即応ダイス2使用、回避4,1,/2,3,/1,4,/3,53発成功、一発命中 残り体力7

・ジラフチャイルド側転4,3,4,3,3,3,5, →7i
カラテ3,1,3,6,/2,6,3,1,/6,5,4 
・ナラク回避5,3,/6,4,/3,43成功

・地雷、ナラク回避2,5→成功

・ナラクニンジャ移動せず 
不浄の炎ブースト 精神力2使用 火炎ダメージ+2  残り精神力7
ナラクの肉体破壊4,1,5,4,4,/4,4,3,5,1,/1,6,2,1,/2,5,4,2,→4成功
・ジラフチャイルド、アドレナリンブースト、回避1,5,/4,3,/5,/64成功 
→残り精神力7

・ジラフチャイルド攻撃集中
カラテ3,4,5,3,/4,2,1,5,/5,1,6
・ナラク回避1,1,6,/1,5,/1,1,
→2成功、一発命中   残り体力4 
・地雷ナラク回避1,3→一発命中 残り体力3

ナラク・ニンジャは回転しつつ石灯籠の残骸の上に着地、対面位置のジラフチャイルドを睨みつける!「そんなにこの悪趣味な巣が好みか?ならば諸共に焼き払ってくれよう!イヤーッ!」気合の音と共にナラク・ニンジャの腕部がパンプアップ!ガントレットと鉤爪がより禍々しく重厚なものへと変形した!コワイ!

(…明らかに危険!最大限の警戒を…)ジラフチャイルドの思索の一瞬、ナラクが一跳びし、眼前に迫る!ハヤイ!「な…!?」「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」鬼神めいた連続抉りこみパンチ!「アバーッ!?」迎撃カラテの合間をすり抜け一発が命中!ジラフチャイルドの腹肉が丸く削り取られ、焼き尽くされて灰となる!

「クソッ…イヤーッ!」ジラフチャイルドは痛みに耐えながらジャンプ!上昇しながら流れるようにナラクニンジャの腹、胸、顔に連続キックを放った!タツジン!しかしナラク・ニンジャはこれを右腕、左腕、マフラーで完全防御!さらにタイミングを合わせて炸裂させた地雷の爆発をも回転ジャンプで回避!

「バカなー!?」「グググ!ジラフカラテのワザの一つ、カケノボリ…だが完成度が低い。ミジュク!」空中のナラク・ニンジャの残忍な嘲りに応えるように、その両腕がさらにパンプアップ!黒炎を纏いより怪物的な形に変貌するブレーサーは、もはや人の胴体ほどの太さの質量武器と化している!さながら暗黒神話に君臨する邪神の鉤爪めいた異様!

「グハハハハ!!よく頑張ったが、とうとう終わりの時だ、こわっぱ!」ナラクは爪を振りかざしてカラテ二段ジャンプ!ジラフチャイルドよりも高く跳び上がると、車輪めいて縦回転!回転する地獄めいてジラフチャイルドを轢き殺しにかかる!ドクン。その時、ジラフチャイルドの脳内にアドレナリンが放出、主観時間が鈍化。ナラクの地獄車攻撃を逆に蹴り上げ、更なる上方へと舞い上がった!「ナニーィ!?」

さらにジラフチャイルドは極度の集中状態を維持したまま、空中よりキック乱射攻撃を敢行!一瞬、ほぼ同時に数度の強烈な一撃がナラク・ニンジャの背に叩きつけられる!「グワーッ!?」ナラク・ニンジャは地面に伏し吐血!ジラフチャイルドはすぐさま無線指示で地雷を爆破!地表近くで爆発に巻き込まれるナラク・ニンジャ!!「グワーッ!?コシャク!」

3ターン目

画像8

・ナラクニンジャ 不浄の炎ブースト、精神力2使用 火炎ダメージ+2 残り精神力5
ナラクの肉体破壊1,1,3,6,3,/4,3,1,2,6,/1,2,1,3,/3,3,3,6,→3発成功
・ジラフチャイルド、緊急回避ダイス仕様、回避5,3,5,4,/4,2,5,/4,5,3→3成功 

・ジラフチャイルドボックスカラテ連打、精神力2+回避ダイス2個使用、
6,2,3,/4,2,/5,3,/5,2,/6,3→5成功 残り精神力5
・ナラク回避4,6,3,/3,3,3,/6,2,3,/5,5,5,/2,6,5,
→4発成功、一発命中 残り体力2 

・地雷、ナラク回避1,4,→成功

・ナラク移動せず
ナラクの肉体破壊5,5,1,5,5,/5,6,4,2,4/,3,4,6,1,/5,6,4,5→4成功
・ジラフチャイルド、回避せず→4発命中
8ダメージ+サツバツ出目6即死 爆発四散!

・地雷​、ナラク回避せず 残り体力1

ジラフチャイルドは少し離れた地点に回転着地!噴煙に対し油断なくカラテ警戒!「グオオオオオ!!」砂煙を切り裂いてナラク・ニンジャが飛び出す!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」

燃え盛る嵐めいた強力な打撃が、質量を無視した恐るべき速度で振われる!ジラフチャイルドは全力を尽くし空中舞踊めいた動きで飛び跳ね、受け流し、迎撃する!尚も続く連続攻撃を捌き切り、決着のため温存していた全カラテを両足と両手に充填!眼前に迫ったナラクの拳をカウンターめいて蹴り付けジャンプ!ナラクの頭ほどの高さに跳び上がった!

