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【LAP第8期】コンピュータサイエンス単元予習

みなさん、こんにちは!LAP第8期のまえこです!
今回は、コンピュータサイエンス単元の個人予習の内容を記事にまとめましたので、最後まで読んでもらえるととても嬉しいです!

※課題図書「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)/著・安宅和人」を読んだ後の感想・見解の変化などは随時追記をしていきます🌱

<課題1>

作中に出てくる、数字に表せない価値という部分で例としてスタバと喫茶店の対比があります。具体的にどういう違いがあるのか検討してください。

スタバ


・ブランド力がある
・誰でも入りやすい気軽さがある
・勉強とか仕事をしているとなんとなくかっこいいイメージがある(「スタバの飲み物・食べ物が好き」という人以外に「スタバという空間自体が好き」「スタバにいる自分が好き」という人が多いイメージ)
・店舗によって雰囲気が異なることが多い(例: 太宰府のスタバ)

喫茶店

※チェーン店を除く
・こだわりのある唯一無二の商品
・長居がしやすい雰囲気
・「常連」という文化がある
・最近は「昭和レトロブーム」の影響もあって、比較的気軽に入れる感覚になった気がする。(前回たしか「敷居が高い」と表現した記憶がある。)「おしゃれな喫茶店という空間自体が好き」「おしゃれな喫茶店にいる自分が好き」という人が増えている気がする

<課題2>

自分たちで、スタバのように数字で表せない価値を持つと思うお店や施設を一つ設定してそれがどのような価値なのかを説明してください。


※前提
スタバも喫茶店も違うベクトルで数字で表せない価値を持っていると感じている。

「友達がやってるカフェ/バー」


店員が、さも自分の友達であるかのように接客をしてくれる原宿のカフェ。

「いつも飲んでるやつ」と頼むと、勝手にメニューを決められたり、「大変そうだから簡単なので大丈夫だよ」と頼むとドリップコーヒーが出てくるなど、本当に友達のバイト先に遊びに来た感覚が味わえる新感覚カフェ。店員はみな役者やモデルなどのエンタメ業界で活躍する人たちということもあり、クオリティーが高いらしい。

数字で表せない価値を持つと思った理由


飲み物や食べ物目当てではなく、「体験」を買うために行くお客さんが多いから。このカフェでしか味わえない価値がある。

思ったこと


他に、ディズニーランドなども数字で表せない価値があると思っているが、このカフェとの共通点は、接客する人が「感情労働」をしていること、だと思った。

「感情労働」とは、仕事をする上で感情をコントロールする必要がある職業のこと。
ディズニーのキャストも、「友達がやってるカフェ」の店員も、「演技」という名の感情労働を通して、数字で表せない価値を提供しているのではないかと感じた。

課題図書を読んでの感想

印象的だった部分を抜粋して紹介します!

・本物の問題解決にAIは無力であるということ
よく「AI 対 人間」と二項対立で表現し、AIに人間の仕事を奪われるのではないか、といった議論を耳にするが、人間にしかできないことも多いことを知った。
論理的な思考だけでなく、人間だからこそ生まれるヒラメキなどが課題解決には不可欠。だからこそ知覚できる領域を増やしていかないといけない。そのためには、「言葉、数値になっていない世界が大半であることを受け入れること」が大事。LAPの学びにも通ずる部分も多いが、「なぜ?」を突き詰めることで、知覚を鍛えることができる。

・境界領域を切り開く多様性の担保を行う必要がある
ビジネスにおいて、成功領域に特化する「選択と集中」をしがちだが、未来創造、イノベーションは境界・応用領域から生まれるものであるため、真逆の取り組みが不可欠。
→以前講演をお聞きした若新さんのお話を思い出した。
コップの水をいっぱいにする取り組みは得意だけど、水を溢れ出そうとする人は少ない。溢れたらどうなるんだろう?という好奇心をもって挑戦することが大事。
少なくとも失敗を恐れて何も行動できていないうちは何も状況は変わらないと思っている。成功体験にすがりすぎず、「アンラーン」していくことが大事なのかも。

・「土地の記憶を活かす」
人間の想像力だけから生まれるものだけでは求心力に欠ける。それぞれの土地が持つ豊かな記憶を大切にして活かすことが真の求心力につながる。
→理由を考えた時に、「自然」や「土地」そのものが数字で表せない価値をもつ存在だからではないかと感じた。自然はもちろん売り買いされるものではないけれども、多くの人が魅力を感じている。この魅力を存分に活かすことで、人間の想像力の限界を超えた、さらなる求心力のある価値を生み出すことができるのでは?

AIの話と聞いて、ド文系の私でも理解できるだろうか?と不安でした。
実際読んでみると、AIはあくまでも人間の持てる力を最大限発揮するための手段であり、どのような価値感をもって社会を創造していくか、というテーマでずっと話が進んでいるような気がしました。
文系だから関係ないとか、そうではなく、いかに創造性をもって課題に向き合っていくか。これはLAP全体に通ずる取り組みだと思いました。
まだまだ曖昧な理解で止まっている部分が多いので、何度も読み返して、さらに自分なりの考えをもてたら嬉しいなと思いました。

(まえこ)

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