【MtG】機械次元への愛を語ろうと思う

 世界でもっとも有名なカードゲームであるMagic : the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング)。

 カードゲームとしてのゲーム性の高さは言うまでもありませんが、描かれたイラストやフレイバー、背景世界のストーリー、魅力的なキャラクターや悪役など、カードに表現される世界・世界観も楽しみ方のひとつです。

 1つのセットがだいたい150~300枚程度(旧ブロックでは、それが3つ)あるので、ブロックまるごとアルバムにコレクションしてしまうと、さながら大きな絵本のように楽しむことができます。

 そのマジック・ザ・ギャザリングの数ある世界(次元)の中でも、デザイン、世界観ともに、特に独特なもののひとつが、金属次元ミラディンだと思っています。

 剃刀の平地、水銀海の島、屍気を湛えた沼、溶鉄の山、絡み森。

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 ※カード画像はすべて筆者所有カードのスキャンです。

 さっとカードを眺めてみるだけでも、あらためて独特な雰囲気です。やっぱり、いい。実は、自分がこのミラディンという次元に初めて触れたのは、ミラディンの傷跡ブロックでした。ブロックのテーマそのものは、ファイレクシアとの絶望的な戦いと次元の"完成"だったのですが、そんな中でも、この世界のベースラインに横たわる世界観に心惹かれたのです。

 のちに、これが再訪ブロックであったことを知ってからは、秋葉原のカードショップに通い、古めのストレージの中から旧ミラディンブロックのカードをサルベージして回り、だんだんとコレクションをそろえていきました。

 その結果、というわけでもないのですが、次元全体のファイレクシア化の過程と、結末も含めて、今でもミラディンミラディンの傷跡ブロックは、マジックの中で一番好きで、思い入れのあるブロックになりました。

 最近はマジックのカードを買うことも少なくなり、新しいセットが出たら少しだけカードギャラリーを眺めるだけといった付き合い方になってきていますが、先日、部屋の掃除がてら、久しぶりにアルバムを取り出して眺めてみたところ、当時夢中になって眺めていたカード達と考察していたあれやこれやが甦ってきました。せっかくなので、当時を懐かしみつつ、自分の備忘録がわりに書き留めておこうと思います。

 今はなき機械次元に愛を込めてΦΦΦ

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