「イヤーッ!」ジラフチャイルドは空中でナラクのコメカミ目掛け回し蹴り!「イヤーッ!」ナラクは盾めいてブレーサー防御!「イヤーッ!」だがジラフチャイルドはさらに空中で回転し回し蹴り!「イヤーッ!」ナラクは再度ブレーサー防御!

「イヤーッ!」さらに回し蹴り!「イヤーッ!」ブレーサー防御!「イヤーッ!」回し蹴り!「イヤーッ!」防御!「イヤーッ!」回し蹴り!「イヤーッ!」防御!「イヤーッ!」回し蹴り!「イヤーッ!」防御!「イヤーッ!」回し蹴り!「イヤーッ!」防御!「イヤーッ!」再び回し蹴り!「イーヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ!!」

ゴ…ゴウランガ!数十合の打ち合いの後も、ジラフチャイルド未だに空中!加速する連続回し蹴りが生じさせたカラテ力場に仙人めいて乗り、位置的有利を確保したまま一方的に叩きのめす!これぞジラフカラテ奥義、マキ・クモノリ!

「グググーッ!?」ナラクは猛攻を巨大鉤爪ブレーサーを盾とし凌ぎ続ける!!「イーヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤ!」カラテのぶつかり合いの余波であたりの砂が消し飛び、コンクリートの地面がむき出しとなる!(ググ…これは!)ナラクの腕部に違和感!

ゴ…ゴウランガ!あまりの乱撃にナラクのブレーサーに蜘蛛の巣めいた細やかなヒビが形成されているではないか!ジラフチャイルドはめざとくヒビ割れに集中砲火!砲火!砲火!砲火!…そして、遂にブレーサー砕け散った!「グワーッ!」回転蹴りが遂にナラクのコメカミに被弾!!!ジラフチャイルドは勝利を確信し、空中に飛び散るブレーサーの破片を吹き飛ばしながら更なる回し蹴りを放った!「イヤーッ!」

「グワーッ!?」だが、悲鳴をあげたのは…ジラフチャイルド!?ゴ…ゴウランガ!ナラクは次なる回し蹴りの軌道を予期!ブレーサーの影に隠していた燃え盛る万力じみた片腕でジラフチャイルドのケリをガッチリと掴み取ったのだ!なんたる恐れを知らないジゴクめいた捨て身の奥義破りか!!「ば…バカな…!」「こわっぱ、調子に乗ってくれたな。イヤーッ!」ナラクは掴んだ足を視点に腕の力のみで一回転!空中に飛び上がるとジラフチャイルドの脳天に強烈な踵落としを叩きつけた!

「アバーッ!?」「死ねい!イヤーッ!」踵落としがジラフチャイルド顔面を粉砕!勢いを止めず心臓から股までジラフチャイルドの身体を両断せしめた!「アバーッ!?サヨナラ!?」巻き込まれた地雷の爆炎の中、ジラフチャイルドは爆発四散!ナラクは爆風をものともせず高笑いを続ける!なんたる地獄めいた光景!恐るべしナラク・ニンジャ!!「グワハハハハ!!グワハハハハハハ!!」

戦闘終了


勝負は決した。ジラフチャイルドはナラク・ニンジャの前に敗北を喫し、爆発四散した。
ナラク・ニンジャはこの場で行われた激しいイクサを回想する。

流石はワシ、相手も中々の使い手だった。

高い位置エネルギーから放たれるジラフカラテはまさに悪夢。竜巻めいた超高速回し蹴りの瞬間には死の予感がニューロンを襲った。

だが殺した。

顔とメンポに飛び散った返り血をぬぐいながら、ナラク・ニンジャは黙々と上への階段を目指す。黒炎の再生は行われているが、既に満身創痍状態である。

階段を上ると、再び新たな門が彼の前に現れた。「総会六門」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「六」の文字。ソウカイ・シックスゲイツ最後の一人が、この先で彼を待ち構えているのだ……。

回復4,3,4,5,3,2,5,4,4,3 体力3

第六の門

ネオサイタマ、トコロザワ・ピラー。血も涙もないソウカイ・シンジケート、その総本山。その上層部に、ソウカイ・シックスゲイツのドージョー兼バトルフィールドは存在する。

「総会六門」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「六」の文字。その中は数百畳サイズの巨大なCPUファンめいたマシーナリーに満たされた空間だった。

さらに所々にジゴクめいた針やサンズリバーの積み石めいた足場、亡者めいたモクジンが配置され巨大なUNIX盤、或いは主の名の通りジゴクを思わせた。四隅には神殿めいて巨大な柱が配置され、そこから「鳳凰」「六門最古参」「フージン」「信頼に応えます」など力強くショドーされたボンボリが下げられていた。

部屋の中央には折り畳まれた凧(カイト)を背負い、オフホワイトの装束を纏ったニンジャがアグラを組んでメディテーションを行っていた。ニンジャの名はヘルカイト

彼はソウカイ・シックスゲイツの最古参として、このフロアを任されている。これまでの彼のソウカイヤに対する貢献が認められた結果である。それは長く、長く苦しい道程だった。

彼は今、一種のソーマト・リコールめいた感慨に浸っていた。ソウカイヤのニュービーとして奮闘する日々、シックスゲイツの全盛と栄光、そして主君への忠義。たがそう長くは浸れまい。今すぐ戦闘態勢を整えてなくてはいけない。何故なら……

