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文章で思いを伝える、ということ。


先日観た、『サマリア』という映画の冒頭シーンでの台詞。


「インドに昔、バスミルダという娼婦がいたの。私のことをバスミルダと呼んで」

バスミルダは、大乗仏典『華厳経』中の善財童子の物語に登場する美女。
日本の仏典では「婆須蜜多」と表記される。
原語ではヴァスミトラーと発音するらしい。
「世の男はすべて自分の友」という意味だそうな。


左がチェヨンで、右がヨジン


性的接触を通じて、男たちを癒し、悟りへと導く聖女。チェヨンはそんな存在でありたいというわけだ。
ヨジンは嫌悪感をあらわにするが、チェヨンは
「セックスの最中の男って、子どもみたいで可愛いのよ」と笑う。


女子高生の年齢で、そこまで言い切っちゃうのもなんか凄いなと思ったんだが・・・笑


性的接触は別に置いておいて笑笑笑笑笑
あまなつとのトークなどの時間を過ごすことによって、癒されたとか、明日も頑張ろうとか。
そういうのがあったなら、結構嬉しいかも。

癒しを与えるひとに、なりたい。

そう考えたら、なんかチェヨンの気持ちが解るような気がします。


癒しを与えるひとに、なりたい。
一時期は、そう思っていたし、否、今現在も考えてはいるんだけども。
あまなつは、キャラ的にヤバイけど、
何だかんだで癒し系だよな、と言うてくれる人も
居るし、それはとても嬉しいのだけれども。

けれども・・・
やっぱり、私はバスミルダには、なれない。

私はどちらかというと、言葉で自分の思いを表現するのが苦手だと思っているので、言葉では言いにくいことや、言葉にするとものすごく時間がかかることを文章で表すのは自分にとって良い表現であると思っているのです。

 だけどよくよく考えたら、言葉でも言い尽くせないことを限られた短い文面で表すことは、かなり技術を要するのではないかと最近思うのです。

文章でいろいろな人に影響を与えること、ワタシにはまだまだ努力が必要です。


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