河川敷が好きです。

用事でたまに東京の下町に行きます(と言っても今ではなく、去年あたりの話)。
だいたいは駅前で用事を済ますのですが、時間があるときは江戸川や荒川、中川の近くまで歩いて行きます。
実家のある街は地方の田舎で、河原はありますが、東京の河原ってなんだかワクワクします。
視界は広いし景色は綺麗だし、眺めはいいし(言ってることが同じ)清々しい気持ちになるから好きです。

中学生の頃、3年B組金八先生のドラマを見ていて、荒川が登場していました。
当時の私はよく登場人物が河川敷にいたことから、河川敷イコールドラマが詰まってる!青春が詰まってる!と思っていて憧れていました。
もちろん今でもそれは思っています。

上京してきて河川敷に行って、そこに母校があるわけでもないのに、なんだかワクワクして、幸せな気持ちになります。ときめきが無限大な気がします。
ここで学生時代を過ごしたらどんなだっただろうと思うと幸せな気持ちになります。単純かなあ。

以前、江戸川花火大会を見に行きました。千葉県の妙典駅から河川敷に歩いた場所からも見えると聞き、そこまで行きました。花火は小さくしか見えませんでしたが、上京してきた私からしたら、花火大会で千葉県まで行ったことがまず嬉しくて、妙典駅の近くで軽くご飯を食べて、ドリンクをスーパーで買って、河川敷に座って花火大会が始まるのを待つ。景色はとってもひらけていて綺麗。それだけでとっても楽しかったのです。
もう行ったのは数年前で、妙典あたりに行ったのはそれだけなのですが、未だにあの日の河川敷の景色や花火が遠くてなかなか見えなかったこと、美味しかったパックのオレンジジュース、駅までの帰り道を思い出しては、また行きたいなあと思うし、一緒に行った人に『楽しかったよね♩』と未だに話すのです。

今は外出自粛で、なかなか外出自体ができませんが、いつかまた行ける日がきたらいいなと思っています。河川敷をお散歩すると幸せな気持ちになるのです。