「ドーモ、ナラク・ニンジャです。」

「ドーモ、ナラク・ニンジャ=サン。ヘルカイトです。」

"太古の厄災"、ナラク・ニンジャを迎え撃たなければならないからだ。


◆ヘルカイト (種別:ニンジャ)
カラテ    11  体力   15
ニューロン  8  精神力  13
ワザマエ   12  脚力   5/UH
ジツ     4  万札   20
攻撃/射撃/機先/電脳  11/12/8/8
回避/精密/側転/発動  12/12/12/12
◇装備や特記事項
 ヤリ、パルス・グレネード
 『●連続攻撃2』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉忠誠心:ソウカイヤ』、『◉タクティカル移動射撃』、『◉頭上からの死』、『◉空中制動』、
 『◉◉タツジン:ヤリ・ドー』、『◉ヒサツ・ワザ:ゲイトオープナー』
 『★◉緊急カイト脱出』、『★◉カイト・ダイブ』、『★◉飛行移動(12マス)』
​
ジツ以外のステータスを+2しました。中々の強さです。

扉を焼き溶かしジゴクめいて室内にエントリーしたナラク・ニンジャの姿を一目みるなり、ヘルカイトの額には嫌な汗が流れた。ニンジャスレイヤーが初めて現れた〝七日間〟、二忍のニンジャと共に討伐を向かった時、ニンジャスレイヤーはその後何度も見たそれの姿とは異なったより凶悪な姿だった。

それ以来ひと時も忘れぬ恐怖の姿。幾忍かの今際の報告に登った殺戮者のソウル暴走体、そこにいたのはナラク・ニンジャ、災害そのものであった。「…誰かと思えば、あの時の蚊か。度々、フジキドのバカめが取り逃していたチョロチョロ鼠。」ヘルカイトはソウルのあげる悲鳴を鎮め、毅然とした態度で返答!「以前も名乗った筈だ。俺は蚊でも鼠でもない。」

突如、部屋中に設置されたファンが稼働し、室内に強風が吹き始めた。ヘルカイトは脳内インプラントされたIRCトランスミッター機能を使い、室内ファンの回転を制御するのである。

ヘルカイトは立ち上がると、背中から朱色のヤリを抜いて一回転させ、油断なきヤリドーの構えをとり、竜の翼めいてカイトを展開した!バイオバンブーと強化和紙で作られたその凧には、「キリステ」「ムテキ」「ヤリで刺す」など、彼の決意のほどを表すショドーがしたためられている!

「俺の名はヘルカイト!ソウカイ・シックスゲイツの最古参たるニンジャだ!ラオモト=サンの元へは行かせぬ!貴様はここで死ぬのだ!」「こわっぱがほざきよるわ!貴様の体をササミめいてバラバラに引き裂き、愛する主人の元に送り届けてやろうぞ!」両者のカラテが空中で激突し、空気がひび割れる!イクサ開始!

戦闘開始

1ターン目

画像9

画像10

古の恐怖判定→5,6,5,4,2,4,2,5→成功

・ナラクは5iへ移動
ナラクの肉体破壊2,1,3,5,/6,5,2,1,/6,4,6,5,3,/1,5,5,2,3,→4成功
・ヘルカイト、アドレナリンブースト、
回避6,/1,3, /4,5,/4, →3発成功、一発命中 サツバツ出目1 残り体力13
激突、回避4,5→成功、残り体力12 残り精神力12

・ヘルカイト、カイトダイブ1,4,5,2,2,2,5,3,1,2, →6i 残り精神力11
ナラク回避せず、残り体力2
ヤリ強化精密攻撃3,2,6,2,2,4/5,1,2,4,1,52成功
・ナラク回避1,4,5,/4,3,1, →1成功、一発命中 残り体力1 

・ヤリ飛び出しトラップ、ナラク回避3,3,4 →一発命中 体力0 戦闘不能

ファンから放たれる爆風が室内を満たし、さながら積乱雲中心部めいたミキサー状態を形成!ヘルカイトはこの悪環境をものともせず空中に飛び上がり、睥睨するフージンめいて位置的有利を獲得!「グググ…コシャク。イヤーッ!」ナラク・ニンジャは嵐裂く凶星めいて飛び上がって空中のヘルカイトへ飛びかかり、連続カラテコンボ!

想定以上のスピードにヘルカイトの主観時間が泥めいて鈍化する!咄嗟にヤリをプロペラめいて振り回し連続チョップを弾きあげてブロック!タツジン!…が太古の災厄はその上を行く。ブロック後の僅かな硬直をついての狙い済ましサイドキック!「グワーッ!?」

ヘルカイトは暴風を切り裂きながらワイヤーアクションめいて吹き飛ぶ!ファンの風を操作し激突を回避!「オボーッ!」ダメージ深刻!早くも決着か!?「グググ…ムシケラ風情が啖呵を切ってその程度か?」ナラク・ニンジャは嘲笑いながら追撃せんとするが…。

「ヌゥーッ!?」突如としてナラクの視界が荒ぶり混乱!一瞬にしてその体を旧世紀宇宙飛行士訓練用巨大ジャイロボールめいた回転暴風空間が包むこむ!「…こ…これは!?」ゴウランガ!脱出できぬ!ファンから放たれた暴風がナラク・ニンジャを風圧と気流で拘束しているのだ!

