波形ニストによる厳選チャートポイント解説(8/9〜8/13)

ごきげんよう。
とある猫だ。

今週もお疲れ様。
お盆休み期間とはいえ自粛ムード。おまけに雨天続きという事なら、もはや検証ぐらいしかやる事があるまい。

夏枯れ相場・・なのか、ボラタイルなのか良く分からん展開になってきてはいるが、相場は基本的にじゃじゃ馬なんだよ。だからこそ軸を見誤らない事だ。

たまたま振ったバットにボールが当たって、たまたま内野安打になっても、そんなトレードばかりしていては相場では長く生きれないのだよ。

自分の狙う波形のみにスポットを当ててほしい。

では今週も振り返り行くよ。
夏枯れだろうが、振り返りは出来る。

今回は週中殆どトレードしてないのと、最後の最後にドル円で失敗したので、エントリーポイントだけではなく、後付けのチャートポイントも解説する。

8/9(月) ユーロ円・オージー円

ユーロ円　30分足

先週から持ち越しのユーロ円ショート。

雇用統計後の値動きを捉えての戻り売りは上手く決まったように思えたが、月曜日祝日で日本休場という事で動きが良くなかった。

欧州で下アタックか？！と思ったりもしたが、何のことはなくグダグダ展開となった所で0:00タイムオーバー。

129.77Ｓ→129.50Ｃ　+27pips

本来のターゲットは129.30あたりの節目ではあったが、何故このタイミングで利確したのかと言うと、翌日は8/10。日本祝日明けゴトー日なんだよな。

祝明けの東京はそれまでに下がってた場合、市場オープン〜仲値にかけて買いに転じる可能性が高いと考えたからだ。

案の定ドル円は大きくココから反発。
ユーロ円でのグダグダを横目に、ユーロドルはガンガン下掘りするのだな。また選択ミスか。

今週のモヤモヤはこんな所からもう始まってたのかもしれないな。

オージー円　15分足

時を同じくしてオージー円もIN。
コチラは週明け欧州オープンでの新規エントリー。

81.30の節目ネックゾーンで頭打ちになってからズドンと落ちて週を終えた事から、リトレースが入ればもう1段2段ぐらいは下げそうとの見方からショートを構築。

ターゲットは直近のネックゾーンあたりとしていたが、残念ながらながらTPには至らず建値に終わった。

81.02Ｓ→建値決済

まあ見返してみても、そこまで悪くないポイントだが20pipsほど順行した所で一部利確出来たかもと考えればまだまだ甘いなと感じる。

8/10〜12 ノートレード

チャンスはあった。
しかし乗れず。

1番優位性が分かりやすいのは、オージー円か。

オージー円　1時間足

7/29に付けた高値を基準にすると、8/6高値が1stトライとなる。
ここから2→3→4と来て5回目ぐらいでようやくブレイク。ストップロスを巻き込み大きく上昇・・したにもかかわらず潜ってくる値動き。
これは狙い目となる。

バイーンからのディセトラズドーン！の図。


少し拡大してみる。

5分足

まず重要なラインとしてバイーンの起点ポイントである赤ラインは引いておこうな。こういうポイントは後々効いてくるぞ。

それから後のレジサポ転換ラインとなる青ライン。
これ先程の黄色ゾーンそのまま引っ張ってきても良いのだが、5分足は5分足の秩序でローソク足の軌道を作るからより細かい部分を見るには直近の値動きを見つつ、細かくラインを引き直す等の作業も必要になる場合がある。

ココから更に細かい議論に移る。笑

青ライン上でディセトラを形成。
その下限をブレイクしたが、ココは青ラインに対する1stになるから跳ねやすい。

反発でディセトラ内に潜る。
コレで上限ブレイクすると上に伸びやすかったのだが、再度下に潜って来た。

すると今度は青ラインに対しての2ndトライとなるのだが、ココをズルズルとブレイクしていく。

このズルズルブレイクはロンガーが捕まってる証。
なのでこういうケースは折り返しでの反応に注目したい。

折り返しの際に赤ラインに到達していない状態で折り返すと、ロンガー建値逃げによる決済の売り圧力がかかるので折り返しの青ラインは効きやすくなる。
という構図なのだな。

青ラインでの折り返しでの再下落。
この下落によって赤ラインへの到達と見なされる。
ココを1stと捉え、2→3とやはりサポートされた。

4回目のトライで赤ラインを突破出来たが、すぐにV字回復。ココで逆三尊が完成すれば買いの検討も出来たが、それを否定してNY初動は下げとなった。

個人的にはココのNY初動に合わせての順張りショートもアリかなと思う。

綺麗な形で下落に繋がったオージー円。
ポイントとなる箇所は赤矢印。

何故エントリー出来なかったのだろう。爆

8/13(金) ドル円

2時間足

15分足

ココで注目したいのは、直近の上昇に対するヨコヨコの長さだ。
本来強いトレンドが形成されるなら、上図のようにWTとなってから転換する方がしっくりくる。

なのに今回はヨコヨコで上げる気配なし。
こういう変化に如何に早く気がつけるか？？

後はもう水平ラインのレジサポ転換でok。笑

特に赤矢印で示したポイント。
スラスト発生から12日に発表された🇺🇸新規失業保険申請件数。ココで上げきれないやんショートを打つのもアリだったな。

取りこぼしが多すぎるよ。

挙げ句の果てには流石に109円台は意識されるだろうと見て指値を入れて失敗。。。

救いようがない失敗だ。

とは言え金曜日のFIX前後での推移。
FIBも重合してるというのに。。

相場に絶対はない。

負けは全て自己責任。
しかも殆ど自滅なのだ。

ドル円の指値ロング失敗の背景を探る。今週殆どトレードチャンスが無かった事による焦り。見てない金曜日に限って大きく動いた機会損失。
相場にボラがない限り何もしないが正解なのに勝手に焦った結果、普段あまりしない指値での逆張りトレード。
そりゃ負けるわなって話。
相場の負けの殆どが自滅。

— にゃ〜さん@波形ニスト (@zenbariman) August 14, 2021

109.90Ｌ→10,60Ｃ　-30pips

いたたたた…

今週total  1勝1敗1分
-3pips

中々動きづらい相場のせいにするのは簡単。
だが自分に責任は全く無かったのだろうか？

自身の中に芽生えた焦りの感情やら、もしかしたらエエ格好したい願望もあったのかもしれんな。

そうして狙った獲物を逃した機会損失から判断を見誤った。

明日からまた切り替えて頑張るよ。

細かい部分まで掘り下げてしまったが、突き詰めていくとどうしても細かくなるし【神は細部に宿る】とも言うしな。

自分の軸が定まったらあとは信じろ。
そして深く深く研鑽するのだ。
誰よりも細かく、誰よりも繊細に。

今回もこんな相場なのに長文に付き合ってくれて有難うな。またいつもの愛のポチ❤︎待ってるからな。

ではまた会おう♪