ナテラ崩壊 アディショナルカード 評価
こんにちは、なっつです。
今回はナテラ崩壊のアディショナルカードを評価しようと思います。
ローテーションでの評価になりますのでアンリミ勢の方はすみません。
能力についてはある程度、把握しているという前提で話を進めます。わからない場合は公式サイトなどで確認していただけると幸いです。
評価は、S~Dで評価します。基準は以下の通り。
Sクラス(伊達政宗、セクヴァンクラス)
スタン落ちする時まで環境最前線に居るカードや即ナーフくらうレベルのカード。
Aランク(ネレイア、ガルミーユクラス)
とりあえず入れとけば強いレベルのカード。ナーフを受けるくらいのポテンシャルがある。Sランクにくらべると、カードの追加によって見る頻度は減る。
Bランク(ガイア、進化ゼウスクラス)
他のカードとの組み合わせ次第では化けるカード。
自身の能力はAのポテンシャルがあるが周りとの噛み合いが弱いカード。
Cランク(ネプチューン、新アーカスクラス)
使えないこともないが、環境最前線で戦えますか?と聞かれたら辛いカード。
Dランク(欺瞞の偽神、紫電の黒豹クラス)
はい、現場からは以上です。
ニュートラル
神話の剣:個人的評価D
これといって欲しい対面が無い。
一応、後述のガルラからウィルバートと一緒に出すことが出来れば強いが、それでもなんとも言えないカード。
どうしても使いたい方はビショでガルラしましょう。7ターン以内に出せれば強いですよきっと。
エルフ
追い風の妖精:個人的評価 B+
主にコンエルで輝くカード。
5枚目以降であれば全てのカードに「カードを1枚引く」を付与できるため、実質アンドレアルフスのようなカード。
現デッキの交換枠は豊穣。
メリットはドローとガイアのコスト減少を同時に行えること。5ターン目以降であれば1コストのカードとして使えるのでプレイカウントが稼ぎやすいこと。
デメリットは豊穣の3ターン目単打ちのようなことが出来ないこと。場合によっては過剰ドローになってしまうこと。
以上のことから3枚入れ得かどうかは要検討だがリノセウスへのアクセス手段として是非採用したい。
個人的に後述のエルフクイーンが発表されるまでは文句無しのAランクでした……
エルフクイーン:個人的評価 A
進化を消費してしまうことを除けばカシオペアの上位互換と言えます。
しかし、現環境で使えるエルフで手札の枚数がそこそこあるのはコントロールエルフくらいで、リノセウスに切りたい進化権をこのカードに割きたくないというのが本音です。その上、処理はガイアや旋風の方が優秀です。とはいえ、守護を持っている点と、中途半端な盤面に旋風やガイアを温存できる点は高評価です。現状リノセウスを早く回すと言うよりもデッキを掘りきって決める方が多いように思われるので繋ぎのカードとして採用したいところ。
さらに、ファンファーレの1ドローと標準スタッツを持っているので今後、ミッドレンジ型のエルフが使えるようになれば活躍してくれそう。
ロイヤル
槍術士:個人的評価 B
伊達政宗風の効果を持っているカード。後述のエミリア進化でキャタラクト殴り、下がったこいつ出してネレイアを殴ると綺麗に変えせるが、エミリアを出した後に指揮官が2枚手札にいるかは疑問。
使えそうな指揮官は、司令官、栄華、ペコ、リーシャ、エミリア、猛虎。と、まあまあ豊富。
しかし入れれば入れるほどゲルトのサーチが鈍るという面もある。
今のロイヤルは圧倒的にドローできるという訳でもないので条件が意外ときつい。
エミリア:個人的評価 B
書いてあることは強い。しかし、このカードと相性のいいカードはやはり、ゲルト(強いていえば前述の槍術士)しかいないといった印象。
今環境のロイヤルの課題としてリーサルパワーが前環境から強化されていないという点。
エミリアはアドこそ取れるものの、その課題にはほとんど貢献していないのでBランクとしました。
面白い使い方としては機械ロイヤルに採用することによってパトリックと輸送者を確定サーチできるので、5ターン目にエミリア+輸送者、6でパトリックを結晶置きすることで神安着が可能(パトリックからパトリック持ってくるのは知らん)