これぞヘルカイトの戦闘空間!彼に遠隔操作されたファンの発生される風が、ヘルカイトの追い風となり、敵にとっての向かい風となる!先程のカラテを受けた瞬間、自身の先程まで居た地点に重点的暴風域を形成したのだ!なんたる状況判断!「オノレ!トブのハムシめがーっ!!」カトンボめいてもがくナラク・ニンジャ!やはり脱出できぬ!度重なる戦闘ダメージの蓄積が彼の力を削いでいるのだ!

その隙を逃すヘルカイトではない!ファンの操作で生成した上昇気流に乗って天井近くにまで高速移動!そしてその位置から急降下クシザシ攻撃を放った!「成せばなる!イヤーッ!!」怪物の眉間に刃を突き立てる英雄めいて、篝火に飛び込む羽虫めいて!ナラク・ニンジャに真っ直ぐに落ち込むヘルカイト!

ナラク・ニンジャは咄嗟のクロスブロック!だがヘルカイトの天翔ける流星じみた突撃のスピードはその想定以上!ナラクの組まれた腕に深々と突き刺さるヤリ!「グワーッ!?」だが、クロスブロックが威力を減じ致命傷ならず!

「グハハハハ!捕まえたぞ、こわっぱ!」ナラクは笑いながらヤリを掴み取り、致命的カウンターカラテの予備動作に入った、!一転して絶望的拘束状況!たがしかし…ゴウランガ!ヘルカイトは…その顔に不敵な笑みを浮かべたのだ!

「…!?」「捕まったのは、お前だ!イイイヤーッ!!!」空中でヘルカイトが突然急加速!ファン操作で発生した風が彼をナラクごと力強く後押ししたのだ!「ナニーッ!?」再び流星めいてまっすぐに落ち込む二忍!ヤリがナラクの禍々しい掌を突き抜け、その胸部に深々と突き刺さり、貫通!「グワーッ!!」

両者の落下地点には、ヤリめいた巨大タケヤリニードル!「成せば成る!サラバ、ナラク・ニンジャ=サン!イヤーッ!!!!」ニードル直撃!!ナラク・ニンジャの意識が泥めいて鈍化する。彼はニードルが背中を突き刺さり、心臓を突き破り、そして胸を突き破る感覚を引き延ばされた時間の中で感じた。「アババババババッー!?!?」激痛!ハヤニエ!

ヘルカイトは自身のヤリを引き抜いて距離を取り、油断なきヤリドーの構え。「アバーッ!アババ!アバーッ!アババ……」ナラクの赤黒い血が辺りに撒き散らされ、その痙攣と断末魔が途絶え、数秒。そこには太古の時代よりニンジャ達を震撼させた厄災のアワレなクシザシ状態が残るのみであった…!

戦闘終了

ヘルカイトはヤリドーの構えを解こうとしない。(爆発四散せぬ?)ナラクからは一切の生命力とカラテが失せているように感じられる。ピクリとも動かない。(ソウルが敗北したからか?それともアンブッシュを狙っているのか?)数瞬の逡巡の後、ヘルカイトは懐からクナイとスリケンを取り出した!

(ならば遠距離で蜂の巣にしてやろうぞ!)「イヤーッ!!」ヘルカイトはカイトを広げて飛び上がると、空中より爆撃投擲!スリケン、クナイ、サスマタ、グレネードが動かぬナラクに襲いかかり、その姿は一瞬で爆炎に包まれた!(さぁ…どうくる?)ヘルカイトは一瞬の変化も見逃さぬよう黒煙を猛禽めいた鋭い観察眼で監視する。

その時!爆炎が突如発生した衝撃波により、霧散!内部で膨れ上がったカラテが煙を、部屋をヘルカイトを圧っし、震えさせた!機械が軋み、空気が澱む!ニードルは跡形もなく溶け落ち、黒炎が描く不可思議なサークルの中心に、赤黒のニンジャが立っていた。ナラク………否!

「スゥーッ! ハァーッ! スゥーッ! ハァーッ!」そのニンジャが奇妙な呼吸を繰り返すたび、傷口が見る見る内に回復していく。ヘルカイトが放つスリケンやクナイは揺れるマフラーに絡め取られ、溶かされ、無様な溶液と化して床に散った。「ナラク。」左目が怪物のそれから、力強い黒目へと変化する。「お前は否定しようが無い、私の一部だ。」

ゴウランガ!死の淵のソーマトー・リコールの最中、ニンジャスレイヤーは一体何を見たのか!?それは外からは預かり知らぬ!唯わかるのは今、殺忍者に更に恐るべきカラテモンスターが誕生したということだ!「ドーモ、ヘルカイトです!」ヘルカイトが先制アイサツ!「ドーモ、ヘルカイト=サン。ニンジャスレイヤーです。」

「貴様はナラク・ニンジャ?いや、ニンジャスレイヤーか?」ヘルカイトは目の前の事態に思わず疑問を溢す。「……どちらでもあり、どちらでもない。状況判断だ!」ニンジャスレイヤーはそれだけ言うと、油断ならぬカラテの構え!「来るがいい!ヘルカイト=サン!」ニンジャスレイヤーとナラクの声が、重なって戦闘空間に鳴り響く!ヘルカイトもその言葉を返すように再び室内を嵐めいた乱気流で見たし、ヤリの穂先を殺戮者に向けた!

戦闘再開!

