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殴ったって傷はできない(鹿島戦振り返り)

色々と思うことがある試合だったと思います。マネジメントなり、レフェリングなり、その他諸々、少なからずあると思います。その中で感じられるものを汲み取りながら振り返ります。

水沼のゴールの意味

前半16分の場面、扇原からパスを受けたハーフスペースにいる小池。サイドラインに張っていたエリキとのワンツーで抜け出し左足のクロスに水沼が飛び込んで合わせたゴールとなります。人数で言えば数的不利なところですが、エリキが永木と小泉を引きつけたのを見てのワンタッチパス、空いたスペースを見逃さず走り込んだ小池、逆サイドから飛び込み競り勝った水沼。これぞマリノスというゴールでした。

28分の小池さん

喜田がファールを受けたところからマルコスがクイックでスタート。マルコスは松原とパス交換をして前を向きます。そして中央を見ますがおそらく中に入ってきた小池を見ていたと思います。が、永木が素早く寄せたこと、サントスと被ったこと(僕はそう見えました)が重なり右の水沼へ。このときエリキはしっかり大外に張っていました。小池はそのまま中へ侵入し、水沼は得意の低く速いクロスで小池に行きます。これはついてきた小泉の足に当たってボールは弱まりキーパーへ。大外のエリキでも面白そうな場面でした。

交代の遅い理由(ほんとはそんなものなどないです)

最後に恐らく多くの方が思っていたであろう交代について

ボスは同点にされたところで大然、あまじゅん、阿道を投入しました。ここに関しては急いでやった的な交代だと思っています。

ですが、私の考えとしてはツイートにもしましたが、代えられる選手がいなかった。というものだと思ってます。

個人的にはこのサッカーは維持なり強度といった部分を保てる、あげられる選手というのが重要ではないかと思います。これを考えるとこの日はベンチにいなかったのが辛かったです。昨年でいえば、大津パイセンなり渓太やなべこであったり。彼らが必死にボールを追いかけて奪ったりスローインにしたりするといったことをしてくれたから後ろの選手は余裕を持った対応をして、またマリノスの攻撃が始まる。それが2019年のマリノスだったのかなと。しかし今年はコロナという予想外の出来事が起こり、22連戦というとんでもない事態になり怪我人も続出したなかで毎試合臨んでいます。この日のベンチメンバーはけがから戻ってきた實藤、そして和田、あまじゅん、詠太郎、大然、阿道、キーパーのオビ。80分時点で2失点したとはいえ、ここでもう一回ギアを上げられる選手というのがはっきり言っていなかったと思います。だからこそボスはギリギリまで見極めていたんだと思います。これは誰も何も責めることはできないかと。とにかく切り替えて次の湘南戦に臨みましょう。

最後に

自分の考えを最後ぶちまけましたがお許しください。ですがACLはリーグをはるかに超える総力戦だと思います。今のマリノスのサッカーは誰が出ても表現できるものではならないと思いますしすべてを跳ね返せる力も必要かと。私たちができるのはマリノスの行く末に期待することしか私は思いつきません。まだまだ激動のシーズンは続きます…

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