ウィッチ
ペルソナウィザード:個人的評価 A−
前半の効果はメディアと同じようなもので、エンハンスでゴーレムを出さないことを除けば上位互換と言えます。
評価に値するのは後半の効果で、この条件は5ターン目には達成出来そうです。なので式神に採用して5ターン目の実質的クオン盤面に添えてあげるとさらに強固な盤面を作り上げることができます。
しかし後半になればなるほど真価を発揮するチャンスは少なくなり手札で腐る恐れがあります。(ここが"−"の決めて)
使い方としては式神にマナを採用してナテラをゴーレムなりキマイラなりにするという使い方が良さそうです。マナ自身の能力はナテラの大樹を加えることに目をつぶれば式神と相性のいいものなので、それを絡めた上振れが怖いカードになります。
アーレイン:個人的評価B+
アミュレットを参照ということで自然Wや秘術Wで活躍しそうなカード。
まずは自然Wでの評価から。1枚目の効果まではアースエレメンタラー以下なので評価に値しません。こいつ自身がライリーカウントに貢献しないのも辛い。
2枚目であれば1ドローととりあえずアドはとれます。
そして、何より注目すべきなのは3枚目。低コストながら3点のAOE、ついでにリーダーへのダメージも持っています。
インパルスや休息で0コストのナテラを溜め込んでいると凄まじいパワーを発揮しそうです。(2体同時に並べると宇宙)
しかし、先程も言った通りライリーの直接召喚に貢献できないという点からそこまでの高い評価はしませんでした。
次に秘術での運用を考えます。コスト0の土はインパルスやグラウンドサークルといったところでしょう。
ナテラの大樹と違って場を埋めてしまうのでマギサなどで割りながら相手のライフを詰めるプランが有効。AOEによってマギサを着地させやすくなったのも高評価。
しかし、1度使ってしまうと2枚目からは低コストの土が手元にないことが多いため安定した運用は厳しめ。
ドラゴン
パキケファロ:個人的評価C
無料で進化できるとはいえ進化するメリットをそこまで感じないので現在の自然ドラゴンには採用されない。
ディスカ軸の進化ドラゴンには嬉しい1枚だが進化権は元々余ってる印象なのでぶっ壊れってほどでもない。
ギルヴァ:個人的評価 C+
まず、場にカードを置けないので現在の自然ドラゴンに入ることはありません。
なのでヴァイディがスタン落ちするまではほとんど使われることはなさそうです。
しかし、書いてあること自体は強いので今後優秀なAOEや、場にフォロワーを出さなくても戦える戦術が出てくるのであれば、モデストやコロニーのように化けるカード。(その期待も込めて"+"評価)
ヴァンパイア
狂獣:個人的評価A+
悪夢の始まり→2ドロー、2面展開、2ダメ
ナテラの大樹→1ドロー、1ダメ
胎動の魔人→ターン開始時に1ドロー、1ダメ
ターン開始時→1ドロー、1ダメ
その他もろもろ、とにかく強い。
Sランクにしなかったのは、進化時であること。今のヴァンパイアにはどうしても進化を切りたいフォロワーが多数のためこれに進化を切りたいかと言われるとそうでも無い。進化ターンに置ければ強いが後半になればなるほど弱い。という点が理由です。
スパイダー:個人的評価 B+
2ターン目に結晶で置いてナテラやナイトレイド結晶をプレイすることによって7~8ターン目くらいでの着地を目指す。そんなカード。
1度出てしまえば高体力故に処理できず、じわじわとライフを削られて負けてしまうようなヤバいカード。
一緒にネレイアが出てくるとゲームが終わるまである。
と、ここまで書いてしまえばSでもいいのでは?と思いますが、デメリットをあげてみましょう。
・リノセウスのプレイハードルが1枚増えるかもしれないけど基本止まらない上にガイアで返される。
・ライリーは普通に突っ込んでくるし、仮に止まったとしてもコンブの宿敵であるキャルに殺される。
・ドラゴンはそもそも攻撃してないのに顔が痛い。