◆共振状態ニンジャスレイヤー (種別:ニンジャ)
カラテ    17  体力   17
ニューロン  10  精神力  10
ワザマエ   12  脚力   9/N
ジツ     0  万札   30
攻撃/射撃/機先/電脳  17/12/10/10
回避/精密/側転/発動  17/12/12/10

回避難易度修正: 対近接攻撃(難易度−1/ジュージツ)、対スリケン射撃(難易度−1/見切り)、
         対ジツ(難易度-1/ナラクの声)
ダメージ修正: 鉄拳に不浄の炎が加わり『近接攻撃』が2ダメージ(1+火炎1)、『装甲貫通1』となる。
回復: 共振状態化した時点で【万札】を含む全ての能力値が上記の状態へと回復する。

◇装備や特記事項
 装備: なし
 『●連続攻撃3』、『●連射2』、『●時間差』、『●マルチターゲット』、
 『◉◉タツジン:ジュージツ』、『◉スリケンの見切り』、『◉鉄拳』、『◉ランスキック』、
 『◉ヒサツ:ワザ・ポン・パンチ』、『◉ヒサツ・ワザ:サマーソルトキック』、『◉チャドー呼吸』、
 『◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン』、『◉ヒサツ・ワザ:アラシノケン』、『◉ヒサツ・ワザ:サツキ・ジキツキ』、
 『◉◉憎悪:ニンジャソウルの闇』、『◉憎悪:ソウカイヤ』、『◉憎悪:ザイバツ』、『◉憎悪:アマクダリ』、
 『◉ヘルタツマキ』、『◉ツヨイ・スリケン』、『◉即死耐性』、
 『◉不浄の炎』、『◉欠損部位再生』、『◉ナラクの声』、『◉サイバネ殺し』

 ※この状態で【体力】がマイナス値となったニンジャスレイヤーは、ついに爆発四散する!※


1ターン目

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・ニンジャスレイヤーは移動せず攻撃集中
カラテ5,4,4,1,5,2,/6,6,2,4,3,6,/5,5,4,1,6,13成功、1ナムアミダブツ!
・ヘルカイト回避6,5,/4,3,4,/53成功

・ヘルカイト飛行移動→7i
ヤリ精密攻撃、4,3,5,4,2,/6,2,6,3,4,→2成功
・ニンジャスレイヤー回避4,3,1,/3,6,12成功

・ヤリ飛び出しトラップ、ニンジャスレイヤー回避5,3,4→成功

・ニンジャスレイヤーは通常移動→6i
カラテ2,2,6,5,5,2,/6,4,3,3,1,2,/5,4,1,4,6,13成功
・ヘルカイト回避4,6,/6,3,/4,→3成功

・ヘルカイト、カイトダイブ5,1,1,5,5,2,1,2,5,1,1 
→7i 残り精神力10
ニンジャスレイヤー回避せず 残り体力16
ヤリ強化精密2,2,3,4,2,/6,5,5,3,5,→1成功
・ニンジャスレイヤー回避4,6,4,2,5,5
→成功、カウンターカラテ ヘルカイト残り体力11 

・ヤリ飛び出しトラップ、ニンジャスレイヤー回避4,2,→成功

「イヤーッ!」「イヤーッ!」空中のヘルカイトと地上のニンジャスレイヤーは同時に急降下&跳躍!!中空でカラテとヤリをぶつかり合わせた!ニンジャスレイヤーの厄災じみた荒々しさとタツジンじみた精細さを兼ねた恐るべきカラテを相手に、ヘルカイトは絶妙に距離をとりながらヤリの刺突を繰り出し続ける!

「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーの両腕に宿る黒炎と、ヘルカイトのチタン製穂先が室内にネオンアートじみた軌跡を刻む!互いにスレスレに交わし合い決定ならず!ヘルカイト後方の壁がニンジャスレイヤーの空振りカラテ圧力で破砕!明らかにヤバイ!

「オノレ!なれば、イヤーッ!」ヘルカイトは空中に飛び上がると、ファンの暴風を受け再びの急降下攻撃!さらに床面の飛び出しヤリトラップを起動させ、挟み撃ちを狙う!

「イヤーッ!」「イヤーッ!」トラップを避け跳び上がったニンジャスレイヤーとヘルカイトが空中で交錯!互いに鮮血、両者痛み分け!ワザマエ!実力で完全に勝る共振ニンジャスレイヤーに対し、ヘルカイトは室内ギミックを最大限に発揮することでゴジュッポ・ヒャッポ状態へと持ち込んでいるのだ!なんたる精密かつ成熟した戦闘科学!

2ターン目 

アトモスフィアhard!

画像12

・ニンジャスレイヤー移動せず 攻撃集中
カラテ1,6,2,4,4,5,/3,5,4,5,6,2,/5,1,1,6,3,4→3成功
・ヘルカイト回避4,6,/6,5,/5,→3成功

・ヘルカイト、カイトダイブ4,6,1,6,3,3,1,6,3,1,4
→6H 残り精神力9   
ニンジャスレイヤー回避せず 残り体力15
ヤリ強化精密攻撃5,4,6,1,1,3,/5,1,4,1,2,3→2成功
・ニンジャスレイヤー回避4,1,6,/6,4,5
→2成功、カウンターカラテ 
ヘルカイト回避せず 残り体力10 

・ヤリトラップ、ニンジャスレイヤー回避4 3,2,1 
→失敗 体力14

・ニンジャスレイヤー移動せず攻撃集中
カラテ4,3,4,4,6,5,/5,4,5,2,5,2,2,/1,1,3,1,5→3成功
・ヘルカイト回避3,5,/6,3,/6,→3成功

