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「石田組」@滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール

両親が「石田組聴きに行く。」と話していたので、一緒にチケットを取ってもらいました。
コロナ禍に2回循環器系の手術をし、その度に乗り越えて来た父。
最近再開した両親のコンサート鑑賞は、私にとっても喜びなのです。

「石田組」とは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロ・コンサートマスターである石田泰尚さんの呼びかけにより、2014年に結成された弦楽合奏団です。

ヴァイオリニストだけどイカついルックスの為少し驚きますが、演奏が始まると美しい音が鳴り響きギャップが魅力的な石田「組長」。
テレビなどでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、トップ画のように少々近づき難い雰囲気を醸し出している石田さん。


今回は、前半にある石田組初のシューベルト=マーラー編曲:死と乙女の演奏を楽しみにしていました。

後半は、
*グリーグ:2つの悲しき旋律
*バック・トゥ・ザ・フューチャー
*スマイル(チャップリン)
*ボヘミアン・ラプソディ(クイーン)
*輝ける7つの海(クイーン)
*キル・ザ・キング(レインボー)

このような構成になっていました。

後半には、組長自らが組員紹介をして…ややこしいですが、石田さんがメンバー紹介をしてくれました。
みなさん錚々たるメンバーでご親族も演奏家だったりします。(そのご親族が何人か俺のファンだと石田さんが嬉しそうに報告してくれました)

本当におひとりずつの演奏のクオリティが高くて、小さな音も大ホールいっぱいを満たし、美しかったです。
弦楽合奏団だけど、管楽器のような打楽器のような音色が広がって、どの曲も深く心に届きました。

アンコールは、
*アラン・メンケン:時は永遠に(「美女と野獣」より)
*マイケル・ジャクソン:今夜はビート・イット
*フレディ・マーキュリー: ボーン・トゥ・ラヴ・ユー

でした♪
アンコール時は、組長は衣装替えし、メンバーもオソロのTシャツに早着替えでした。
最後は全員裸足での演奏で…外は寒いのにメンバー全員の気持ちはアツいですねぇ。

コンサートまでに予習していた時、ボーン・トゥ・ラヴ・ユーを聴きたくてしょうがない気持ちになっていたので、最後に聴けて本当にしあわせでした!
演奏が終わったら、思わず立ち上がってしまいました。
人生初のスタンディングオベーションでした。
両親も…あらー、一緒に立ってるわ…。


そういえば、びわ湖ホールでの音楽鑑賞は、3年ぶりでした。
これからも、当たり前のようにこの場所に行くことができますように。

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