[小説]メア・イノセント~夢と瀬踏み その1
真っ白い部屋
あるのは、ベッドと扉と
小さな椅子が2つ
目を開けると、いつもこの風景からはじまる
そして僕の起きたタイミングを見計らったように
扉が開く
青色の肌の、双子の女の子が
嬉しそうな表情でこちらに駆け寄ってくる
『あ、おにーさん目ぇ、覚めてる!』
【お兄さん、今日は・・・夢、どうだった?】
元気な方『』がフェティで
少し大人しい方【】がミーディット
僕は、水辺で倒れていたらしく
彼女達が介抱してくれたようだ
ただ、なぜ倒れていたのかとか
どうやって