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メア・イノセント~夢と瀬踏み

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ファンタジー小説です。 ミーディット【私達・・・部屋に対して・・  小さすぎない?】 フェティ『あはは、ホントだー♪』
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#アヒル

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み(あらすじ付き)その10

登場人物 用語 あらすじ 瀬踏みの世界の中で地震がおきて      気づけば目の前には大きなアヒル?が・・・ うん・・・これはもうアヒルではない「何か」だ 強(し)いて言うならダチョウ・・・に近いかも 『ダアヒルちゃんかっこいいねぇ?』 「・・・ダアヒル?」 『うん!大きなアヒルだから  大(だい)アヒルでダアヒル』 何かしらの名称は欲しいし ダアヒル・ ・・でいいかな なんとなくミーディットの方に目をやると キラキラとした目でアヒルを見ていた 【私も・・・

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み(あらすじ付き)その9

登場人物 用語 あらすじ 瀬踏みの世界の中で3人は お兄さんが書いた、へんてこなアヒルを見つける ーーーーーーーーーーーー   目の前には真っ黒いアヒル、が3匹・・・ 実際に自分が書いた絵をこんな形で 見ることになろうとは・・・ 『こんにちは!アヒルさん  私はフェティ!』 [ぷあっぷあっ] 鳴き声も・・・・アヒルではなさそうだ 『いやーんかわいい~  この子絶対持って帰っちゃう♪  ねっ?ミディちゃん?』 【うん・・・そうだね♪】 ・・・たしか瀬踏みで

[ファンタジー小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その8

登場人物 あらすじ 双子と一緒に〈瀬踏み〉をする事になり      いま、始まる所・・・ ーーーーーーーーーーーー この風景には見覚えがある 歪んだ空 童話を思わせるような牧羊的な風景 うん・・・これは僕が見た夢の風景にそっくりだ 『あ!おにーさん、こっちこっちー!!』 手を振りながらこちらに来るフェティ もちろん、いっしょにミーディットもいる ・・・あれ?でもなんか違和感が・・・ 【お兄さん・・・なかなか来ないから  瀬踏み、上手くいかなかったのかと思ったけ

[小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その1

真っ白い部屋 あるのは、ベッドと扉と 小さな椅子が2つ 目を開けると、いつもこの風景からはじまる そして僕の起きたタイミングを見計らったように 扉が開く 青色の肌の、双子の女の子が 嬉しそうな表情でこちらに駆け寄ってくる 『あ、おにーさん目ぇ、覚めてる!』 【お兄さん、今日は・・・夢、どうだった?】 元気な方『』がフェティで 少し大人しい方【】がミーディット 僕は、水辺で倒れていたらしく 彼女達が介抱してくれたようだ ただ、なぜ倒れていたのかとか どうやって