復習をするタイミングはいつ?
こんにちは!千葉県で小さな塾を経営しております「みらい塾長」です。
今日は、学んだことを復習するタイミングについての記事をご紹介いたします。学生の勉強だけでなく、大人で資格とりたいなって方にも役に立つ内容です。
復習するタイミングが大切
冒頭にある写真の表、復習をしたタイミング、何分何時間後を横軸として、覚えなおすのにかかった時間の割合を、縦軸の%で表してある。
例えば、復習するタイミングが20分後であれば、覚えなおすのには、最初に覚えたときの42%の時間がかかるということ。
1時間後は56%、1日後は66%、2日後は72%、
そして、1か月後には79%もかかってしまう。
復習のタイミングが早ければ早いほど、学習の効率は良いというわけだ。もちろん、理想は20分後に学習して、40%の労力で知識を定着させることである。
20分⇒20分⇒20分と間隔をあけて学習してみると、その効果に驚くであろう。
ただ、現実として日常の中で20分後に復習するのは、よほど時間に余裕があるとき。
私の塾で、3人の生徒に5分間ディスカッションをさせて、いつ復習するのがよいか結論をだしてもらった。
その結果、「1時間」。
忙しい学生生活と勉強効率の折り合いをつけた地点だ。というわけで、1時間後に学習すれば56%の労力で定着させることができるので、それを実行しようということになった。
私の部屋にもこのグラフが貼ってあって、「おっといけない、復習しなきゃ」という気持ちにさせられる。(実際は業務でそれどころじゃないときも多い)
しかし、この意識付けだけでも、学習姿勢は変わってくるのだ。自分たちで決めたことを、自分たちで守る。そして知識を身につけていってほしい。
ちなみに、1時間後にちょうどTVを見ていたり、食後でのんびりくつろいでいる可能性が高いので、そのことを想定したグッズをそろえることが不可欠となってくる。
まず筆頭としては、リングカード(私はリングカード愛好家なので、これはまた別記事で紹介しようと思う)、ポケットに入るくらいの参考書、裏紙などに書いた自分のメモである。(ノートは開く手間がかかるのであまり使わない)
また、へやのあちこちに、鉛筆やボールペンを置いておくことも重要だ。いつでも書き込める状況が、学習をはかどらせる。
ただ、こんなやり方も、私個人の我流が入っているので、几帳面な方には合わないかもしれない。私はノートを綺麗にとらないし、参考書なども、ボロボロになるまで使う派である。先生から提出したノートが返却されるときも「凄まじいノートだった!」とひと言。。。
体裁にこだわらないことで、スピーディーに学習に入っていける。
そんなわけで、受験を考えている方は、「1時間後に復習」を実践してみてくださいね(⌒∇⌒)
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