1/19の国会前の田村智子さんが素敵すぎる、そして。

ふたたびたむともさんです。この演説は、1月18日の菅首相の施政方針演説を聞いたたむともさんの心の叫びです。素晴らしすぎるのでほぼ前文テキストをつけて投稿したら結構反響がありました。見てくださったみなさまどうもありがとうございます。記録のためここにも残したいと思います。
ちなみに演説の全文は、こちらの日本共産党公式チャンネル内にあります。

昨日、私も本会議場で菅総理のこの演説聞きました。ページ数にすると全部で32ページ。コロナについて語ったのはそのうちの5ページ。たった5ページですよ。そしてポストコロナで、デジタル化だ、国土強靭化だ…一体何の話をしているのかと
菅さんの演説のあと麻生財務大臣、茂木外務大臣、西村経済産業大臣。この演説を聞いていて最後に、西村大臣がGDP今年で4%成長させると。
こういう演説までした時にはもうちょっと怒りで震えて涙がこみ上げてきてしまいました

今日も寒いですけれどもね。年末年始、公園などで相談活動に参加された方この中にも大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。もっと寒かったですね。あの年末、子供連れで食料を受け取りに来る親子がいました。若い方が1時間以上並んで食料を受け取って行きました。
住まいを失い、職を失い、そしてこの寒さに晒されたら、生きる気力がなくなってしまうじゃないのかと私はもうその危機感でいっぱいなんです。

19兆円の第三次補正。この予算規模で補正をやるならば、医療への減収補填できますよ!大規模なPCR検査できますよ!国の予算で事業の皆さんへの補償、これだって大きく踏み出せるでしょう。事業規模に応じた。「補償」という言葉が嫌なら「給付金」でいいですよ。やらせていこうじゃないですか!

休業手当、もっと充分出していく…企業の皆さん、大企業も含めて、もう悲鳴が上がってる。
これに対して渋谷の電光掲示板で私達、生活困窮者に対して情報提供して欲しいって言ったんですけど、なんと渋谷の電光掲示板に西村大臣が登場して「若者に帰りましょう」って呼びかけるってんですよね

使い方が間違ってますよ!だいたいその渋谷で昼間はお店やっていいですよって言われてお店が開いてるんですよね。その時にその渋谷で出てきてる人達に帰りましょうって言ったらお店の皆さんどうしたらいいんですか?何のメッセージを流しているのか

本当に野党も一丸となって、わたくしも政策の担当をしてますので、(立憲民主党の)泉健太さんとも相談しながら、是非組み換えを野党で一致して出して行きたいって思うんですけれども、率直に言ってこの約一年間、いかに政府と与党の扉が重いかということを私たちは何度も何度も痛感をしてきました

その中でもその扉をこじ開けようこじ開けようと一つ一つの制度を作らせたり、持続化給付金の打ち切りっていうのを一旦は止めさせたりと、こういうことも本当にジリジリジリジリとやってきたんですけど、このジリジリではちょっと間に合わない!

いのちと暮らし、守るためには、どうかみなさん一緒にこの重い扉をこじ開けて頂きたいんです。国会を見て欲しいって呼びかけてください。
与党が恥ずかしくなるような、国民の怒りの世論を何としても広げて、共に生きようとそう呼びかけられる政治を皆さん一緒に実現していこうではありませんか

様々な特措法の罰則や感染症法の罰則。これはもう2月の初めに通してしまおうという動きが強まっています。とんでもないですね本当に。補償もなく罰則で店を閉じろというのか

そして感染症法でいえば、ハンセン病などの反省で感染症法には前文があるんですよ。患者を差別してはダメだ、人権侵害してはダメだ、これが歴史的な教訓です
感染した人を保護する。その権利を擁護する。それがこんなに求められてる時に、積極的疫学調査、あなたは誰と誰と会いましたか。嘘ついたら刑事罰だ、懲役だ、罰金だ…こんなことになったら本当に…時給で働いてる方、だって陽性となって二週間待機しろって言われたら、生活できなくなっちゃうんですよ!

どうやって生活保障し「陽性になっても必ずあなたを守ります」っていう政治が一番求められているんじゃないでしょうか
罰則で分断を作らせない。協力と社会的連帯こそが新型コロナに打ち克つ道だと、このこと皆さんどうか世論を広めていただきたい。

私たちも全力で頑張ることを申し上げましてご挨拶といたします。どうもありがとうございました


演説は以上です。どうですか、こんなに国民の立場になって、心からの叫びを言葉にして伝えられる議員さんは何人もいないと思います。これをみた方々からの感想も、たむともさんに総理になってほしいとか、共産党に与党になってほしいとか、さまざまでした。

さらに1月21日、衆議院本会議の代表質問で志位さんがオリンピック中止について発言しました。それをみて「賛成!」ってツイートしたんです。そしたらこのツイートは、動画や画像もなにもないのに1万いいねと3800RTをいただき、インプレッションは50万を超えるというわたし史上初の数字を叩き出し、(コメントから察するに)普段共産党を支持していない方々からも極めて好意的に受け止められたのです。これにはめちゃくちゃ驚きました…

日本共産党の良さが伝わってきた!総選挙たのしみだな!と思いますか?でもちょっと甘いかも。というのも寄せられたコメントの中には、共産党はいいこといってて支持したいけど党名が…や、党名を変えたらいいんじゃない?というようなご意見も数多くありました。実はこれはわたしが今一番考えていること。こう書いてくださった方々は、けっして貶すつもりではなく、良かれと思って書いてくれたと理解しています。去年まで同じ意見だったからです。

わたしは、党名を変えたらいいとは思っていません。でも、党名は絶対変えない!変えちゃだめ!と言い続けるのも足りないと思います。大事なことは、これだけ国民の意見を尊重する日本共産党が、党名だけはかたくなに変えない理由、なぜそこまで大切に守るのかという理由を根気強く説明し、その疑問を解きほぐすことなんじゃないかな…
この、いわゆる「党名問題(と勝手に名付ける)」を解決すれば、いっきに日本共産党の支持率はUPするんじゃないかなと思います。だってどこをどう切り取ってみても党の政策は、日本の現在だけでなく未来も見据えた、幅広く論理的であたたかいものだから。

むしろ潜在的な支持率はかなり高いと思うんですよ。邪魔しているのはたぶんその誤解させられたイメージによる偏見だと思います。だからわたしは今年、できる限りの努力をして、これをちょっとでも解決するよう働きたいと思います!ではまたー!

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