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メア・イノセント~夢と瀬踏み

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ファンタジー小説です。 ミーディット【私達・・・部屋に対して・・  小さすぎない?】 フェティ『あはは、ホントだー♪』
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#ミステリー

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その4

登場人物 あらすじ 曇りの日のお出かけを楽しむ3人       名前の分からない"あの実"を探しに行く事に・・・ ーーーーーーーーーーーーー 『あったあった、なんていうかぜつみょーに  高い所にあるんだよね』 【お兄さん・・・取れそう?】 彼女達の言う"あの実"は小さくて、一定の高さより上に沢山なっている うーん・・・僕の背の高さでも ぎりぎりくらいの高さだな いくつかの実はとれそうだけど これだけでお腹いっぱいになれる量は取れなさそうだ ・・・でもせっかくだし

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その3

登場人物 あらすじ お兄さんの夢の話が好きなウツツム族の      双子の姉妹と外に出ることに・・・   ーーーーーーーーーーーーーー 外の空気はとてもすがすがしく感じた 辺りにはたくさんの木と水の流れる音 ・・・もしかしたら 僕が倒れていたのってこの近くだったのかもしれない 『天気もよくて  今日は絶好の散歩日和って感じだね!』 日の光は何ひとつ 差してないように思えるけど・・・ 「えーっと・・・なんていうか・・・めちゃくちゃ曇ってるけど  ・・・かえって散歩は

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その2

登場人物 あらすじ お兄さんの夢の話が好きな双子の姉妹       彼女達は夢を見るわけないと言い出して・・・? ーーーーーーーーーーーーーー 『やだなぁ、おにーさん 私達が見るわけないじゃない? ねー?ミディちゃん?』 【うん・・・私も見てない・・・かな】 『あ!でも、そういえば  ミディちゃんは小さい頃、間違って・・・もごもご』 ミーディットは慌ててフェティの口を塞ぐ 【もうっ・・・!お姉ちゃんってば・・・】 『ううん、見てない見てない』 ・・・すこし怪し

[小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その1

真っ白い部屋 あるのは、ベッドと扉と 小さな椅子が2つ 目を開けると、いつもこの風景からはじまる そして僕の起きたタイミングを見計らったように 扉が開く 青色の肌の、双子の女の子が 嬉しそうな表情でこちらに駆け寄ってくる 『あ、おにーさん目ぇ、覚めてる!』 【お兄さん、今日は・・・夢、どうだった?】 元気な方『』がフェティで 少し大人しい方【】がミーディット 僕は、水辺で倒れていたらしく 彼女達が介抱してくれたようだ ただ、なぜ倒れていたのかとか どうやって