・ヘルカイト、カイトダイブ 4,3,6,4,5,1,5,4,3,5,4, 
→6j  残り精神力8 
ニンジャスレイヤーは回避せず 残り体力13 
ヤリ強化精密攻撃3,3,2,3,5,3,/4,4,4,5,5,5→2成功
・ニンジャスレイヤー回避3,6,6,/1,6,5,
→2成功、カウンター発生→サマーソルト発動 
ヘルカイトは回避ダイスなし、ダメージ1+3→4ダメージ 
ヘルカイト残り体力6 さらにニューロン6 ワザマエ10に減少 

・ヤリトラップ、ニンジャスレイヤー回避2,2→命中 残り体力12
サマーソルトとカウンターこそ食らってるがヘルカイト避けすぎでは?456賽じゃないんだぞ…

(強い!)ヘルカイトは再び空中へと移動する。額には汗、既に今の一種でヘルカイトはニンジャスレイヤーの力をヒシヒシと感じとっていた。カラテは向こうが上、長期戦は不利を招くだろう。(俺も覚悟を決めねばならない!)ヘルカイトが指示を出すと、室内の暴風の勢いがさらに上昇!ヘルカイトすら危うい危険域の風速だ!当然いかに強大極まりない共振ニンジャスレイヤーといえどもかなりの不利を強いられる!

「成せば成る!イイイイイヤァーッ!!」桁外れの暴風をその身に受け、ヘルカイトは弾かれたように、一本のジャベリンのように、ニンジャスレイヤーに襲いかかった!「イイイイイヤァー!!」ニンジャスレイヤーもそれに応えるように発射地点に突発的火山爆発めいたカラテ衝撃波を発生させながら跳躍!

室内の丁度中心地点にて、スーパーノヴァじみた衝突が生じ、風と炎が室内に吹き荒れた!!合金製の強靭なファンがあまりのエネルギーに風にさらされた障子めいて軋む!

「アバーッ!?」カラテ噴煙から弾き飛ばされたのは…ヘルカイト!?一瞬遅れて煙から飛び出たニンジャスレイヤーも肉体の数カ所から血を流し、無傷でない!今の一瞬で何が起こったのか?しばし時間を巻き戻してご覧いただきたい!

先ず、ヘルカイトは急降下攻撃、ニンジャスレイヤーは連続カラテ攻撃を最初の交錯で放った。この瞬間、先程の激突の再現じみて両者ともにカラテの打撃、さらにニンジャスレイヤーは遠隔操作されたボウガンの攻撃を、それぞれ受け鮮血の尾を引きながら上下に分かれていった。今度は位置関係が真逆となった両者だが、ここでヘルカイトが驚きの行動に出た!

ヘルカイトは自身の落下地点のファンに対して高速タイプ指令!ファンの回転数を最大数に設定し、上空に向かって急加速!掟破りの逆急降下攻撃を狙ったのである!この驚くべき攻撃によってニンジャスレイヤーは胸に更なる傷を負った!なんたる恐るべきワザマエか!

が、ソウカイヤを震撼させた恐るべき殺戮者と内なるソウルの戦略コンピュータじみたイクサ展開力はそのさらに上を行ったのだ!!圧倒的なまでの逆急降下スピードに対し、彼らは痛みというトリガーを元に位置を察知、合いの手を入れるように空中で風車めいて回転、暗黒カラテ技サマーソルトキックを叩き込んだのである!

一方ヘルカイトも唯吹き飛ばされただけではない!首を切断する勢いで放たれたキックを非凡なニンジャ耐久力で耐えきり、逆に吹き飛ばされることで威力を殺し、さらにお返しとばかりに鷹の目の狙いでスリケンをニンジャスレイヤーに命中させたのだ!

なんたるマイクロコスモスじみた一瞬の高度なカラテ激突!が、しかし!「グ…!ガハッ!」体勢をファンの風で無理矢理立て直し、額を抑え吐血するヘルカイト!勢いを殺したとはいえ大ダメージ、激しい脳震盪!先程までのようなパフォーマンスは期待できぬ!

3ターン目 

アトモスフィアをnormalに戻す

画像13

・ニンジャスレイヤー移動せず 攻撃集中
カラテ2,2,4,4,5,1,/3,1,5,2,4,4,/4,6,5,4,2,63成功
・ヘルカイト回避6,1,/4,6,/53成功

・ヘルカイトは飛行移動→8i
強化精密ヤリ攻撃6,2,2,4,2,/3,5,2,6,4,→2成功
・ニンジャスレイヤー回避5,4,1,/6,4,1, →2成功

・ヤリ飛び出し、ニンジャスレイヤー回避6,6,→成功

・ニンジャスレイヤーは通常移動→7i
カラテ1,2,2,1,6,6,/3,2,2,5,1,5,/5,5,6,4,2,13成功
・ヘルカイト回避5,2,/5,3,/53成功

・ヘルカイト飛行移動→6k
ヤリ強化精密攻撃4,3,1,4,6,/3,2,6,3,4,→2成功
・ニンジャスレイヤー回避5,1,3,/6,4,1, →2成功

・ヤリトラップ→ニンジャスレイヤー回避5,6,→成功

ニンジャスレイヤーは悠然と着地し、油断なきカラテを構えヘルカイトの出方を伺っている。一方ヘルカイトはこれからの戦法に対し思考を巡らせた!(((ウカツだったぜ…同じ戦法を繰り返しては対応されるということか、それもこの速度で!)))