まぁ、つまりはそういうことです。メタを貼ることが容易であるためこの評価にしました。
他にもネレイアがくっつかない場合、パラダイムのプロテクトで簡単に取られる、割れる直前ターンにロックケアされたら元の子もない。と課題は山づみ。
ネクロマンサー
王墓の骸:個人的評価 B+
3コストでラストワード2ドロー2回復と思えばかなりのアドカード。単体では強いのでこの評価。しかし今のネクロが求めてるのはAOEなのでB+止まり。
とりあえず3投しとけば強いというようなドロソってわけでもない。
一応、神から投げると強そうだが、場が1個埋まる。
イーター:個人的評価A
ナテラが場にある状態でも条件さえ満たせばネレイアを返せてしまうカードです。ラスワもちなのでトート起動に貢献、ゴブリンスクラムとアクセラギンセツを足して2で割ったようなカード。
運用方法はデッキにエンネアなどの機械カードを混ぜ込んで神から出すのが強そう。(神投げたターンの大きな隙には注意)
ビショップ
博愛の翼人:個人的評価B-
まず、複製して強そうなアミュレットはナテラの大樹以外には無いので自然Bでの運用がメインになります。
しかし、ナテラを複製してもアニエスやミルフィに貢献はできるものの、まだパワー不足です。
後述のガルラのアミュレットカウントには貢献できるので一応、CではなくB-評価。
ガルラ:個人的評価 C
何を出したら強いか?を考える前にそもそもアミュレットをそんなに割れるのか?という所から考えましょう。
それができているならカラトというぶっ壊れカードが全く使われてないのはどういうことでしょうね?
ということでC評価です。
アミュレットを割るイメージの自然のレジェンド枠がジャスティだったのが痛手。
一応、出すと強そうなカードとして
6ウィルバート
8アニエス、スフィンクス
アミュレット枠はセイントコアか聖堂、サンクチュアリ辺りでしょうか。
ネメシス
タートル:個人的評価B
タートル(ウミガメ)なのにトータス(リクガメ)のフォルムをしたよくわからんやつ。
5コスト1/5は現環境あまりにも低すぎる上にそこまでして出したいカードがほとんど存在しない。(後述のマシンベアのみ)
これを使って出したら強いカードが出ればまだ可能性はあるかもしれないが、それでもまだ弱い。一応マシンベアとのバリューを兼ねてB評価。
注意事項ですが、これで出したゴリラは走りません。
また、アレークトを出してもプロダクトマシーンは出ますが出てきたプロダクトマシーンはバフされません。
マシンベア:個人的評価A-
まず、単体でネレイアを返せるのが魅力。これがいるだけで相手は盤面に機械・自然フォロワーを残せないので相当なプレッシャーになる。機械ネメシスには必ず入ってくるカード。タートルで5ターン目に出してタートル進化でさらに1PP増やせるので6ターン目なら確実にAOE効果を起動できる。-評価をつけたのはこのカード自身手札を増やすカードではないから。結局神やベルフォに繋げないと勝てないのは今までと変わらないので神やベルフォ自身のバリューが高くなるような1枚。
交代枠はララミア辺りか……
テキスト変更
今回のカードテキスト変更でナーフされたカードはありませんでした。(多数のリーダーが使ってる神は使用率の偏りに影響しない模様)
上方修正としてロイヤルからマシンブレードソルジャー、ヨハン。ネクロマンサーからギガントスカル、エンネアが上方修正されました。
まずはロイヤルから、ソルジャーは攻撃力そのままでコストが4になったので後攻4ターン目に使えそうです。
機械ロイヤルの欠点として先攻が欲しいのに先4トランプル進化は出来ないし後攻でトランプル進化はさほど強くないというものがありました。(もう、それやるならノイン使った方がええ)
このカードはそんな後攻4で相手の盤面を捲る回答札になるのが評価点です。
また、神から引いてくることでかなりバリューが上がります。グレイソンや、後述するヨハンとの相性もよさげです。
次にヨハンの上方修正ですが、コストも能力もそのままなので素直に強化と言えます。