ニューロンへのダメージが大きい、瞬時の軌道修正が必要な急降下攻撃はもはや難しいだろう。脳震盪のダメージが収まるまで待ちたいが、恐らくその頃には敗北している。「虻蜂取らず…虻蜂取らずになってはならない!」このままの状態で勝つ!その為の戦法を!

そうこうする内、ニンジャスレイヤーは再び跳び上がり狙いすました飛び蹴りをヘルカイトに放ってきた!ヘルカイトはこれを巧みなカイト操作で避けると、ニンジャスレイヤーを中心に室内を加速旋回移動し始める!さらに、ヤリに仕込まれていた機構が作動させ、その長さを数倍に伸ばした!一体これは!?

「イヤーッ!」ヘルカイトはニンジャスレイヤーと十分な距離を保ったまま、急加速!ヤリの柄の部分をすれ違いざまにニンジャスレイヤーに叩きつけ攻撃!ニンジャスレイヤーはこれを交わし、すかさずのカラテ反撃!「イヤーッ!」「イヤーッ!」しかし、ヘルカイトはこれを捻ったヤリでブロック!再びニンジャスレイヤーを中心に加速旋回移動し始めた!

「イヤーッ!」ヘルカイトはニンジャスレイヤーと十分な距離を保ったまま、急加速!ヤリの柄の部分を再びニンジャスレイヤーに叩きつけ攻撃!ニンジャスレイヤーはこれを交わし、すかさずのカラテ反撃!「イヤーッ!」「イヤーッ!」しかし、ヘルカイトはこれを捻ったヤリでブロック!再びニンジャスレイヤーを中心に加速旋回移動し始めた!

ゴウランガ!ヘルカイトは常に一定の距離を保ちながら、ニンジャスレイヤーの攻撃を的確に防御しつつ、少しずつ少しずつパターンを変えた打撃攻撃を繰り返す!旋回は周回ごとに加速!打撃もその鋭さを増していく!ニンジャスレイヤーの攻撃を観察し見切り、必殺の攻撃を叩き込む隙を探す戦法だ!

そしてそれはニンジャスレイヤーも同様!単調なイクサ運びの中、両者のカラテとアトモスフィアが静かに蓄積され、爆撃機に積み込まれる大型爆弾じみて、その炸裂の時を待ち続ける!

4ターン目  

アトモスフィアをhardに

画像14

・ニンジャスレイヤー通常移動→7j
カラテを6,4,1,3,2,6,/5,6,5,2,3,5,/4,1,4,1,2,3→2成功
・ヘルカイト回避5,4,3,/3,5, →2成功

・ヘルカイトは飛行移動→6G
ヤリ強化精密攻撃4,6,6,4,6,/1,6,5,4,5
→2成功、1ナムアミダブツ! ヒサツワザ・ゲイトオプナー発動 残り精神力7
・ニンジャスレイヤーはヒサツワザのみ回避5,3,3,2,5,1
→命中 ヒサツワザのダメージ1+3、さらに激突ダメージ1、さらに二発目の攻撃も受けダメージ1   
 残り体力8 NS→7L、HK→6Jへ強制移動

・ヤリトラップ、ニンジャスレイヤー回避5,6 

・ニンジャスレイヤー通常移動→6K
カラテ5,3,3,2,5,1,/5,6,6,1,6,4,/5,6,6,1,1,2
→3成功、1ナムアミダブツ!
回避ダイス2使用してヒサツワザ・ポンパンチ発動
・ヘルカイトはヒサツのみを重点回避5,4,4,2,5
→命中 最初の一発2ダメージ ヒサツダメージ1.3→2 +プラス4 さらに激突ダメージ1  
残り体力−3  ニンジャ耐久力発露で食いしばる 残り精神力4 

・ヤリトラップ、ニンジャスレイヤー回避6,5,4,4,4,1,2→成功
・そのまま壁を吹っ飛ばして飛んでいく、
原作に近い動きとなったのでこのまま退場させることにしよう

….そして、その時は来た!ヘルカイトはニンジャスレイヤーの反撃カラテを柄で受ける瞬間、正面に位置していたファンを操作!繊細にコントロールされた突風がヘルカイトのみを後方へ飛ばし、攻撃対象を失ったニンジャスレイヤーの燃えるカラテを空振りさせた!パターンを崩されたニンジャスレイヤーに一瞬の隙が出来上がる!!

(((今こそ好機!ラオモト=サン、我が勇姿をご照覧あれ!)))ヘルカイトはその背に最大風速の暴風を受け止め、全力加速!槍先が摩擦熱で燃え上がり、オレンジネオンの軌跡を作り出す!「イイイイイヤァー!!」「アバーッ!?」攻撃命中!ニンジャスレイヤーの燃える血すら焼き焦がしながらヤリが脇腹を貫通した!

ゴウランガ!ヘルカイトはタックルしながらニンジャスレイヤーの腹にヤリを突き立て、さらに加速!そのまま壁面から生えたヤリへとサンドイッチめいて叩きつけにかかった!これぞヤリ・ドー奥義、ゲイトオプナー!!!ヤマト・ニンジャの伝説に因んだ暗黒の殺人技が、伝説の再現めいて怪物を苛む!!!