ヨハン+猛虎の打点が伸びたのも評価点。ヨハンが手札にあるのならば後攻4で無理にソルジャーに進化を切るのではなくトランプル進化で相手の場のフォロワーを誘導します。(放置されたらグレイソン投げましょう)
そうすることで十分にコストが下がるのでソルジャーなり、神なりと組み合わせて一気に盤面を作れます。
続いて、ネクロマンサーのカードです。
まずは、ギガントスカルから、機械カードが横行する中で機械フォロワーにも4ダメージを飛ばせるようになったのは良い点でしょう。
しかし、単純にコストが重すぎます。同じコストとしてマグナジャイアントがいますが優劣は言うまでもないでしょう。勝ってる点は打点の安定性とスタッツくらいです。
また、束の間から出てくるフォロワーですが、現環境だと、デッドメタル、マシエン、モーター、神orゾンビと、こんな感じでしょうか。交代枠として神orゾンビの枠になりますがこれに関しては一長一短なのでコメントは控えさせていただきます。(9ターン目に4AOEで綺麗に飛ぶのか?と、そういうことです)
ネクロ待望のAOEカードになりそうですがここまで重いカード使うならシノブ使う、そんな感じの評価です。
エンネアはスタッツが落ちたもののコストが下がったため、置く隙が貰えない、ネレイアと同じターンとか重すぎる。なんて言う改善点を見事に修正してくれました。
絆の共振のリアニメイトでエンネアをリアニメイトできるとマンマルを含めて4面展開できてしまうのも強いでしょう。(マンマル本体も4コストなのには注意)
先4エンネア+マンマルを1枚で返せるカードは以外にも少ないので4エンネア→5共振の動きには要注意です。
まとめ
以上のカードを追加して環境を予想すると……
エルフ
安定感を増したリノセウスがランクマ等で数を増やす可能性が高い。
BO3などではメタ対象のビショが減る(もしくは横ばい)と思われるため採用する人はそこまで多くはならなそう。
導き、番人がスタン落ちするまでせいぜい暴れてくれ。
ロイヤル
結局決め手になるカードは貰えなかったが、機械カードの上方修正により機械ロイヤルが戦えそうな位置。その場合手札補給がほとんどエミリア依存なのでまだ最前線には立てない。
ウィッチ
痒いところにそれぞれ強化を貰った式神と自然W。どちらも唯一性のあるカードなので環境初期にランクマでは数を伸ばしそう。しかし、どちらも上振れをサポートするカードなので安定感は低め。その後の使用率は今までと変わらないところまで下がると予想。
ドラゴン
目立った強化こそなかったもののパワーの高いデッキのため使用率は衰えないと予想。
ヴァンパイア
耐久性能に長けた自然カードが追加されたのでコントロールヴァンパイアが環境に出てきそうです。しかし相変わらずドラゴンには不利なので数を伸ばすかどうかは微妙。
機械ヴァンパイアは相変わらず先攻強い、後攻辛いといった感じ。スレイ軸よりはネレイア軸の方が数を伸ばしそう。
ネクロマンサー
エンネアのアッパーや、悪夢による処理の安定感からトートを起動させやすくなった。束の間によるダメージカットや多量の回復もあるのでドラゴンに対して上手く立ち回ることが出来れば数を伸ばしていきそう。
ビショップ
機械デッキに強化がなかった上に、ヴァンプのスパイダーなど、エイラビショをメタれるカードの登場、安定感を増したリノセウス、機械ネメシスなんかの影響で徐々に数を減らすと予想。
ネメシス
優秀な機械・自然カードの追加により機械ネメシスが数を伸ばしそう。安定感を増したエルフに対抗できるかどうかが課題。
AFにはこれといった強化はなかったがAFをメタるようなカードの追加も無いのでそれなりに戦うことはできそう。
tear1:自然D、AF、リノセウス
tear2:式神、自然W、機械ネメシス、機械V、コントロールV、機械B、ラスワNc、機械R、etc.
※以上はあくまでも予想です。鵜呑みにしすぎないように。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。以上で新カード評価(+新環境予想)を終わりにします。