「イイイイイイヤーッ!」「アバーッ!!?」メテオじみて加速した赤黒白の流星が壁面に激突!!室内の空気を揺らし壁面にクレーターじみた破壊痕を形成する!!「グワーッ!?」ニンジャスレイヤーは2本のヤリに完全に壁面に縫い付けられ沈黙!!ヘルカイトは勝利を確信し、カイシャクのカラテストレートを放った!「貴様の負けだ!ニンジャスレイヤー=サン!イヤーッ!」

しかし、その拳は届かなかった。ニンジャスレイヤーはヘルカイトの腕をワンインチ手前で掴み止め、間一髪でカイシャクを封じたのだ!「オヌシの負けだ。ヘルカイト=サン、ハイクを詠め。」ニンジャスレイヤーは赤と黒、両方の目でヘルカイトを見た。ヘルカイトは畏れた。

「イイイイイイヤーッ!!」「アバーッ!?」ニンジャスレイヤーは全身に蓄えたカラテを解放!渾身のカラテストレートをヘルカイトへと打ち込んだ!半円状のカラテ衝撃波がヘルカイトの背から飛び出し室内を蹂躙!4本の柱にヒビを走らせ強化ワシのボンボリを打ち砕いた!ヘルカイトは一瞬の静止の後、体をくの字に曲げ、先程のゲイトオプナーの逆再生再現めいてメテオめいた速度で吹き飛んだ!「アバーッ!?」暗黒カラテ奥義ポンパンチ!!

(((ま…まだだ!ファンの回転で威力を殺せば!)))激痛と共に部屋の端から端まで吹き飛ぶ中、ヘルカイトは闘志を絶やさない!風を操作し即席のバックブレーキを敢行せんとす!だが、フシギ!ファンの回転は逆方向!ヘルカイトの吹き飛ぶスピードを逆に加速したのだ!

(((バカナッー!!??)))ヘルカイトの目にニンジャススレイヤーの頭上、壁面に取り付けられた大型ディスプレイが飛び込んでくる!その画面には大きくUNIX文字だけで作られたナンシーの顔!ニンジャスレイヤーによって救出された彼女が、今この瞬間トコロザワ・ピラーの電子空間を掌握したのである!

ヘルカイトは敗北の絶叫を上げながら、白色のメテオめいて壁面に激突!その衝撃はトコロザワーの外壁まで伝わり、壁がひび割れ砕け散った!「ヤ・ラ・レ・ター!!!!」ヘルカイトはコンクリート塊や機械部品などと共に、トコロザワピラーの上層階から、下階へと転落していく。

ニンジャスレイヤーはその声を聞きながら背後のディスプレイに向けて、礼を言うようにオジギした。画面に一瞬だけ「ヨロコンデー」の文字が表示され、六門最後の扉が今、背後で音を立てて開放されていた。

戦闘終了

ニンジャスレイヤー、チャドー5,4,2,5,3,6,4,3,4,2,3,6→7回復 体力15


勝負は決した。ヘルカイトはニンジャスレイヤーの前に敗北を喫し、地上へと転落した。
ニンジャスレイヤーは腹からヤリを引き抜きながらこの場で行われた激しいイクサを回想する。

流石はソウカイ・シックスゲイツ。油断ならぬ相手だった。

暴風吹き荒ぶ戦闘空間と確かなカラテのコンボはまさに悪夢。変則的な回避不可能ゲイトオプナーの瞬間には死の予感と太古の記憶がニューロンを襲った。

だが倒した。

顔とメンポに飛び散った返り血をぬぐいながら、ニンジャスレイヤーは黙々と上への階段を目指す。

階段を上ると、上階へと続くエレベーターの入り口が彼の前に現れた。「天守閣」と威圧的なオスモウ・フォントでモールドされたカンバンが、重々しい扉の上に掲げられている。さらに、扉の表面には赤い丸と大きく「帝王」の文字。ソウカイ・シックスゲイツの上に君臨するソウカイヤの頂点、ラオモト・カンがこの先で彼を待ち構えているのだ……。

六つの門と六つの番人を打ち倒し、ニンジャスレイヤーは断固たる殺意と共にエレベーターにしめやかにエントリーする。後に残るは五つの爆発四散痕と激闘の痕跡のみ。

髑髏の月はインガオホーと呟いて、天守閣へと視線を移す。ネオサイタマの輝きはいよいよ禍々しさと絢爛さを増し、それはこれから起こる激闘に怯えるようにも、打ち破られたゲートと門番達を弔っているようであった。

【ユー・ウィル・ゴー・スルー・ザ・シックス・ゲイツ】完

後書き

正直今まではサンシタの戦闘だったので描写テキトーで良かったのだすが、設定上強いキャラの戦闘描写は大変ですね…。特にヘルカイトが難産でした…(ダイスが振るったのでつい気合を入れてしまった)。完成まで結局半年かかりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。次に投稿できるのがいつになるかはわかりませんが、またお会いしましょう!

おまけ:ニンジャ名鑑

【フェネクス】
ソウカイ・シックスゲイツの一人。カトンジツとカゼのジツを操るニンジャ。非常に忠誠心が高い武人肌のニンジャ。彼のカトンは心臓を媒介にして発生する特殊なもので、両手足にサイバネ誘導管を仕込み更にカゼのジツを組み合わせることでその炎に指向性を持たせている。
【ジラフチャイルド】
ソウカイ・シックスゲイツの一人。ジラフカラテの使い手であり戦闘狂。地雷の扱いにも長ける。彼の出身であるキンカ家はネオサイタマの成金と没落キョート貴族の婚姻によって誕生した新興名家であり、キョート的奥ゆかしさとネオサイタマ成金的悪趣味が融合した奇妙な文化を有していることで知られる。








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nyamotomo
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